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つくば市の鍼灸師が教える自然療法|お灸を使って市販薬に頼らない虫刺されケア!

かゆ〜い!腫れちゃった…、長袖や虫除けスプレーをしていても、気付いたら肌に赤い虫刺され。
筑波山や公園など自然に囲まれた場所の多いつくばでは、アウトドアを楽しんでおられるご家庭も多いと思いますが、虫刺されに悩むこともありますよね。そこで、ママ鍼灸師の筆者が、自然な方法でケアできる『お灸』を使った虫刺され対策をご紹介します。

1)お灸は虫刺されに効果があるってホント?

お灸は、よもぎの葉を精製した”もぐさ”を燃やして皮膚上のツボを刺激する東洋医学の治療法です。ツボを温めることで血行が改善され、自然治癒力が高まる、いわゆる”温熱療法”のひとつです。
あまり知られていませんが、虫刺されにお灸すれば、かゆくならない、後から腫れない!ということで、鍼灸師や自分でお灸を据える方がよくやる方法なんですよ。

2)お灸を使った具体的な虫刺されの対処法

刺されたらすぐに、刺された場所にお灸を据えます。
”〇〇のツボ”など名前のついたツボを探す必要はなく、刺されたところに、せんねん灸など簡単なものをひとつ据えます。

3)お灸と西洋医学の虫刺され対策の違い

お灸と、市販のかゆみ止め薬は何が違うのでしょうか?
お灸の虫刺されケア、ポイントは「熱」です。かゆみや腫れの原因は蚊の毒成分などに対するアレルギー反応の一つです。毒成分の多くはタンパク質なので、お灸の熱刺激により、タンパク質の構造が変化して毒性が失われ、かゆみがなくなるそうです。最近は、患部にピンポイントに熱刺激を加えてかゆみを抑える”かゆみ止めペン”もあるようですよ。
対して、市販のかゆみ止め薬は、かゆいところに塗ることで、アレルギー反応の際に出るヒスタミンなどを直接抑えます。
どちらも対症療法ではあるのですが、作用するところが違うんですね。

4)お灸の安全性と副作用について

お灸は使い方さえ知っていれば副作用も少なく安心に使えるのですが、ひとつ注意したいのは、やけどです。やけどにならないためには、チリチリとした熱さを感じたらお灸を取ります。もうちょっと熱くしたほうが効くかも…とガマンしすぎると、小さな水ぶくれ(やけど)ができることもあるので気をつけてくださいね。特に、お子さんの場合は、「熱い」と言ったらすぐ取ることをオススメします。
また、粘膜やケガをしているところは避けてください。
もし、かゆみがぶり返してきたら、もう一度お灸を据えると良いです。ブユなど頑固な痒みも、何度かやると早く治まってくるので、お悩みの方は是非お試しあれ。
初めてお灸を使うという方は、時間のある時に一度試して、お灸の使い方や熱さを体感しておくと、急な虫刺されの時に安心して使っていただけると思いますよ。

最後に
この記事では、ちょっと珍しい?お灸の使い方をご紹介しました。
お灸の原料であるヨモギの葉っぱは、古くから薬草としてとても重宝されてきました。
昔はヨモギの葉を燃やして虫除けにもしていたそうで、これにヒントを得、えりーでは、ヨモギを混ぜ込んだ蚊取り線香づくりのワークショップもしています。
未就学のお子さんでもできる簡単な手順で作れて、小中学生の夏の自由研究の題材にも使えます。ご興味あれば下のLINEから「蚊取り線香ワークショップの依頼をする」とメッセージくださいね!

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