【コラボ事例紹介】東京富士大学様「春休みインターンシップ準備講座」
年々早くなっている就職対策。内定を得ることがゴールではないと言いつつも、やはり内定獲得のための表面的な就職対策が横行している現状も見受けられます。
私たちエン人材教育財団が提供している、大学生向けキャリア支援プログラム「en Career Creation Lab. (ECCL)」は、就職活動において「内定を得ること」をゴールとせず、社会で必要となる仕事価値観について考え、学生が自分の「なりたい姿」を描き1歩踏み出すことを目的にしたプログラム!
このコンセプトにご共感頂いて、2019年12月、東京富士大学キャリア支援部様と就職活動の一歩目である大学2年生向け「春休みインターンシップ準備講座」にてコラボさせて頂きました。
今回のコラボは、同年10月、1年生向けに実施した「自己発見講座」に続く2回目です。
「なりたい姿」って何だろう?
みなさんは、何のために就活をすると思いますか?
ECCLでは、就活は「なりたい姿」になるための環境を選ぶ手段だと伝えています。そうすると、当たり前ですが、自分の「なりたい姿」がわからないと、どんな環境を選べばいいかわからなくなってしまう。
そのため、今回のインターシップ準備講座でも、まずは自分の「なりたい姿」を考えることから始めました。
しかし、大学2年生の段階で「なりたい姿」を言語化できる人は僅か!そう、考えるにはステップが必要なんです。この一連が自己理解になります!
・自分は過去にどんな行動をしているのか?
・その行動を引き起こした背景には何があるのか?(気質、能力、価値観、志向)
これがわかってくることによって、「なりたい姿」を考えられるようになります。
このように、「なりたい姿」を明確にしていくポイントを伝え、実際に参加学生にも考えてもらいました。
実際に学生から出てきた「なりたい姿」
では少し、参加学生からでてきた「なりたい姿」をご紹介します。
こうして見てみると、まだまだ明確な職業等が決まっている人は少ない様子。でも、何かしら「なりたい姿」が書けているということは、この後の大学生活に良い影響を及ぼすはずです。
心理学用語で「カラーバス効果」というものもありますが、人間は何か特定のものを意識することで、今まで見えていなかったものが見えるようになります。そのため、上記のように「なりたい姿」に意識が向くことで、自然とその姿に近づくための情報がどんどん学生たちに入ってくるようになるでしょう。
「大学2年生だから、まだ将来のことはわからない」と後回しにするのではなく、ほんの少しでも考える機会を持ち、現時点での「なりたい姿」を定めることで、学生たちの目標は日々の生活の中で磨かれていくことになります。
社会人としての「なりたい姿」
「なりたい姿」は、自分視点だけではダメ。
講座では、社会人としての「なりたい姿」を考えるのに重要な『誰に対してどんな仕事で役に立ちたいか?』というキークエスチョンもお伝えさせて頂きました。
社会人とは、その仕事に対してお金を払ってくれる人がいるから報酬をいただくことができます。それはつまり、その仕事が、誰かの役に立っているという証です。
働くことは、誰かの役に立つことだと改めて理解した学生たちは、『誰に対してどんな仕事で役に立ちたいか?』という問いをしっかり受け止めてくれていました。
「なりたい姿」になるための環境に近づく1歩目、インターシップ!
2年生のみなさんは、今年度の春休み頃からインターンシップに参加していくことになります。社会にはどんな仕事があるのか?どんな会社があるのか?を知るだけでなく、しっかり肌で感じて、自分の「なりたい姿」にフィットする就職先を選んでいってほしいと思います。
加えて、忘れてほしくないこの問い:『誰に対してどんな仕事で役に立ちたいか?』
今回講座に参加してくれたみなさんは、これから色々なインターンを体験していくことでしょう。私たちエン人材教育財団としても、学生がこの問いに向き合いながら、納得のいくキャリア選択をしていってもらえるように、これからも東京富士大学様はじめ、様々な大学と協働しながら、学生のキャリア支援をしていければと思います。
本件に関するお問い合わせ
当財団は、無償でキャリア支援講座をご提供させて頂いております。
もしご興味のある高校・大学関係者の皆様は、お気軽に下記お問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。
===================================
一般財団法人エン人材教育財団 お問い合わせフォーム
https://en-hec.or.jp/contact.html
===================================