『ノルウェイの森』お金持ちになる利点、労働と努力の決定的違い
片手間ダメ!
この本を初めて読んだのは、
もう30年くらい前でした。
村上春樹『ノルウェイの森』からの一節。
お嬢様学校に通っていたお金持ちではない一般家庭の緑と、主人公ワタナベの会話。
緑「ねえ、お金持であることの最大の利点ってなんだと思う?」
ワタナベ「わからないな」
緑「お金がないって言えることなのよ。たとえば私がクラスの友だちに何かしましょって言うでしょ、すると相手はこう言うの、『私いまお金がないから駄目』って。逆の立場になったら私とてもそんなこと言えないわ。私がもし『いまお金がない』って言ったら、それは”本当に”お金がないっていうことなんだもの。惨めなだけよ」
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30年前、わたくしは
この部分に何も感じなかったと想います。
なぜなら、この部分に何の記憶もないからです。
今、『ノルウェイの森』にはとても深みを感じます。
お金持ちになれば、
選択肢
つまり、余裕が出来ます。
これが、お金持ちでない人が、お金持ちになるホントの理由や目的なのかも知れません。
勉強して、知識や技術を身につける理由や目的とも一致していますし、
食べる物や付き合う人に気をつけて、健康やセンスを整える目的とも一致している気がします。
獲得して持ったもの(お金、知識、技術、健康、センス)を、
何を使って、何を使わないかの選択は、
余裕であり、
持っている者だけが出来ることです。
緑が言うように、
お金がない人が、お金を持っている人に「お金がないから」と言うのは、
精神的になかなか言いにくいことです。
お金がない人同士なら、言いやすいのですが。
何でも獲得することは、選択肢を持つことになり、余裕を持つことになります。
ノルウェイの森では、努力と労働についての一節もあります。
永沢「俺の言う努力というのはそういうのじゃない。努力というのはもっと主体的に目的的になされるもののことだ」
彼は、やらされているのは労働、目的を持って自らやるのが努力だと説いています。
わたくしは、コンサルテーション指導や主宰するコミュニティの億男塾で、
再三、主体性について、伝える時間を設けてオリます。
主体性とは、
「自ら考えて、
自ら実践して、
その結果についても、
自ら責任を負うこと」
だと、わたくしは定義しています。
あなたが、たくさんお金を稼ぎたければ、主体性を持って、目的を持ち、努力することです。
わたくしのようなコンサルタントは、
目的設定や目標設定のアドバイス
目的と目標の達成のためのやり方を定めることへのアドバイス
実践への助け
など、
可能性を拡げ、失敗確率を下げるのが仕事です。
努力するのは、クライアント本人です。
コンサルタントの努力は、クライアントが正しい努力をするよう促すことです。
余裕は、やさしさをもたらします。
わたくしの人生の目的、ビジネスの目的は、「お金持ちで、いい人」を増やし、
余裕のある、やさしい日本人を増やすことです。
その手法の一歩目が、ネット通販ビジネスで、お金持ちになってもらうことなのです。
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