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自殺マニア
もう20年も前になる。いやそれ以上前か。さぱりという3Dチャットサイトに毎晩テレホーダイを契約して入り浸っていた。さぱりの詳細はwikiにあります。現在は仮想空間が時々話題になっているけど、アナログモデム(と言ってイマドキの人々に解るかどうか・・・テレホーダイも通じるだろうか)で通信をしていた頃から3D仮想空間はあった。
不特定多数の人間が3Dサイトに集う。今で言うとニコッとタウンのタウン内のチャットのような。そこではなかなか居心地のいい場所を見つけるのは難しい。まず気の合った仲間を探さなければいけないし、特定の場所には荒らしも来るし、派閥を作ってのし歩いている人達もいるし。
ゆるーく過ごせる場所と仲間を見つけた。ポツンと夜一人でワールドのある地点に立っているとやがて誰かがやって来て挨拶をしてくれる。会話が始まる。
を繰り返して小生にも3Dサイトでそこそこの仲間が出来上がっていた。
やがて、その中のネガティブな女の子の一人が「死ぬ」とか言い出した。
「死ぬ」とか「死ね」という言葉は取り扱いが難しい。ネットに溢れる「死ね」という言葉は大嫌いだ。横道に逸れるが「死ね」と言うなら殺しに来い。と思う。無責任な放言。
その子とのやりとりの中で「生活保護でも受けてみなよ」「そこまで落ちたくないよぉ」ドクターキリコの事件の頃だ。これも何年前だ^^;小生なら迷わず生活保護を受けると思う。生活保護者を見下す人は生活保護を受ける事は出来ない。原因はプライドというものだろう。
その頃小生はリアルな話で、とある人を昔のよしみのとある案件で手伝っていた。フリースクールのような不登校の児童や若者を更生させる案件の文字起こし。当時まだあったワープロにテープに吹き込んだ文章を落とす。
その中に
止めてほしくて自傷を繰り返す若者がいた。止めてもらって嬉しいからまたリストカットをする。小生も病んでいるけど、完全に病んでいる。頭に浮かんだ言葉が
自殺マニア
死ぬ、死ぬと言って止めてもらいたい。究極のかまってちゃんだ。
その時思った事「本当に死にたい人は黙って逝くんだよな・・・」。。。
本当に死にたい人は 他人にその事を言わないと思う。
「死ななきゃならん」ならば役所に相談に行くと良い。