難しいを乗り越えた先にあるダンスの魅力『SKOOP DANCE STUDIO』
こんにちは!note更新担当のたぬ子です。
昨年度から始まった『EHIME DANCE FESTIVAL』(以下、ダンスフェス)、今年度の開催が決定しました!!
現在、参加団体を絶賛募集中です!(詳しくはこちらから)
ということで、昨年度の参加団体に取材してきました!
6団体目は、世界に通用するダンサーを輩出している本格派ストリートダンススタジオ SKOOP DANCE STUDIO さんです!
インストラクターのTAISUKEさんにお話を伺いました。
ダンススタジオの価値
ーSKOOP DANCE STUDIOさんは、どんな団体ですか。
四国で唯一、長年にわたり直接オリジネーターたちに師事してきた経験・実績・知識のある講師陣が指導する、世界に通用するダンサーを輩出している四国屈指の本格派ストリートダンススタジオです!
ーオリジネーターとは、どのような方なんですか。
HIPHOPダンスをはじめ、各ジャンルのダンスを作った人たちのことです。うちのインストラクターはそれぞれ、そのジャンルを作った人から直接習っています。
―オリジネーターに教えてもらうというのは、重要なんですか。
今の時代、ダンスって習わなくてもできちゃうんです。
YouTubeやSNSの真似をして、踊っている子も多いですし。
でも、ダンスの基礎や成り立ちを知っている人と、知らずに動きだけ真似してる人では、踊った時に全く違うんですよね。
やっぱり上手い人や結果に繋がる人は、そのジャンルをちゃんと知ってるなって思います。
僕は、オリジネーターからしか学べないことって、たくさんあると思っています。
実際、オリジネーターたちが「自分たちが作ったダンスが違った形で広まってることも多くて、元々の形・文化がしっかり広まってほしいな」って言ってたりするんです。
そういう話を聞くと、オリジネーターたちの想いや各ジャンルの文化・背景を大切にして、ちゃんと伝えていきたいなって思います。
2か月に1回開催していたバトル企画も…
ー昨年度、ダンスフェスに参加されてみていかがでしたか。
新型コロナウイルスの影響で、なかなか思うようにイベントの開催や参加ができなかったので、一生懸命練習を頑張ってる生徒たちにとって、日頃の成果を披露する貴重な機会になりました。
―どのぐらいイベント開催や参加ができなかったんですか。
大々的なイベントは、2020年にスタジオ主催の発表会を行なってからは、約1年半くらいできていないですね。
コロナが一旦落ち着いた時に、対策を行いながら生徒が集まれる企画は何度かしたんですけど、それ以外のイベント開催はなかなか難しかったですね。
早く前みたいに、みんなが自由に活動できるようになったらいいなと思っています。
―通常だと、どのぐらいイベントや大会に出場されてるんですか。
うちの生徒たちは、ダンスバトルやコンテストに参加することが多いんですけど、バトルだと個人エントリーなので、毎月どこかのイベントに生徒の誰かが参加してました。
本来であれば、毎年『ニューヨークダンスツアー』を行っていて、現地でのレッスンはもちろん、現地でレッスンを行っていない世界クラスのダンサーたちに特別レッスンをしてもらったり、ニューヨークで開催されるダンスバトルなどに参加しています。
他にも不定期にはなるんですが、2,3ヶ月に1回くらいのペースでオリジネーターをはじめ世界トップクラスの方たちを招いて、ダンスバトルや特別レッスンを企画しています。
レッスン再開後も目標が持てない
―レッスン内容もコロナ前と今とでは、大きく変わっていますか。
今は少しずつコロナ前の形に戻っているんですけど、マスクを着用してのレッスンや人数制限などの、感染防止対策を継続していますね。
スタジオでのレッスンができない時期は、オンラインレッスンをしていたんすけど、オンラインだと映像や音にズレが出てきちゃうんですよ。
ダンスって、コンマ何秒のタイミングで雰囲気やフィーリングが全て変わってしまうので、オンラインでのアドバイスには限界があるなと感じました。
また、コロナが一旦落ち着いてレッスンが再開できても、イベントが少なく目標を作るのが難しいので、生徒のモチベーションを維持するのが大変でした。
特に難しいクラスになればなるほど、練習の内容も複雑になってくるし、僕たちも真剣に指導するので、目標が作れないなかでの練習は生徒たちにとって、なかなかしんどい期間だっただろうなって思います。
そういうのもあって昨年度のダンスフェスは、ありがたい機会でした。
「ダンスフェスに出させてもらうから、練習頑張ろう!!」って目標が決まると、生徒たちのモチベーションも変わってきてやる気になっていました。
更なるステップへの挑戦
―SKOOP DANCE STUDIOさんは、何歳からレッスンに参加できるんですか。
僕が担当させてもらってるんですけど、幼児クラスは3歳からですね。
―幼児クラスでは、どんなレッスンをされてるんですか。
うちのスタジオは、幼児クラスに限らずどのクラスも次のステップを意識したレッスンを行っています。
なので幼児クラスだと、小学生になってからのキッズクラスを見据え、シンプルな動きを音楽に合わせて練習するなど、一人一人がスムーズにレベルアップできるようなレッスンを意識しています。
幼児クラスは年少さんから年長さんまでいるので、年長さんはちっちゃい子のお手本になろうと頑張るし、ちっちゃい子たちはお兄ちゃんお姉ちゃんについて行こうとするんで、良い空間ができてるなって思います。
同じクラスのお友達を意識しながら、協調性なども育ってくれたらいいなと思っています。
―ちっちゃい時から、ちゃんとダンスのレッスンをされるんですね。
”ちっちゃい時こそ”ですね。
子どもたちってなんでも吸収するので、最初こそしっかり教えたいなって思っています。
なので、あえて少し難しいことも教えています。
簡単にできることの方が最初は楽しいとは思うんですけど、そこの楽しさじゃなくて、難しいことができるようになった時の楽しさや、上手くいかないことの楽しさを感じてほしなって思うんですよね。
「できないことがあるって楽しいよねー!」って、いつも生徒に言ってるんですよ(笑)
”瞬間の楽しさ”と”我慢の練習”
―TAISUKEさんは、ダンスのどういうところに魅力を感じますか。
ダンスには、いろんな良さと楽しさがあると思ってるんですよ。
自分の好きな音楽を聴いて感じるままに踊ってる時とか、「こんな感じで踊りたいな」って思ったイメージどおりに踊れた時とか、友達たちとセッションしてダンスで会話できた時とか…。
他にも仲間たちとSHOWCASEを作る時に、流す曲を決めたり、どんなフリを付けるのかとか、お互いのイメージをぶつけ合って完成させていく楽しさもあります。
お互いが本当に引かない時は、喧嘩になっちゃう時もあるんですけど…(笑)
あとは、瞬間瞬間ですね。ダンスの楽しさは瞬間だなって思ってます。
その一瞬の楽しさのためにどれだけ頑張れるかが、大切だなって思います。
ダンスに限らず練習って楽しいことはほぼないし、上手くなろうと思ったら練習量が増える。それに加えて、”できること”が増えたら次の”できないこと”のハードルが今まで以上に高くなってて、それを超えるときには今まで以上に大変。
だから練習や努力って方にフォーカスしていくと、ダンスの楽しさは見つかりにくいなって思うんです。
ても、ダンスの成長って階段みたいに上がっていくから、きついって思いながら練習している横ばいの状態から、ポンっと上達して1段上がれたときにすごい嬉しいし楽しい。
ほんと、この赤線の時ってしんどいんですよ。自分がうまくなっていってる実感が湧かないから。どんだけやっても時間だけかかっちゃって…。
でも練習を続けてると、ふとした時に「あ、これか」ってなるんです。
時間をかけた練習が成果に繋がった経験が1度でもあると、その感覚が楽しくってダンスを辞めれないなって思います。
それにダンスって、大会では他者との勝負になるんですけど、最終的には自分のイメージとの勝負だなって思うんです。
さっき、自分が表現したいように踊れると楽しいって言ったんですけど、逆に踊れない時は自分のイメージに負けてるなって…。
イメージに負けないように練習を重ねて、テクニックはもちろん、どれだけ自分のダンスに気持ちや感覚、雰囲気をのせれるかってことを、常に追い求めていると終わりが無いんですよね。
どこまでも、満足することがない。それも魅力の一つだと思います。
国内外で活躍中のインストラクターが成長をサポート
ーSKOOP DANCE STUDIOさんのアピールポイントを教えてください。
うちのスタジオは、NYで行われた世界大会やマイケルジャクソン、ジェームスブラウンを輩出した名門アポロシアターでの優勝者、入賞者など国内外で活躍するダンサーを輩出しています。
また、代表のNAGATOMOが長年ニューヨークで活動していたので、オリジネーターをはじめ世界トップクラスのダンサーたちとの交流も深く、スタジオに定期的に招いてワークショップなどの指導してもらうなど、これまでの四国に無かった環境を確立しています。
そのため、ストリートダンスを始める方もダンスのスキルアップがしたい方も、初心者から経験者までダンスの成長をサポートする環境が整ったスタジオです。
キッズクラスや一般クラスなどの通常クラスに加え、他にはない育成クラス、強化クラスと充実したカリキュラムもあり、海外、県内外で活躍する講師陣がわかりやすく丁寧に指導しています。
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