【無料版・DIOTI】Move-To-Earnは主流になるか?「STEPN」についての見解
会長の宮内です。
Move-To-Earnの代表格「STEPN」がバイナンスラボ(バイナンスのVC)から戦略的投資を受けると伺い自分自身の見解をお話ししようと思います。
なお本記事に掲載する情報はファイナンシャルアドバイスではありません。いかなる損益についても責任は一切追いませんのでご了承ください。
1.Move-To-Earnが長期的に一番資本が集まる分野になるとは考えない
最初に結論を言わせて貰うと、
①Web3の中では安定的な地位を確立するが、一番資本が集まる分野になるとは考えていない
②安定的にシェアを拡大していく。
③Web3に関心をもたない層との橋渡しになる
これが私の結論です。
2.理由
そもそも「Move-To-Earn」とは運動して稼ぐ仕組みの総称で、2022年4月8日現在最も有望視されているのは歩いた距離と速度に応じて報酬を得ることができる「STEPN」。
アイデアがとても面白く、オンラインとオフラインを繋ぐ「ニアライン」的な仕組みです。このアイデアは多くの人が興味を持つと思いますが、私が「Web3で一番資本が集まる分野になるとは考えていない」というのには理由があります。
それは「人間の体力には限界がある」。シンプルにこれです。
個人差はあると思いますが、一日中ランニングするわけにはいきませんし、逆にほぼ丸一日オンラインで過ごす時間があると思います。つまりユーザーがサービスを利用する滞在時間が限られると思うのです。
もうひとつの理由は、おそらく安定的に稼ぐ手段として使われるという稼ぐカテゴライズの仕組みです。例えばSTEPNで一気にお金を稼ぐとした場合1kmを全力疾走したらおそらくある程度の資金を稼げるでしょうが、それなら他の仕事をした方が楽ということになるでしょう。
しかし、健康維持のためにも1日の中で必ず少しは運動する時間を取りたい。だから「隙間時間に稼ぐ」ために使用されるかなと思います。
またここで得たユーティリティトークン・GST(グリーンサトシトークン)とガバナンストークン・GMT(グリーンメタバーストークン)を稼いで安定資産に換金する動きがあれば売り圧力にもなります。
現在の社会情勢を鑑みて、先日お伝えした米国金利の上昇を見ても今からすぐに市況がリスクオンに傾く期待値は低いため、稼いだ資金を法定通貨や他のコインに換金する動きも出るでしょう。(米国金利についての分析はこちら→)https://note.com/ecfjapan/n/n1c9c5bede2f9
私自身はSTEPNに現在投資していません。
しかし、注目されているのは確かですので一気に爆上げということがないとも言えないと思います。特にWeb3は何が起きてもおかしくないですから。
あくまでもフィクションとしてお楽しみ頂けたら嬉しいです!
3.まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
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