見出し画像

Shopify #063 話題の本を読んでみる チャプター2

 前回に続き、話題の本=Shopify運用大全のチャプター2を読みましたので感想と、こういう事なんだろうなぁ~という事を書いていきます。

 チャプター2はフラクタの南茂さん、直接やり取りしたことないですが代表の河野さんとはお付き合いさせて頂いているので良し(なにが?)として進めていきます。その話題の本はこちらです。↓ ↓ ↓

 チャプター1はshopifyとは?なんぞや!という解説から始まってshopifyっていう言葉だけがもてはやされている感がありますが、そのあたりをきっちりと流行に左右されずにマーチャントの事業と整合性があるかどうかを見てねという内容でした。

 このチャプター2は、『よしshopifyで行こう』となった時にどんな使い方が出来るの?という事が紹介されています。その中でも気になったセクションをピックアップ。

既存サイトの店主がShopifyに乗り換える際の注意点

 これはものすごく分かります。これだけいろんなところでShopifyというワードを聞けば、乗り換えてみよう!と思う気持ちは分からなくもないです。使っているカートシステムによっては格段にコストが下がります。この部分だけをフューチャーする経営陣や上司がいるとちょっと困ったことになる予感(笑)

 チャプター2の2つ目のセクションにこのワードを持ってくるとはさすがは南茂さん(すみません、面識ないのに)です。他のセクションと違い結構なページ数を取って解説されています。おそらくこの数倍は書いていたと思われますが、都合上削ったのではないでしょうか?

 チャプター1で私が何度も言った、何をするか、社内システムと繋げられるか?を精査した後に、このカートのシステムを理解していく。Shopifyが本当に自社のしくみに合っているのか?もしくは合わせられるのか?

 個々がクリアできない限り、Shopifyをカートとして選択するべきじゃないと思います。そして、移行できる既存サイトの店主は、サイトをゴリゴリにカスタマイズしていない店主ほどスムースに移行が可能。

 今後アプリで解消されるであろう向いていない仕組み、ギフト対応・代引き・時間指定(アプリがすでにある)・ポイントプログラム・会員機能などを組み込んでいるとかなり厳しいです。リセットするならOK。

shopifyではカート以外にもこんなことが出来る

 カート機能はもちろんですが、CMS(=Contents Management System)としても使える例が紹介されていました。これはチャプター3担当のコマースメディアの井澤さんがコーポレートサイトをShopifyで構築されています。

 その他文中でも数社紹介。私もやりたいな~と実は思っていたりします。多岐にわたるブランドを保有しているので、コレクションに振り分けてその中で世界観を出していく。そのまま販売も可能だし、会員登録していただき必要な情報を必要な人に届けるCRMの運用も可能。

 ある程度テーマに依存するのは仕方がないけれど特集ページやブランド内(カテゴリ内)での自由度は通常のカートとは比べ物にならないほど作りこめるのでは?と。

SNSやGoogleとの連携が容易

  ここではFacebook、インスタグラム、Googleとの連携方法を図で説明されています。いつもの北米からですがティックトックとの連携も強化されていきます。

 これからの運用にSNSとGoogleは必須です。これらを外して売り上げを取れるか?と言われればNoです。そこの連携が容易なことは運用者にとってはストレスがなく使いやすいと言えるでしょう。

運営に必要な業務の種類とスキル

 このセクションもしっかりと説明されているのはもう神ってるとしか言いようがないです。南茂さん素敵!!やはり沢山の事業者を支援・伴走してきたからこそこのチームビルディング次第で大きく変わることを目の当たりにしてきたからでしょう。

 興味のない方は分からないですが、世界最高峰の自動車レース、フォーミュラ1チームと同じ。高性能な車を用意しても、ドライバーが未熟であれば勝てない。またコンマ数秒を争うのにタイヤ交換に時間がかかってしまえば勝てません。という事は、運用に必要な業務が何なのか?を理解していないといつまでたっても勝てない状態となります。

 何をすべきなのか?が、ピックアップされているので今一度確認してみるのも良いと思います。チャプター4の著者であるミウラタクヤ商店店主の三浦さんは、この業務を一人で行っています。商材の差はあれど一人でも回せる仕組みを作ってしまえばよいのです。私も業務の掛け持ち・サイトの掛け持ちをしておりこの部分はなかなか経営層や上司に分かってもらえないですね。

最後に

 Shopifyは魔法のツールではありません。あくまでも使う人次第で大きく変わります。簡単にいうと包丁と一緒です。という事は、ツールを使いこなす・使い倒す・自分でチャレンジする・好奇心を持っているひとがShopifyを使うとグロースすると思います。

 ネタばれは良くないので詳しくは伝えられませんが、12で仕組みを理解、13で使い方の幅を知り、16でSNS連携して、21-22で運用体制を組む。

 もちろん、すでにできているよ!という方もいらっしゃいますよね?そうはいわずに今一度自社翻訳してみて振り返るのも良いと思います。

 Shopifyを使うのではなく、使い倒せ! 話はそれからだ!

偉そうなこと言ってスミマセン、まだ使いこなせてません。ハイm(__)m

いいなと思ったら応援しよう!

北山浩 | notエンジニア
廻らない鮨を食べたいなぁ😅