チョコボGP発売おめでとう!…でも。


はじめまして、エシャと申します!

今日はずっとずっと楽しみにしていたチョコボGPの発売日👏✨ということで、やってみた感想…というよりも愚痴を書いていきたいと思います。

気持ちの行き場がなくなってしまいこのままだとSNSに垂れ流してしまう…。ここで全文消化させていただきます。本当に独り言ですので、もし目を通していただいた方はどうか気を悪くされないでくださいね🙇‍♀️

大前提として私はFFシリーズが大好きです!その中でもFFⅨが推し作品、なので、愚痴はFFⅨをベースに書いています。


これは私の感覚なんですが、

操作性   ★★★☆☆
キャラデザ ★★★★★
ステージ  ★★★★☆
音楽    ★★★★★
システム  ★★☆☆☆
ストーリー ★☆☆☆☆

ざっとこんな感じでしょうか?


【操作性】★★★☆☆
これはやはりマリオカートの存在が大きいですね。私は64、GC、Switchのマリオカートシリーズの経験者ですが、やはり比べてしまうと大差です。同じ感覚でやろうとするとドリフトできなかったり、ちょっとクセのある操作性だと感じました。ただ、何戦か繰り返しプレイしたらあまり気にならなくなる程度だと思います。

【キャラデザ】★★★★★
これは文句なし!可愛い!!チョコボシリーズのキャラクターがもりもり出てきます。喋るし、操作できるし。あと私は板鼻さんの描くチョコボが好きということも要因だとは思いますが…。それとFFⅨのキャラ、ビビとスタイナーが原作に忠実なデザインで起用されていて、もう感動、好き。

【ステージ】★★★★☆
原作のデザインを上手く組み込んでいて、レース中完全に観光気分になってしまいました笑スタイナー思い出の鳥籠(牢屋)、プリマビスタ…、見渡せば見渡すほどテンションが上がります!ただ、ちょっとステージの数が少ないんです。これからのアップデートで増えたらいいなぁという期待も込めて!!

【音楽】★★★★★
いやもうね、最高!!岩崎さんとても良い仕事をされています。レース仕様のアレンジと、ストーリーの合間に流れるそれぞれのキャラの曲もいい味出てました。FFCCシリーズやチョコボレーシングにも関わられていた方だったと思うので、安心感!

【システム】★★☆☆☆
うーん。買い切りだけどソシャゲ感。例えば今だとクラウドとマシン、頑張れば無料で手に入るよって言われてるけど現実的に難しい人もいるんじゃないかな…?その他チョコボの着せ替えも石の消化、もちろん追加コンテンツとして課金はありだけど、課金ありきのような印象が強いです。

【ストーリー】★☆☆☆☆
このゲームの評価や価値を急降下させている元凶。なんでこのストーリーを採用したの…??★1もあげたくないレベルです。

ストーリーの主な流れとしては、
「とあるレースで勝つと願いを叶えてくれると聞いて、それぞれのキャラクターは願いを胸にレースに参加することにー…」

ざっくり言うとそんな感じ。

その流れはいいんです。
中身が、やばい。

この先ネタバレ注意です。気をつけて↓


最初の方にも書いたのですが、私はFFⅨのファンです。元々はこのゲームに出るビビとスタイナー目当てでゲームを購入したくらいです。その辺りの鬱憤を晴らすため、ストーリー第5章から抜粋して書いていきたいと思います。

第5章『気弱な黒魔道士とガンコな騎士』

劇を観ようとアレクサンドリアに訪れていたビビ、ところがチケットが偽物と判明し、プルート隊隊長であるスタイナーに「偽物を使おうとしたのも犯罪だ」と問い詰められ、お縄になる寸前にチョコボたちに止められるところから始まります。

おい待て、確かにスタイナーは堅物だし融通は利かないけど…スタイナーに、ビビへこんなことを言わせてしまうの?

原作では、序盤からスタイナーはビビに対して魔法に感心してリスペクトの姿勢を示します。しかもコラボ技「魔法剣」まで提案するくらいに。
そんなスタイナーにこのようなセリフを言わせてしまう…心が痛んだポイントその1。

そんなこんなでチョコボたちは、ビビを離すようスタイナーにお願いをするのですが、身の潔白を証明しろの一点張り。身の潔白の証明方法は…もちろんレースです。

そして要らんツッコミも挟まってきます。
このゲームのストーリー、こういうツッコミがあらゆる場面に散りばめられています。ほぼメタ発言…。

なんやかんやでレースに勝つと、ビビは解放されます。よかったね、ビビ…_(:3」∠)_
見ず知らずの輩に王国の騎士が負けた、そんな様子をみた、とある人が使いをよこします。

なんとあのブラネ様がバハムートを使役、バハムートもいいように使われているようです。原作では確かにガーネットからバハムートを引き剥がして一時的に使役するのですが…そんな冗談かませる雰囲気のシーンではありませんけど。

またなんやかんやでレースして勝つと、「レースを観てブラネ様もご機嫌」だとバハムートは言います。チャンバラが連想されるようにできているようですが、力技過ぎませんか…?

さて、ここからが問題のシーン。
そして、私が落胆と怒りでいっぱいになったところです。

レース後、ビビはチョコボたちから願いを叶えてくれるレースについて聞くことになります。それを聞いたビビは「ボクも参加したい」と参加の意思を伝えます。

シロマは、叶えたいお願いがあるのかと、ビビに問います。するとビビはこう言います。

待て。待て待て待て待て!!!そんなの、絶対に許されない…冗談に組み込んでいいセリフじゃないんです。

FFⅨは生きてる意味を探すのが最大のテーマです。ビビは人よりも寿命が短く、早くに"止まってしまう"、要は死が近いと知ってもなお、生きるという意味を探し、求めながら冒険を続けるのです。
確かにビビももっと生きたいと願ったはず、だから"止まらない"方法があるならば求めたかもしれません。
でも違う、そのセリフはとても大事なものなんだ。旅の末、出会いや別れを繰り返して「覚えてくれている人がいれば生命は続くんだ」と答えを出し、自分の子供たちにも自分のことを伝えて、その後に"止まる"というFFⅨの大事なシーンなんです。
それを、こんなツッコミの糧にされるだなんて…心外です。

ビビはそんな様子で悪ノリした大人たちに弄ばれる始末なのですが…

この後のスタイナーもやばいです。

ブラネ様に呼び出されたスタイナー、何があったのかは定かではありませんが、何か思い悩んでいるようです。

これも原作でのスタイナーのテーマで、今まで騎士として命令のまま動いてきたスタイナーが、道中悩み、自分で考え行動するということを知っていくのですが。なんとチョコボGPのスタイナー、他人から答えを聞こうとします。

成長もくそもねぇな( ˙꒳​˙ )
ということで、スタイナーもチョコボ御一行について行くことにするのですが、ここでも問題発言。

そんな簡単にブラネ様裏切っていいのかい…?お前なんとしてでもガーネットをアレクサンドリアに連れ戻そうと奮闘してただろうに…。「ブラネ様がそんなことするはずない」とか言って国に忠誠誓っていたはずなのに…。しかし、それだけではこの他力本願スタイナー、終わりません。スタイナーが国を不在にしている間はどうするのか聞かれると、

国ごと部下とベアトリクスに放り投げる始末。ベアトリクスへの信頼からの発言であればいいと思うけど、これは違うよね…?

そんな感じです。
原作の尊厳の壊し方が下品すぎる。

他にもまだまだいっぱいあるんです。
ギルガメッシュに対してチョコボ一行が毎章「誰?」と小学生レベルのいじり(ここまでくるとイジメ)を繰り返したり、ティナが原作のセリフbotと化していたり。

正直、作品愛とキャラ愛が強い方はストーリーは真面目に観ない方がいいです。辛いです。


長くなりましたが、私の鬱憤は以上です。
読んでいただいた方がいるのなら、ありがとうございました!
レース自体はとても楽しいので、しばらくプレイはしてみようと思っています!

では、またお会いしないことを祈って…。😌

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