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Shopify構築日記 #179 物流クライシスの緩和にヤマトが対応

 皆さんいつもお読みいただき誠に有難うございます。いよいよ、物流クライシスと懸念されている2024年4月1日を迎えようとしています。ユーザーにとっても物流全般にインパクトのある施策となります。
 法改正により、物流の血液と言われる部分を担っていた部分にメスが入りました。簡単にいうとドライバーの残業時間が短くなって、ただでさえドライバー不足の中で稼働時間が短くなる=翌日お届けが翌々日になるなど日々の遅れが生じることが発生します。
 世の中の流れ的には、労働時間を減らすというより、過重労働を減らそうという事の一つです。これいつも思うのですが、無理してでも稼ぎたい人までひとくくりにしてしまうのはどうなのか?と個人的には思います。

で、少し前になりますがヤマトホールディングスとShopifyから以下のようなリリースが出ました。

同日に、双方より公式に発表がありました。この中でヤマトを利用していてこの環境を用意できるならやったほうが良いと思いました。
事業者目線でのメリットとしては以下の二つに注目

① 郵便番号を入れるとお届け予定日が表示される。

購入者が事業者のECサイト上でお届け先の郵便番号を入力すると、配達可能な最短お届け日が自動で表示される「ヤマト運輸 最短お届け予定日自動表示アプリ」が追加されます。

 上記の赤枠の部分ですが、多分最短発送日ではなく最短お届け日ですよね??発送日ならわざわざApp入れる必要はありませんよね??複数倉庫や店舗から発送している場合も対応できるのでしょうか??こうなってくると、今まで以上にShopify POSのマルチローケーションや在庫管理と言った部分に投資をしていただきたいと願います。
 また、配送日時指定のAppを提供されているand dさん、本当にお勧めします。過去にもこの構築日記でも紹介させて頂きましたが、まだ置き配がメジャーじゃない時にすでに購入時に設定出来ました。こと、日本の物流商習慣を熟知されている方が、出荷日の指定方法などを設計されたのでは?と思います。今後はPlusでチェックアウト周りでの自由度を上げていけるような開発をお願いしたいと思います。<すでに開発着手はされていると思いますが。。。。

② コンビニなど外で好きな時間に受け取れるようになる。これは非常に画期的な施策だと思います。正直何度も再配達していただくこと自体非効率なので、予定が分っているとか土日にしか受け取れないということを、このコンビニを含む自宅外での受け取りは物流業界の救世主的な動きになると思います。

 実際の話、一人暮らしで家をあまり知られたくない、よく利用するけど留守がちのため申し訳ないなど、諸所理由はあると思いますが自宅外で受け取れる=BOPISはさらに広がっていくのではないでしょうか?
 セレクトショップをはじめとする沢山の事業者は、実店舗での受け取りはすでに行っており、プラスの購入を目的としたものが多かったと思いますが、今後は受け取れないから実店舗に行く、近くのコンビニで受け取るが主流になってくるのでは?と思います。

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北山浩 | notエンジニア
廻らない鮨を食べたいなぁ😅