ビンボー神
行政の窓口に生活支援の相談に乗ってくれる所がある。
小生の住んでいるところは閑静な住宅街なので、貧困は見えない。だけど街の行くところへ行けばこの窓口には「その日のおカネが無い」人が殺到している。そんなところを紹介されていっとき隣町のそこのデイサービス(無料)へ行っていた時期がある。
でそのデイサービスを利用しているおじいさんがいるのだけどいきなり開口一番「カネが無い」と。聞けばこの窓口を利用する為に近所の中古マンションを購入して移り住んだそうで。
どうやら子供もいるそうだけどバツイチ。
聞けばおじいさんは旧帝大卒だそうで就職もきちんとしたそうだ。エリートだ。小生は話好きなので興味本位というかユングなので学習を兼ねてインタビューなんかをしてみた。
「学生時代、奨学金を借りていたけど友人にカネが無いとは言えなかった・・・」とのこと。カネが無いと判ると人は去って行きがちだ。あまつさえ借金。マイナスだ。だけどイマドキは二人に一人が奨学金を借りる時世。どれだけの人がおじいさんと同じような境遇にいるのだろうか。
っていうか、、全国を見てみると給付型奨学金の少なさよ。奨学金と言うより教育ローンじゃね?って感じる程、奨学金というモノは一般的には返さなくてはならない。
でそんな批判は置いといて、不思議なのはおじいさんに「カネが無い」のが一生付きまとっているように見えたからだ。いくら奨学金を借りていても旧帝大卒のエリート。長年大企業に勤めていたのに借金を返すチャンスは無かったのかなと素朴な疑問が湧いている。
貧乏神に取り憑かれているのかな?
とか思うんだけど、現在施設入所の母の知り合いの大金持ちの知り合いのダンナ様(故人)も退職するまで奨学金の返済は続いていたとも聞く。どういうカラクリになっているんだろう?
借りたものは火急的かつ速やかにさっさと返しましょうよ。。。