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機動戦士ガンダムSEED FREEDOMが情報供給過多すぎて1人では消化しきれないのでここで吐き出させてほしい【ネタバレあり】

タイトルの通りネタバレありなので、これから観ようと思ってる人は観た後にでも、ああ、そこがこの著者のツボだったんだなと共感用にでも使ってください。

事前予習というか復習として観ました↓

ここで一気にざっくり解説されているが、
これだけでは映画の中で散りばめられてるエッセンスは掬いきれない。FREEDOMはぶっちゃけ全視聴した人に向けた作品でした。


さて、ここから感想に入ろうと思いますが、
時系列順に吐き出すか、キャラ別に吐き出すか悩んだんですが、キャラで吐き出します。
この作品に掲げられたテーマとかは作品を見て感じてください。パンフ見れば書かれてるので。
この記事はテーマとか主張とかは全然掬ってないです。個人の所感書き散らしです。

表記とか間違ってたらごめんなさい🙏
セリフもうろ覚えです。
一応用語集も貼っておきます。


キラについて

個人的にキラとラクスって揺るぎない関係であり、特にDESTINYの時は2人ともどこか達観してるというか、アスランが悩める存在であることと比較してっていうのもあるけど、FREEDOMで揺らぐキラとラクスの関係が見れたのは良かったですね、年相応に悩んでる姿が描かれていました。
そしてラクスの全てを愛してるんだなぁと改めて確認できて良かった。にしても監督キラとラクスの事が好きすぎるでしょもう……!!
最後のシーンでラクスが色々言ってたのに、脱ぎ捨てられたパイロットスーツ2着に全てが持ってかれてしまって何を言ってたのか分からないので、今度観に行く時はちゃんと話聞きます()

ラクスについて

ラクスもキラと同様に達観してるというか、弱さをあまり見せない存在だったけど、FREEDOMでは年相応な姿やプライベートなところも垣間見せてて、キラの為に料理用意したり、ツーリングでキャンプしてたりしてて、DESTINYからの2年、争いは無くならないながらも、それぞれの役職で忙殺されながらもちゃんと愛を育んでる姿を描いていて、やはり監督はこの2人のこと好きすぎでしょ!
軟禁状態のラクスを救出しに来た時のキラのどストレートな告白からのラクスのどストレートな返しも、そこまで用意してくださっちゃった?!な気持ちで見てました。
揺れるパイロットスーツありの謎のアングルありの
「エンゲージ!」いやもうこれは……Gガンの「石破ラブラブ天驚拳」級のが出たと思いましたね。

アスランについて

冒頭からしばらく出てこなくて、あれ?いつ出るんだろうとソワソワしてました。
あと、ファフナー顔してるとTLで噂されたシーンは普通に救助しに来ててズゴックに乗ってたんだね、また悩み堕ちしてるのかと……
キラに喝を入れる役として、キラを殴る殴る。それにしても喧嘩強いねアスラン。
今回ので好きなのはシュラ戦で、1戦目の
アスラン「心が読めんるじゃなかったのか、使えんな」
シュラ「殺す……!」
で、バチバチのかっこ良い所からの、2戦目のあのカガリですよ……おいw
キラとラクスと比べてアスランとカガリの関係が描ききれなかったのか、1週目の特典として短編小説が付属しました。

カガリについて

他のメイン3人と比べて登場時間が短かったのはちょっと寂しかったかなと。連合議会とのやり取りで上手くいかず、切られてしまった後にくてーと突っ伏したのは可愛かった。相変わらず機体に乗りこみアクティブに動く代表首長なんだけど、オーブ、それでええんか?!首長見習いも居るからいいのか?!そして見習いの子掘り下げもなくしれっといたけど何者wすっごく馴染みのありそうな髪色や目の色とかしてるんだけどさぁ……

シンとルナマリアについて

シンは相変わらずアスランには当たりが強く、キラには慕ってる感じなのが可愛い。
ファウンデーションで催された迎賓会でたくさんもぐもぐ食べてたのも可愛かった。
でもってずっと気になってた牙突の立ち絵、本編観てようやく理解した(牙突はしてない)

それぞれ作中でそんなポーズはしていない

ルナマリアの方は、ちょくちょくシンを気にかけてるシーンが多かったかなと。アグネスが何かと吹っかけて来てる事もあり。
アグネスにシンのことを「ちんくしゃ」「山ザル」呼ばわりされるなか、好きですけど何か?なルナマリアに痺れましたね。
にしても「ちんくしゃ」って久しぶりに聞きましたね。
ゲルググで遠距離で核弾頭を狙い撃つぜ!してたのが格好良かった。シンとルナマリア、肩を並べて戦うパートナーとして活躍するのを見て、メイン4人CPとはまた違う良さがありますね。

ムウとマリューについて

大人な2人の関係、既にDESTINYで出来上がってはいましたので、多くは語れる部分はFREEDOMでは少なかったかなぁと。
相変わらずこの2人生存フラグが強すぎな所だけ語らせてください。
艦長としてギリギリまで残って脱出直後アークエンジェル爆発。服はボロボロになったけどほぼ無傷じゃないですかマリューさん。
ムウはアカツキで不可能を可能にする男として、都市を壊滅させる威力のあるビーム砲をシールドでカウンター。えぇ……防御力を誇る機体とはいえ、それ凄くない??ムウだからこそそこまでのパフォーマンス出せている気がする……w

声優の方々について

全然声が変わっておらず、実際に流れた20年の年月の流れを感じさせない、作品では2年後の世界を見事に築き上げられていた気がします。
去年の11月のフェスで生で過去のセリフ朗読を聴ける機会がありましたが、本当にそのままのその時の声プラス年月で加わった経験が表現の深みを与えていたかと思います。

フェス最高だったなぁ……

その中でも田中理恵さんは個人的には某ゲームの妖艶なキャラの演技から、上の年齢層の声の感じに近年馴染みがあったので、過去とのズレが起こるんじゃないかと思ってたんですけど、そんなことは無く、あのラクスの声がそこにはありましたね…凄い。
キラとアスランの保志さんと石田さんも変わらずですね、今お2人とも50代ですよね……(変わらな過ぎて震え)
あとはカガリの声、進藤さんから森なな子さんに交代されて、オリジナルのままメイン4人は出て欲しかった気持ちではありましたが、森さんでも全然違和感無くカガリでした。ちゃんと彼女を読み込んでくださってる感じが伝わってきました。
とはいえ、特典の小説は脳内では進藤さんの声で再生されちゃいましたね。。

シンとルナマリアの鈴村夫妻は掛け合いにニヤニヤしてました。DESTINY当初はまだお付き合いされてなかったところから、FREEDOMでの夫婦での共演。他の作品でも共演はされてますけど、カップルでのやり取りを見れるSEED作品は、鈴村夫妻推しの友人に見てもらいたくて隙あらば布教してるんですけど、ガンダムは苦手らしく失敗し続けてます( ˟ ⌑ ˟ )

あと、「CV.桑島法子」それだけでSEEDファンはザワつくんですけど、裏切りのタイミングでフラグ立ったか?!と思ったんですが、無事に生還しましたね……これまでの桑島さんの演じられたキャラ達も浮かばれ……いや、シンの闇の中のステラは浮かばれなさそうですね、ドズルの怨霊味ある「やらせはせんぞ!」な感じの演出が令和のFREEDOMで出てくるとはw

ほかの声優の方々の演技も素晴らしく、語っていきたいとこですが、ここまでに押えておこうと思います。
新キャラで言うと福山潤さんが演じるキャラ、アルバートが中々の早口調で、多分福山さんしか出せない味が出ていたと思います。謎のスカウター?あれはなんなのか気になる。
アレクセイは声が顔に比べて渋すぎるなぁと。判断が早そうですが。

音楽について

開始早々テンションぶち上げてくる西川アニキの楽曲でスタートし、最後にSee-Sawの〆、間に中島美嘉さん音楽だけでもおなかいっぱいファンサービス
(応援ソングには玉置成美さんも!)
SEEDを盛り立てて下さったビッグ4をご用意くださって本当にありがとうございます……
横浜の動くガンダムでのSEED演出の際にも流れていて、やっぱりSEEDの曲って言ったらそうだよね、な納得感ある選曲でした。

メカについて

パンフレット見て、ちょ、多すぎて誰がどのタイミングで乗った機体なのか、見ても自信が無い。
というかライジングフリーダムガンダム早々に退場してええ?!ってなりましたね。イモータルジャスティスもだけど。プロモーションとかでデカデカと映ってた2機なのに……
そして途中からディスティニーが出たのは良かった。シンがやっぱこれだね!って感じで嬉しそうで見てるこっちも嬉しかった。DESTINYでは途中から主役機じゃなくなったもんね😢
シン「ジャスティスだから負けたんだ!ディスティニーなら負けない!」(だったかな?)
イモータルジャスティス可哀想……
ズゴックやゲルググといったファーストファン向けの機体も出てきて(どちらも赤い)、白いギャンは
北宋産かな?w
あと、ファウンデーションの戦艦ブリッジは銀英伝かな?とw(そっちはあまり履修できてないですが……)
色々な作品からのオマージュも散りばめられてる感じで楽しめました。

作品全体について

うわぁ一気に供給出してきたぞ!!
ちょっと待って、いや、こっち待ってたけどさ、待って、消化させて?!
そんな気持ちに観終えた直後は溢れてました。ここで書き散らして少し咀嚼できた部分もあります。
一緒に観た友人はあまりの情報量に映画終了時フリーズしてました。見落としてる部分多々ありそうって言ってましたね、私も自信ないです。
でもってここまで書いてて拾いきれてないこと多々あります。
今回の敵対勢力、ファウンデーションの事全然書いてないもの。イザークとディアッカの事も……()格好良かったし、かつての愛機を狩る2人、コーディネーターとナチュラルとの共存を目指す姿勢……

作品上語られたのは2年後の事なんだけど、20年間蓄積されてた世界設定や積み重ねた関係性が一気に襲いかかってきたんですよね。Gレコでもそんな感じ体験したので設定の波に飲まれる事はガンダム作品では良くあります。そう考えると「水星の魔女」は配信によるプロローグから本編まで理解の期間くれたのは凄い助かったなと……

あと一言あるとすれば、監督のエクスタシーが随所溢れに溢れており、人によってはくどかったり引っかかったりする部分はあるのかなと。
アニメ放映だと長いので薄く引き伸ばされるわけだけど、今作映画だと濃縮ですからね。

映画後には横浜ガンダムファクトリーでSEEDのライトアップまで見て1日ガンダム漬けを楽しみました。

ドック横にデカいライジングフリーダムの横断幕が!
夜景が綺麗
ラテの絵柄はキラとキラ
エンディングのアレ!

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