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パワハラ退職の心残り

ちょうど1年前に『介護職初任者研修』という資格を取りアラカン未経験にして飛び込んだ訪問介護のパート。

まだ1年も経っていないのにパワハラゆえ今月末で退職(退職理由は"家庭の事情"にしておきました)、来月から違う事業所で働きます。

メンタルかなり追い込まれましたが⬇️

なんとか無事に退職できそうです。

そして…

退職まであと少し!という今になって痛切に感じるのは、ご利用者さんたちとのお別れが
辛いということ。

事業所が変われば当然今のご利用者さんたちともお別れです。

介護職に入る前に読んだパンフレットなどで、
ご利用者さんから『ありがとう』と言われるのが嬉しい、やりがいだと多くのヘルパーさんが語っておられました。

実際に仕事をしてみて…

『ありがとう』と言われなくても、最初はお宅に上がらせていただくのも拒否気味だった方が、
帰り際に満面の笑顔で『気をつけてね!』と言ってくださる、それだけで本当に嬉しくほっこりと心が暖かくなります。

ある認知症の方は、今と昔を行ったり来たりしながら穏やかに過ごしていらっしゃいます。

病気のためお身体がなかなか動かない80代半ばの男性が『あなたが来てくれたから、元気が出たよ。』とおっしゃってくださったり。

若くて、健康であっても生きることは大変です。
高齢になって、介護認定を受けられた人生の先輩方がなお一生懸命生きておられる姿は、本当に美しく尊いものだと感じます。

本当は
もっとずっと
今のご利用者さんたちを見守らせて
いただきたかった。
1年も経たずに去ってしまう申し訳なさで
いっぱいです。

そして…私を娘のように可愛がってくださったご利用者さんたちに感謝でいっぱいです。
どうかここで出会ったご利用者さんたちが、これからも幸いな人生を歩まれますように、神さま、お守りください。

そしてまた次の職場で新しく出会うご利用者さんたちも、良い方々でありますように。




No.6

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