Shopify構築日記 #119 ad:tech TOKYO Shopifyのブースに行ってきました!
いつもお読みいただき誠に有難うございます。本エントリーは2022年10月20-21日に行われたad:tech TOKYOのスポンサーであるShopifyのブースに行ってきた時の模様です。
アドテック東京の詳しい内容は上記リンクからお願いします(笑)
パートナーさんがたくさんブースを出されていて、そのブースエリア内でトークセッションやらでも体験などを行っています。
2日間のイベントでしたが、20日は都合が合わず行けませんでしたが、21日にビックサイトのフェムテック東京に行った後、13時から行われるShopify Plus マーチャント交流会からのFrancfranc桑田さんのお話を聞くために。
意外とPlusのマーチャントが多くて、Francfrancさんは知っていましたが、お仏壇のはせがわさんもだったとは知らずにびっくりしました。
また、アプリベンダーや構築パートナーの皆さんも多々参加していて、久しぶり~から初めまして!までいろいろとご挨拶も出来たのは良い収穫でした。
さて、今回訪問のメインは、Francfranc桑田さんの話。売上を3年で5倍に!これ、Shopifyマネージャーの広瀬さんも言っていましたが、急激に売り上げを伸ばしたところ、もしくは伸びたところにフォーカスを当てがちです。
ですが、それまで伸び悩んでいた時に、何をやってきたか?何を準備したか?なぜそのような結論にたどり着いたのか?を、深掘ることで方向性が決まる過程がみえると私も思います。
立場上、ECの責任者でもあり情シスの責任者でもある桑田さん。私からするとめっちゃ羨ましいポジションです。
そして今回改めて学んだことは、短期・中期・長期でやること、やりたいことを数多く出し取捨選択。優先度の高いものからマトリックスに落し込んで誰にアサインさせるかを決めていく。ある程度の工数を計算しながらマトリックスに落し込むと、内容はともかく案件が特定の人に集中はしなくなります。限られたリソースをフルに活用するにもこの方法は有効だと再認識。
ただし、この前提にあるのは1年先・3年先・5年先のあるべき姿を想像できる、または描けることがマストで、ビジョンなき実行は遠回り以外何ものでもない。アイデアも、今じゃなくても3年で実行したいよね?という案件もあるはずなので、これは事業に関わるチーム員が知恵を絞り出し切る必要があると思います。
本日の内容はShopify構築日記からは少し外れるかもしれませんが、すべての事業者さんにも言える事だと思います。今出来なくても3年後、5年後には出来るようになる可能性がたかいです。今でこそ日本の商習慣に合わせたAPPが豊富に出ていますが、私が初めてShopifyを触ったときはほとんど情報がありませんでした。
事例と言ってもコマースメディアさんのゴーゴーカレーと靴下のTabio USくらいしかなく、パートナーさんも先のコマースメディアさん、フラッグシップさん、飛躍さんしか検索に引っかからなかった。
当時は日時指定はできず、OMSやWMSにデータを移すのに注文データをCSVで引っこ抜いて移すなど、日本のカートからしたら全く使い物にならないと言われるようなシステムでした。それが今ではどうでしょうか?日時指定もOMS・WMSの接続は簡単に出来るし、領収書の自動発行。MAまででき、今では他のカートシステムからのリプレイスが多々起こるところまでローカライズされてきました。
おそらく最近触り始めた方々は、そのような歴史を知らない方が多いのではないでしょうか?歴史と言ってもほんの数年です。私が忘備録としてこの構築日記を書き始めたのもたかだか2年前。
たった2年でもこれだけ変わるので、日々のキャッチアップがどれだけ大変か?<私じゃないよ、パートナーさんですよw
良いパートナーさんは、本当にキャッチアップをされています。また、得意ジャンルを持っているので案件ごとに、パートナーさんを選ぶということも検討してみては如何でしょうか?
ポイント・会員周りならFFグループさん、POSならアパレルウェブさん、総合格闘技ならR6Bさん、越境なら世界へボカンさん、運用支援までならコマースメディアさん、ブランディングならフラクタさん、エンプラ系ならフラッグシップさんなどなど、挙げるとキリがないですが強みを発揮できるパートナーと組むことで自社のパワーを上げることが出来ると思います。
しかしながら、複数のパートナーが入ることによる弊害も考慮しなければなりません。
なので出来るだけ一つに出来る事、もしくはメインのパートナーさんから他の得意分野へ依頼を掛けてもらうなど、構築には本当に注意が必要となります。
ad:tech TOKYOからは話がそれてしまいましたが、新しい学びと新しい出会いがあったことは間違いありませんでした。運営されたShopify Japanの皆様、有難うございました!
※会場の画像はAyumi Manabeさんより承諾を頂いております。