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クソ真面目でもバカ正直でも、それが私だからこれでいっか

ここ最近ほとんどちゃんとした休みがないまま1ヶ月近く働いています。

それでも嫌だなあとか、働きたくないなあとか思わないのは、自分が自分の好きな仕事をして、ちゃんと稼いでいる実感があるから。

こういう風に感じると、私は本当に会社を辞めてよかったなと思います。

でもそれでもちゃんと疲れるわけで。


ある、「いやー、結構疲れたなあ今日は…」と思いながら家路についている夕方に、冒頭のツイートを見てなるほどなあと思った。

私はどちらかといえば「クソ」がつく真面目。

そしてバカ正直な方ではないかと思う。

仕事は好きだし、自分のできることで誰かを幸せにできると思えるようになってきたけど、できる限り自分の目の届く範囲で私がやりたいと言う思いがあって、今みたいな働き方になっているところがある。

「きっとツイートをした人が見たら、『バカだなあ、誰かに任せたらいいじゃない。仕組み化したらいいじゃない』って思われるんだろうなあ」と思いながらツイートを見つめて、なんとなく忘れられないでいたんだけど、さっき、樹木希林さんの言葉を見て、「私は私だもんな」と思った。


希林さんはマネージャーはつけず、全て自分で調整して、現場へも自分で行って、「自分のことは自分でする」という、タレントさんや女優さんとしては珍しいタイプ。

きっと他の人からしたら「どなたかに任せたらいいじゃないですか」という感じだったのではないかなと思う。その方が稼げるものもあったろうし、楽になるものもあったろうと思うから。

でもそれでもきっと、希林さんは長い人生の中で「私はこれくらいでいいわ」と思う時期があったのではないかなと感じる。

マネージャーがいた時期もいない時期も、他の誰か助けてくれる人がいた時期もいなかった時期も経て「自分でやれるくらいでいいわ」と思われたのではないかなあと想像すると、私も私の心地よいくらいでいいなって改めて思う。

人の言うことは時にとても甘美で魅力的。そっちの方がお得かなって思わせることもあるけど、人の意見だけに流されて決めたことって、結局うまくいかないしなんでもないことが多い。

人の意見を見てやけに焦ったりすることもあるけど、自分が自分の一番心地よい部分を自分で見つけられることが「自分の」幸せへの第一歩なんじゃないかしらね。

今はあちこちから色んな言葉が入ってきて、自分がヘタクソな生き方をしているように思う時も多いけど、不感症くらいの方が生きやすい気がしてきてる。

「こっちがいいよきっと!」って言われても、「は?」って思うくらいがほちょうど良いのかもなあ。


自分のことは自分で決める。

それがどれだけ大事か。

それがどれだけ自分を幸せにするか。

忘れたくないねぇ。


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