社会人インタビュー#1【後編】
こんにちは!学生記者の長嶋です!
今回は、フリーランスとしてお仕事をされている高越さんにお話しを伺ってきました!
「やろうと思ったことを徹底的にやる!」と語る高越さん。
やさしい笑顔からは想像を超える人生への熱い想いが伝わってきました。
前半の記事はこちらから
その瞬間の「これやりたい!」に本気で向き合い続ける
—組織と個人の両方でお仕事された経験があるからこそですね!自分がやりたいと思ったことに対して、ストイックに向き合えるようになったきっかけは何かありましたか?
高越さん:大学選びが、一つのきっかけになっていると思います。当時は、家族が円満になるように良い子を演じてきたので、あまり自分の意見もありませんでした。
だから、大学も指定校推薦で、たまたま行ける学校を意志もなく選んでしまったんです。でも選択した後ですごく後悔しました。
その時に、これからは自分で意志を持って生きる人間になりたい、やろうと思ったことを徹底的にやろうと決意しました。
あとは、昨年父が他界したこともあり、いつか人は死ぬと思ったときに、悔いのない決断や時間の使い方をしたいと、改めて感じるようになりました。やりたいことは変わってもいいから、自分の気持ちに正直に向き合い続ける人生にしたいと思っています。
―私自身は、ただ自分がやりたい、成長したいというところにしか意識が及んでいなくて。高越さんのように、自分のやりたいことが相手のためになっているって社会人として理想の働き方だなと思うんですけど、学生時代からそういう意識はあったんですか?
高越さん:私も学生時代にはそういう意識はあまりなくて、自分がやりたいことをただ突き詰めてやっていました。
でも、会社に入って仕事をしたときに、自分がやりたいと思ってやったことに対して、喜んでくれるお客さんがいることがすごく嬉しいんだと実感したんです。
自分のやっていることが、本当に困っている誰かのためになったときの感動は全然違うなって。
そのときに、お金は相手からの感謝の指標のひとつなんだということが腑に落ちました。ビジネスという目に見える形で感謝を感じられることは、すごくいい仕組みだと思えるようになりました。
自分がどう生きたいかは、誰も反論できない
―将来こうなりたい!みたいな理想はありますか?
高越さん:これからも自分が掲げたことに向き合い続ける自分でいたいという思いは強くあります。やりたいことや興味のあることは、置かれた状況が変化したり、自分のできることが増えれば、絶対に変わると思うんです。
でも「どういう自分でありたいか」は、なかなか変わりません。やりたいことは変わってもよいので、その時々で「これがやりたい」という気持ちに正直に向き合い続けたいです。
―最後に学生の皆さんに向けて、メッセージを頂きたいです!
高越さん:「こうした方がいいんだろうな」という世の中的な風潮は今もあると思っています。当時、私も感じていたんですけど、周りがいろいろ言ってきても、結局最後は誰も責任をとってくれないと思うんですよね。
だから、これをやりたいと思うものがあるなら、そっちに行った方が、自分の人生の満足度は高い気がします。
自分がこう生きたいということには誰も反論できないと思うので、完璧にこだわりすぎず、こっちだなと思ったらそっちに決めるという自分の決断を大事にしてほしいなと思います!
一見外れたような道に行ったと感じても、なんとかなるし、近くで見てくれているひとは必ずいます!
—高越さん、ありがとうございました!
編集後記
<印象に残ったフレーズ>
『自分がこう生きたいということに対しては誰も反論できない』
今回、私が一番感じたことは、今この瞬間に感じている「自分はこれをやりたい」という気持ちに素直でいていい、それを突き進んでやっていいということです。
今までは「自分が何をしたいか」ばかりで「それが誰のために、どのように役に立つのか」という社会人に必要な視点を持てない課題意識がありました。
でも今回「自分のやりたい!」を徹底的に貫き「誰かのため」をビジネスで実現する高越さんとお会いし、「自分のやりたいこと」をやり抜くことも一つの自分の強みであること、また誰かのためになるビジネスの仕組みを作るために企業に就職して、そのスキルを身に就けるという考え方を持ってよいことに気づきました。
これからは「自分のやりたいこと」や「実現したい夢」を本当に実行するために必要なスキルを身に着けたいと思いました。残りの大学生活や社会人になってからもいろいろなことに挑戦したいです!
前半の記事はこちらから
・埋もれている良いサービスや人を広めたい【前半】
・仕事として、やりたいことvsやるべきこと【前半】