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Shopify構築日記 #193 あの大型サイトがShopifyへリニューアル

 いつもお読み頂き誠に有難うございます。ここ1年くらいでファッションアパレル業界では、Shopifyへの活用が活発になってきたように思います。

 JUNグループさん、パルさん、TSIさん、三陽商会さんなどなど。その中でもつい先日からメンテナンスに入ったあのブランド=ナノユニバースさんが明日の週明けからShopifyへ移行します。オープンが楽しみです!

 ブランドの世界観を、表現の制限があるShopifyでどのように作り上げるのか?参考になるのではないでしょうか?

 正直な話、フロント側=ECサイトを販売できる状態にするのは比較的容易(バックエンドに比べるとという意味で誰にでも簡単に出来るという事ではありません。)にできるのですが、問題はバックエンドサイドのデータの連携が本当に頭を悩まします。
考えられるだけで
① 会員情報+ポイント
② Shopifyと物流の連携 OMSやWMS
③ 会計・経理廻りの連携
④ ECと店舗の在庫連携 (店舗受け取りや店舗配送)
⑤ ブランドごとに集計している売上データの一元化
⑥ その他

リニューアルだけではなく、ストアを立ちあげるタイミングで上記をある程度想定しておくと規模が大きくなった際に道筋を立てやすくなるのでは?と思います。

 構成はシンプルに、かつカスタマイズしすぎない。Shopifyを最大限に生かすにはこれに尽きると思います。もちろん、ブランドさんの事情もあるので否定はできません。しかし、ShopifyはEditionsと言って、冬と夏に大きなアップデートを発表します。発表だけのものもあればすでに実装されているものもあります。
 カスタマイズ部分が影響でなければ良いのですが、チェックアウト周りやテーマのレイアウトが崩れるなどがあると困りますね。

 この辺りは、見せたい&表現したいしたいこととのトレードオフとなるような気がしますので、デザイナーチームさんと時間をかけて折り合いをつけるしかないような気がしますね。

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北山浩 | notエンジニア
廻らない鮨を食べたいなぁ😅