shopify #050 タグが生死を分ける!商品登録は施策から逆算!
第50回記念noteは、私の大好きな梅谷さん、おしゃべりが大好きな梅谷さんからリクエストを頂いたのでこのお題で書きたいと思います。
ちなみに私は半死した。。。約150商品ほど登録した際にサイトレビューをEコマース先生にお願いしました。一人では到底気づけなかった部分を指摘していただき、つぶしていきましたがこのタグ付け作業だけは簡単にいきません。すでに登録した品番をさかのぼること1番から、タグの見直しを行い足りないものを追加していきました。
こうなったらついでにということで、ウェブサイトのSEOを編集するも一緒に直すことを決めたので当初の予定より時間がかかってしまったのはここだけの話としておこう(笑)
タグはいるのか?
まず、なぜタグを商品振っていくのか?商品点数が少なければ全く必要ないとは言いませんが、取り扱い点数が多ければ多いほど威力を発揮してきます。
現状の登録内容は、品番数で478スタイルx4カラー(平均)=1912skuとなります。余談ですがここに画像が平均10枚入りますので1912+4780=6692行のデータ量となります。(あくまでも概算です)。ここにメタ情報を入れるために1行6項目=ブランド名・サイズ・特徴・素材・容量・原産国を作るとさらに478行となり都合7170行という作業量となりました。
タグ振りにはルールが必要
ただやみくもに付けては余計に分かりづらいものになります。私の場合はバッグなので、スーツケース・ビジネスバッグ・リュックなどをタグにしていきます。このタグ付けは、支援会社マターではなく必ず事業者側でやる必要があります。理由は簡単で、商品を知っているから。
ただし、どのように手を付ければよいのか?ということは、スペシャリストのR6B池本氏にサンプルを出していただき、ルールの説明を受ける。これがまた非常に分かりやすく、また当社にカスタマイズしたマニュアルをポンと渡してくれるんですよ。担当者変わったとしても、そのマニュアルがある限り迷うことなく引き継げる。こういうところに、ECサイト構築支援会社の実績と優劣が見え隠れすると思います。
脱線しましたが、まずは管理画面を実際に見てみましょう。
ごらんのとおり、ブランド・対象・機能・形状・カラー・容量を設定していきます。
フロントではどのようにみえる?
リュックという型で表示させると80商品あります。ここからユーザーの望むものを選んでいくと目的地に近づくことが出来ます。
ちなみに先のパラグラフで見せたブランドはアディダス。フロント側でブランドを絞り込んだだけで80→13に絞り込めました。これで5列=1ページ以内に表示させることが出来ます。<お客様の負担が一気に減る
さらに、用途に合わせて21-30Lサイズを選んでみましょう。
13 → 3 まで絞り込めました。もう、ここまでくればひとつづつ確認することは苦にはなりませんね!
過去のnoteでも書きましたが、このサイトで何をしたいか?お客様をどのように誘導=道しるべをつけてあげるかを設計しておかないと商品が良くてもたどり着けません=売れない。
私はお客様をこのように分析しています。
・アウトレットサイトなので会社のことやブランドはすでに知っている
・少しでも安くて良いものをさがしている
・探している=もの(形)がすでに決まっている
これらをベースにして、タグ管理=お客様が選びやすいキーワードをまとめて各商品ごとに付けていきます。ちなみにこの絞り込みの速度は半端なく早くどのように絞り込むかの設計次第でお客様の満足&不満足がでます。
タグをつけると自動的に上位カテゴリ=コレクションに登録
このshopifyには、自動でコレクションに追加できる仕様となっています。こちらを見てください。
アディダスというコレクションに登録する条件を選んで設定するだけです。この条件を満たしたものだけがこのコレクションに追加されていきます。
この条件では、ブランドがアディダスでなおかつ在庫が0より大きい=在庫がある場合のみこのコレクションに入ります。
言い換えると在庫が切れたら非表示にできます。これはアウトレットのような1点ものに近い在庫状態の商材を扱う場合にとても有効です。
お客様に在庫切れを見せない=がっかり感を与えない。
これってとても大事なことだと思っています。お客様の思い通りの動きをしないとものすごいストレスを与えます。このペインポイントを少しでも解消できたサイトが、心地よくなりまた利用したくなるサイトとして記憶してくれると考えております。
如何でしたでしょうか?タグひとつでこれだけ多くの意味を持ちます。単につけていくのではなく、その先に何があるのか?どのようにコントロールするのか?という制度設計をぜひ行ってください。
あと注意点としては、細かくし過ぎないこと。タグの種類を増やし過ぎると左カラムだけがどんどん長くなっていきます。極力まとめられるものはまとめていきましょう。例えば色でカーキはグリーンに入れても良いでしょう。また、ワインもレッドに入れてよいでしょう。タグ分けが必要な反面タグの量を減らす=まとめるという相反することを商品登録を行う前に決めてくださいね。50品番くらいなら良いかもしれませんが500品番近くなってから忘れていた!なんていうのはシャレになりません。
タグ一覧。やっぱり多いよね?(苦笑)
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廻らない鮨を食べたいなぁ😅