Steam で Early Access 後に正式リリースしても思ったよりプレイし直してもらえなかった話
「まだ完成しきってないけど、Steam で Early Access ってことで販売開始して、1年くらい開発して仕上げて正式版にしよう!」と思って販売開始したことはないでしょうか。数年前の私がそうです。
何が起きたかと言うと、未完成の Early Access 版を遊んだプレイヤーは、正式版がリリースされても遊び直してくれず、未完成バージョンを遊んだ記憶を抱えたままになったのでは? ということです。
これは「お前が作ったゲームが楽しくなかったから遊び直してもらえなかったんじゃないの?」と言われば「そうだよ!(怒り)」と逆ギレするしかなくなり、そう捉えると心が苦しくなるので「そういう傾向がある」ということにしたいと思います。
実例を挙げると、Diplomacy is Not an Option というゲームがあり、これは Early Access で販売を開始して、それから Steam 実績を追加して、それから正式リリースに至ったのですが、ストーリーの最初のステージで取得できる実績の達成率が 35% です。
Steam の実績はゲームを起動しないと取得割合の計算に含まれないので、本来なら最初に取れる実績の達成率は 90% から 80% になるはずで、そうなってないのは「Steam 実績が追加され、正式リリース後に遊び直してる人が少ない」と言えると思います。
はい、なんというか、そういう傾向はあるんですよね。
今、私が作っているゲームも半年後くらいに Early Access で販売開始する予定ですが、可能な限り完成版にしてから発売したいなと思います。