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スピリチュアルな体験

これまでスピリチュアルな何かなのか、一瞥体験のたぐいなのかわからないけど、なにか不思議な導かれ感は数ある。

当時は不思議なこともあるものだとか、ちょっと疲れているせいかもしれないとか、思考の声にかき消されてなかったことにしていたけれど、スピリチュアル的なエピソードをいくつか思い出したので、書いておこうと思う。


①右側やや上空から「みずから光れ」という声


その当時、自分でも明らかに今の自分はちょっとおかしいんじゃないかと気づくくらい、悩みすぎて病んでいた。

暗雲渦巻くとはこのことで、頭の中には将来の不安がグルグルと、それこそ暗黒の空にでかいグレーの雲が集まってきてもくもくと渦巻くように空を覆っていく。

とにかく今の状況を何とかしなくては、このままではいけない、こんな自分のまま生きていけるか不安、まさに「怖れ」の感情がどこからともなく現れて自分自身を覆っていく、埋もれていくような感覚。

家にいても道を歩いてても、その恐怖心にとりつかれたまま。思考の雲に覆われると、それ以外なにも考えられなくなる。

そんな状況の毎日で、ある時の帰宅途中、いつものように頭の中はもやもやでいっぱい。出かけていてもずっと同じことを考えていた。

「何とかしなれば」「あれをやらなくては」「こうでなければならない」「こうあるべきなのにできない」「もっともっと」「死ぬほど頑張らなくては」…。

今思うとロクでもない。でも当時の頭の中はネガティブな感情でいつも胸が苦しかった。

「もうダメだ、本当に自分の人生はここまでなのかも知れない、もう生きる意味がわからない」と思ったときだった。

「みずから光れ」

右側のやや上空あたりから声がしたような気がした。

これまでの思考のパターンとは違い、ふと入ってきた感じの声だった。よくわからないけど、とりあえずポジティブな声。これは何だろう?とネットで色々検索して、守護霊とかハイヤーセルフだとかライトワーカーとかの言葉にたどり着く。

以来、ちょっとゆるんでる時にふと、こういう一言メッセージのような声が聞こえることがある。そしてそれはいつも右側やや上空あたりから。


②音声が意味をもたない瞬間


これは、以前いた会社に在職中のころのできごとだった。そのころとにかく忙しくて、その日中にこなさなければいけない仕事が山積みだった。就業時間が過ぎるころ、ふと目の前の席の二人が会話している姿が目に入った。

でも、不思議なことにその声(音声)が聞こえているのに意味を持っていないことに気づく。声を出してパクパクしているのに、なにを言っているのかわからない。

そのうち、私の視線に気づいた一人が「な、そう思うでしょう」と声をかけてきたときに不意に我に帰った。それまでの会話の内容は全くわからないけど。

じつは同じように文字が意味をもたない瞬間がそのころ何度かあった。読めるけど、そこに意味はない。ただ、文字が書かれている、それだけ。

例えるなら千と千尋の神かくしで、名前の文字が浮かんで飛んでいっているみたいな感覚。

この時は疲れていて左脳がやばいと思っただけ。今思うと一瞥の一種かもしれない。


③見ているものは二次元だった


バシャールとかアシュタールとか、別次元の宇宙人?のメッセージを発信している人の動画をよく見ていたころ。

次元そのものについて考えていた。次元というのはひとつ上の階層からしか確認できないという。四次元にいたなら三次元を見て、三次元にいたなら二次元を見るということ。

当然、私たちは三次元を見ているのだから自分自身は四次元にいる。と思っていた。が、ある時不意に、そう壁にかかった時計を確認しようとしたときに不意に「あ、二次元だここ」と思った。

近くまでいって触れば奥行きとか確認できるけど、見ているものは二次元だ、と感覚的にわかった。

もしも四次元にいるのであれば、視点はそこらじゅうに偏在していて、多方向から同時に全てを確認できるはず。

ゲームの画面と同じに、奥行きがあるようで実際には「絵」として存在するだけ。

そうかやっぱり人間は三次元にいるのだ、なあんだ、ちぇっと思ったのを覚えている。

バシャールとかの高次元存在というのが、この次元に姿を表せないのも納得できる。もしも現れたとしてもスキャンした一部のように、なにが何だかわからない形で毎回登場するのだろう、おそらく。だから実態はつかめるわけがない。


④引き寄せ(引き寄せられ)の法則


見ているものは二次元だけど存在しているのは三次元なこの世界。

人間も物質界に暮らす以上、当然のごとく物質であって、物質であるからには自然や宇宙の摂理によって影響を受ける。

物理法則では物質には全て周波数があり、ものは素粒子まで分解することができる。

そしてその周波数(波動ともいう)は、上から下へ流れ、強いものに引き込まれるようだ。そして波の細かさ(波長)によって似たものが引き寄せられて共鳴するというわけだ。

ということは、よく言われている引き寄せの法則は、似た周波数に共振するのだから当然ありうる。

しかし逆を言えば、引き寄せるだけではなく、自分自身が引き寄せられる場合だってあるわけだ。

星の運行や天気や、エネルギーの強い場所や、強いひとにはのところに、引き寄せるのではなくて、引き寄せられている場合がある。

そういう意味では、今この状況は一部は確かに現実創造ともとれるし、一部は非二元でいうところの自由意志はないとも解釈できる。

この辺はもう少し腑に落としてから記事にしたい。

というか思いつきで書いているので、続きはいつになるのかわからないけど(笑)


◆イラストは、昭和中期の少女イラストを描いてみたくて、図書館で中原淳一と、内藤ルネと、岩崎ちひろの画集を借りてきて参考にして練習しているところ。

インテリアもファッションもイラストも音楽も、なぜかミッドセンチュリーが好きなのです。











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