【無料版・DIOTI】コモディティ高騰の背景に迫る
会長の宮内です。
FAO「国際連合食糧農業機関」が発表した食料価格指数が2月から12.6%上昇したことを受けて、その背景から相場展望を考えてみようと思います。
こちらの記事でお伝えする内容はファイナンシャルアドバイスではありません。投資は必ず自己責任で行ってください。本記事により生じたいかなる内容による損益についても、筆者及びコミュニティ運営者は一切責任を置いかねますのでご了承ください。
1.食糧価格高騰の背景
食糧価格の上昇において大きな理由となっているのは人口増加です。
食糧(コモディティ)が上昇した背景にはもちろんロシアウクライナ問題があると思いますが、それ以前から「中国による需要拡大や」「Covid-19」「干ばつ」などにより特に穀物類や植物油脂が上昇していました。
米国金利が上がりだしている背景はあるものの、以前コモディティの価格が下落している感触はないのが少し心配なところです。
直近米国金利についての記事はこちら↓
また他にも石油の供給が危ぶまれている背景から、脱炭素化・バイオ燃料へのシフトが話題になったとき穀物類をエネルギーとして用いるか、食糧として用いるかが焦点になったことがあります。
2015年のパリ協定から脱炭素化が加速し、石油に代わるエネルギー代替手段が模索される中新たなエネルギー源として注目されたのがバイオ燃料でした。パリ協定の骨子は産業革命以前からの気温上昇を2度以内に抑えるということ。
仮にこれからバイオ燃料にシフトするスピードが加速すれば、穀物などのコモディティの需要はエネルギー資源としても注目されることになります。
2.ここでもやっぱりWeb3
これら持続可能社会に対して大きく貢献していくと考えているのが「Web3」です。
以前アフリカが金融包摂(地球上のすべての人々が金融サービスの恩恵を受けられるようになること)の観点からもWeb3の最後の聖地になると述べた記事を執筆しました。
現在新たな取り組みとして電通グループなどがSDGsへの取り組みに対してトークン(独自のチェーンを持たない仮想通貨)を支払う実証実験をしており、より複雑な経済網になり安定・分散した資本移動が加速すると共に、社会への貢献度が高い人が改竄できない技術によって適切に報われる社会が実現していく機運が高まっています。
数字で表せることというのは、危機に否が応でも向き合わさせる勇気を私たちに与えてくれます。
これからの社会が、「いいこと」だからESG投資をすると言った風潮から、「いいことだし、きちんと報われる」からESG投資をするという風潮が加速すると考えております。
3.まとめ
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