資金ショートは、確実に信用を失い、人が離れる
資金ショート。
支払いをするべき現金が不足すること。
普通預金はもちろん、定期預金もすぐに現金化して支払いに充てられますが、
仮に土地や家屋など不動産、自動車などの資産を所有していても、
今日明日中に、
支払いに充てることは通常無理です。
わたくしは、
クライアントたちには、
しつこく、手持ちの現金は出来るだけ多くしておくことを勧めています。
分割払い出来る支払いは、利息を払っても、分割払いをして、手持ち資金が急に減ることは避けるべき、と。
理由は、
急に現金が必要になることへの対策として。
事故、病気、ブラックアウト、人助け、急な支払い、、、
資金ショートは、いつ起きるか分かりません。
取引先がいつも通り、間違いなく入金してくれない。
そんな会社が、もしかしたら1社出ただけでも、危うくなることもあるでしょう。
ネット通ショップの資金ショートが起きやすくなるのは二通り。
・支出過多
製品仕入れ代、広告費、人件費などが売上げ(入金)を上回ってしまう時
・支出と収入のタイミングのズレ
これは通販事業が起動に乗り始めた時に、頻発している資金ショートです。
たくさん注文が来た
↓
配送する
↓
宅配業者への支払い
製品仕入れの支払い
↓
カード会社や決済代行会社からの売上金の入金
支払い金額が、その時の現金預金残高を上回れば、当然、資金ショートです。
ネット通販事業者は、
最初に商品が爆発的に売れた時は、
資金ショートする可能性が高まりますから、
事前準備をします。
借り入れです。
身内、信用金庫、銀行、クレジットカード、ノンバンク
計算して、1ヶ月間だけ資金ショートするという場合、ノンバンクを利用する起業家は少なくありません。
数百万円借りて、1ヶ月後に、きっちり
返済。これを繰り返して、資金ショートを乗り切り、今では安定的に、億稼いでいるネット通販オーナーもいます。
彼がノンバンクで借りた理由は、申込みから借り入れまでのスピード、提出書類の容易さ、審査基準の甘さからです。
万一、資金ショートして、
支払い相手に、遅延の連絡をすると、
確実に、
信用を失います。確実です。
恐らく、相手は徐々にあなたから撤退していくでしょう。
そして、あなたを重く扱わないようになります。
資金ショートしそうなことは、
数カ月前から想定出来ます。
自分で、出来ることを最大限、全通りの努力をすることが、支払い遅延や値引きをお願いする相手へのマナーでもあります。
起業家は、普通、自分のクレジットカードで、キャッシングするものです。
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