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ファミリーコンサート『おんがくdeあそぼ12』 西田美由紀(スタッフ)
こんにちは!note更新担当のたぬ子です。
今年度で12回目を迎えるファミリーコンサート『おんがくdeあそぼ』をご存じですか?
”0才から親子で楽しめるコンサート”をコンセプトに、県内各地でポップスやクラシックなど幅広い内容のコンサートを行っています。
演奏グループは、第1グループから第4グループまであり楽器や内容はグループによって様々です。
今回は、ベビーマッサージ・ベビーサイン教室『ぴーすまいるえひめ』主宰であり、イベントのお手伝いをしていただいている西田美由紀さんに、にお話を伺いました!
赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法
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― 『おんがくdeあそぼ』では、どのようなことを担当されていますか。
会場の設置・受付・お客さまの誘導から、撤去作業までイベント関わる一連の作業をしています。
― では普段は、どのような活動をされていますか。
普段は、ベビーサインとベビーマッサージのインストラクターとして、市内でレッスンや講座をしています。
― お子さんと関わる活動をされているんですね!
ベビーサインやベビーマッサージについて、詳しく教えていただけますか。
まずベビーサインは、まだおしゃべりができない月齢の赤ちゃんと、手話やジェスチャーを使って、コミュニケーションをとる育児方法です。
まだおしゃべりができないだけで、赤ちゃんにも伝えたいという気持ちはあるから、ベビーサインを使えば赤ちゃんと、コミュニケーションがとりやすくなりますよって、お伝えしています。
ベビーマッサージは、赤ちゃんをもみほぐすのではなく、撫でてあげたり、さすってあげたり、親子でふれ合うことで、絆を深めるコミュニケーションの1つだと考えて、活動しています。
― 赤ちゃんがサインを覚えるんですか。
1歳ぐらいになると、多くの赤ちゃんがバイバイできるようになるんですけど。
あれって、周りの人がお別れの時にしているのを見て覚えるから、できるようになるんですよね。
そんな風に、赤ちゃんは見て覚える能力をもっているので、他の言葉も決まった手の動き(サイン)をしながら話しかけてあげれば、言葉とサインを一緒に覚えてくれるんです。
赤ちゃんがサインを覚えてくれれば、手で意思表示をしてくれるようになるので、コミュニケーションがとりやすくなりますね。
― 赤ちゃんが、自分の気持ちをサインで教えてくれると、助かりそうですね。
サインを巧みに使って、気持ちを全部教えてくれるわけではないんですけれども。
”おっぱい”というサインで「おっぱいがほしいよ」とか、”食べる”というサインで「何か食べたいよ」とか、自分の要望を伝えてくれるようになるので、育児が少しは楽になるかなって考えてます。
ベビーサインを教えていただきました
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― おんがくdeあそぼの時に使える、ベビーサインがあれば教えてください。
”おんがく”とか、”楽しい”のサインがいいかもしれませんね。
レッスンでも「お歌うたうよー」って、”おんがく”のサインを使っています。
もし、お子さんが楽器に興味をもっていれば、トランペットを吹くジェスチャーで”ラッパ”とか、ピアノを弾くジェスチャーで”ピアノ”とか、教えてあげることもできますよ。
それぞれのご家庭で赤ちゃんの興味、好みが違うので、お子さんに合わせたサインを使っていただきたいです。
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①口の前で、両手の人差し指を立てる
②指揮をするように、左右へ腕を広げる
①②を繰り返す
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①体の前で、手の平を自分に向けて両手を開く
②上下に動かす
①②を繰り返す
小さなうちから、音楽が大好き
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― ベビーマッサージ中に、音楽はかけられますか。
音楽をかけるというより、童謡を歌いながらマッサージしていますね。
足のマッサージだったら ♪ぞーさん、ぞーさん♪ って、『ぞうさん』を歌っていて。
お腹なら、円を描くように撫でてあげながら ♪でーんでーんむっしむっし、かーたつーむりー♪ って、『かたつむり』を歌っています。
― 他にも、音楽がお子さんに与える影響ってありますか。
ベビーサインもベビーマッサージもなんですけど、私がしゃべっているだけの時間って、赤ちゃん結構ぐずるんですよね。
でも「お歌にするよー、お歌の時間だよー」って言うと、まっすぐ私の方見て聴いていたり、手を叩いたり、体揺らしたり、楽しそうにしてくれるんです。
そういう様子を見ていると、やっぱり音楽って、赤ちゃんの時からみんな大好きなんだなと、すごく感じます。
講師として、お母さんとして
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― ベビーサインやベビーマッサージに、どうやって出会われたんですか。
ベビーマッサージは、資格をとっている方が周りに多くて、気が付いたら知っていたという感じで。
ベビーサインは、協会そのものが2004年にできたので、自分の子どもがちょっとおっきくなってから出会ったんです。
なので、ベビーサインを使った育児はしていません。
でも、赤ちゃんとふれあうお仕事、赤ちゃんと関わる仕事がしたいっていう想いが、すごくあったので、松山でベビーサイン講師の養成講座があると聞いて、「これだ!」とすぐに申し込みました。
それがベビーサインとの出会いです。もう、15年前になりますね。
― 長きにわたって、そういう活動をされている方が会場にいると、親御さんは安心して参加できますね。
そう思っていただけると、嬉しいです。
お手伝いのお話をいただいた時に、お母さん目線でイベントに関われる人に、お願いしたいということだったので、自分で言うのもアレなんですけど「それなら、できるかな」って(笑)
それで、同じようにお母さんをしている人たちに声をかけて、かれこれ10年ぐらいさせていただいています。
気軽に生の音楽を楽しめる場所
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― スタッフとして参加されている西田さんから見て、『おんがくdeあそぼ』はどのようなイベントですか。
曲を聴くだけでよかったら、CDで充分だと思うんですけど。
そうではない、生演奏の心地よさを、小さなうちから感じることができるのは、とてもいいことだなと思います。
お母さん目線からすると、「赤ちゃんには早いかな」とか、「うちの子、1歳でうろうろして、じっと聴くわけないな」とか。
『ファミリーコンサート』って名前が付いていても、不安が先に出てきて、「敷居が高い」っていう風に感じると思うんです。
でも、『おんがくdeあそぼ』は、「赤ちゃんが泣いても、うろうろしてもいい」「会場で、音楽にふれ合って聴いてくれるだけでいい」という、想いで開催されているので、気軽に来ていただけると思います。
生の音楽・生の声を、お子さんとゆっくりと聴けるあの空間が、すごく好きなので、ぜひみんなに来てもらいたい場所です。
申込方法・お問い合わせ先
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6月28日より先着受付開始!!みなさまのご来場お待ちしております。
申込方法
お問い合わせ先
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