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Shopify #067 話題の本を読んでみる チャプター6

 Shopify運用大全もチャプター6まで読み進んできました。このチャプターでは、エキスパートパートナーとどのように付き合っていくのか?どの範疇を依頼して、どこまで自力でやるのか?の目安が紹介されています。

 誤解を恐れずにいうと、エキスパートパートナーと組む必要はなく、見よう見まねでストアサイトを構築することは可能です。でも、果たしてそれで良いでしょうか?カナダ発のカートシステムに日本の商習慣などみじんも含まれておらず、お客様をそっちのけで作るサイトなら良いでしょう。

 アマゾンや楽天市場で買い物を慣れた人たちを相手にしていくことを考えれば商習慣に合わせていくべきだと思いますし、そのノウハウを持っているのがShopifyエキスパートパートナーだと思います。

デフォルトのままだとファーストネーム→ラストネームとなっているので、浩 北山 様 有難うございました。みたいなことになります。そんなの知ってるよ!という方は読み飛ばしてください(笑)

アプリも含めて、Shopifyエキスパートパートナーとの付き合い方がこのチャプター6で紹介されています。

エキスパートパートナーにも得手不得手な領域がある

 今回このshopify運用大全を執筆されたパートナー企業様とはお付き合いがります。それぞれの企業に強みの分野を持っていて自身がやりたいことの方向性とベクトルがあっているのか?をしっかりと見極める必要があります。

エントリー#040にて書かせて頂きました安心できるパートナーをお読みいただければと思います。この中に今回のチャプター6の著者である安藤さん会社=ハックルベリーは含まれておりませんが、記事後お付き合いさせて頂いております。

 特に日本の商習慣に合わせたアプリの開発を先行しているように見えます。また、フィードフォース社との共同プロジェクト(あってます?)App Unityにも参加されています。

 例にとると、フラクタさんはブランディングの構築が得意で、事業者と伴走して最後には一人で自走できるまでを得意としています。また、コマースメディアさんは運用代行からサイト制作をメインで、知見を活かしながらサイトの改善を高速で回し売上を上げていく。

 私が依頼したR6Bさんは、秘密結社のようで完全紹介制(笑)事前のヒヤリングで何が必要なのかを選定しその分野に強い人がアサインされる。

 比較検討は大事ですが、まずは事業者が何をどのようにしたいのか?を明確に提示することからスタートです。相談する案件によってエキスパートパートナーからは、うちよりもあっちのほうが良いよと教えてもらえる場合もあります。

 ここがShopifyエキスパートパートナーたちの素晴らしいところだなと。本当なら無理してでも取りたい案件もあるかもしれない。でも紹介したパートナーは事業者のことを考えてアドバイスをしてくれます。そしてみんなshopifyが好きで盛り上げていきたい、shopify使ってよかったと言われたいからと感じています。

私はどのように選んだのか?

 先にも書きましたが、秘密結社のようなR6Bさんにお願いするまでに実は1年以上も掛けました。掛けたというよりは、構築のタイミングがずれたのと社内のシステム調整がうまくつかず進めなかったという事が重なったためです。

 事の発端はTwitterで、フォローされたことからスタートしました。のちにEC酒場というイベントで実際にお会いしてお話をさせて頂きましたが、その時は主催者という事もあって本当にあいさつ程度でした。しかし、SNSではつながっており普段からやり取りや発言内容を見ていればなんとなく見えてきます。

 同様のやり取りを、他のパートナーさんとも行い強み弱みを理解していくことで最適解が見えてきます。正直コーポレートサイトなんて着飾っているくらいに見ておいて良いと思います。<各位暴言ですみません。
 私はどの会社と組むのか?というよりは誰と組むのか?が重要であると考えております。

 だから実際にお会いして話をして継続的にお付き合いさせて頂けております。ただビジネスの話ではなく、shopifyに関する・ECに関する・ツールやアプリ・単なる雑談でも良いです。しっかりとコミュニケーションを取ることで人が見えてきて相性が分かります。

構築してからが本当の付き合い

 チャプター6の内容からは脱線しまくっていますが、上記で選んだパートナーとは、サイト構築が終わった後もお付き合いが続きます。shopify自体のアップデートによる修正案件、アプリ終了に伴うリプレースや選定など。

 構築時にはベストな状態でも1年もするとさらにより良いものがリリースされたりします。このよなアップデート情報は自走しているとなかなか入手することは出来ないでしょう。だからこそ、信頼できるパートナーと組んで顧問のような存在を作る必要があります。

 その際事業者は費用が発生することをお忘れなく。スポット対応するのか?毎月の業務範囲を決めて月額で行うのかはお任せしますが、人が動くという事なのでぜひ快く支払ってほしいです。

最後に

スキルのある方はぜひエキスパートパートナーの資格を取得されてみては如何でしょうか?一応私もshopify公式のBoot Camp #5を無事に卒業していますので頑張ればなれますが 、あくまでも事業者として運用のプラスになると踏んでの取得でした。

 運用大全なので事業者の方が多く読まれていると思います。ぜひ支援構築パートナーを選ぶ際には、しっかりと特徴をつかんで卒業するまで伴走してくれる人を探してください。

パートナーと事業者のミスマッチ案件は、本当に見ていられません。このケースのほとんどはあやふやな事業者の依頼によるものです。いざ完成してみて思ったものと違うとか雰囲気が違うなど、もめるケースが後を絶ちません。悪徳パートナー以外は要件定義の通り作っていきますし、指示されたこと以外は基本しません。なので基本出来上がってからの相違って要件詰めていない発注者側に問題があるのです。

 依頼(無理のない範疇)したことが出来ないパートナーはどうかと思いますが、会社対会社ではなく個人対個人で相性の良い人選んで間違いないと思います。AさんはB社を薦めるがCさんはB社はだめでD社を薦める。そんなことが日常茶飯事に起こっているので、自分の眼で確かめて決めてくださいね。

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北山浩 | notエンジニア
廻らない鮨を食べたいなぁ😅