ワンドロのすゝめ
今回はちょくちょく参加してるワンドロについて。
参加する事のおすすめポイント、流れ、小技それぞれ語ってみようかなと思います。
人それぞれに心得は違うと思うので、あくまで私個人の主観ややり方で、数あるうちの1つだと思って読んでいただければ幸いです。
そもワンドロとはなんぞや?という方に簡単に説明すると、有志の方が出してくれるお題に対して、1時間の間に絵を描き、用意された専用タグを付けてSNSに投稿する事です。
ワンドロ参加おすすめポイント
1.好きなキャラをアピール出来る場になる
ワンドロタグは普通のゲームタイトルタグよりも作品を見つけてもらいやすいと思うので、推しアピールとしては良いのではと思います。その時はちゃんと推しのフルネームを添えましょう。
2.練習になる
1時間集中するその行為こそ力になります。
たかが1時間、されど1時間。
あっという間に過ぎ行く1時間を体感し、改めて1時間が貴重だと感じられると思いますし、逆に1時間ならまあ捨ててもいいやって気持ちになれるのが1時間。
そんな1時間を使い、新しいペンを練習したい、いつもと違った描き方をしたい。そういった目的もアリだと思います。というか私はその目的メインでやってます。
線画途中でもいいし、オーバーしてもいい(2時間超とかだとちょっと主旨に外れるかと思いますが……)。開催時間外の参加でもいい
アクナイワンドロにはガイドラインはあるので遵守しましょう
アクナイ以外の方でこの記事をご覧になっている方は、それぞれのジャンルの開催アカウントのガイドラインをチェックお願いいたします。
SNSアカウントと描く環境と時間とやる気があれば手軽に参加できるのがワンドロの魅力。
やる気が一番確保が難しいかもしれない、あと初めて投稿する際の第一歩も。
投稿しなくても、手元で溜めて描いた事、完成する事を実感するのも大切だと思うので、とにかく1時間やってみるのが良いと思います。
私がアクナイワンドロで一番最初に参加したのは意外にもプラマニクスさんでした。
別ジャンルでも多少経験はあったので、なんとか描き切りましたけど、その初めてのワンドロの時は色塗りすらマトモに到達出来ない感じでしたし、描きたい構図にならないもどかしさがありました。(今も……それはちょいちょいある)
ワンドロの流れ
私の場合はの話ですので、線なんて引かねえぜ……!塗りから行くぜ!という形はあまり参考にならないかと思います。ご了承ください。
20時頃のワンドロアカウントからの出題されるお題確認から始まります
脳内で構図どうすっかなーと考えながら食器を洗ったり、ゲームのデイリー消化などをします。
慣れない人は構図メモして、開始時は横に並べて写すのが良いかもしれません。
あと、縦長か横長か思いつかなかった時とかは正方形からスタートして、終わった時にトリミングするのもオススメです。
開始後はとにかく手を動かす。水色で大まかにアタリをつけて、赤で整えて、濃い茶色で線を引きます。顔は別レイヤーで分けて描きます。
20分までに線画まで出来てたら勝ちです。
30分かかってたらちょっとヤバいです。
塗りはマスクで塗りつぶした上にクリッピングマスクかけながら色を乗せていきます。目→肌→髪→服の順が効率的にクリッピングできます。
レイヤーイメージ
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線画
⤵効果(乗算、ハイライトなど)
⤵髪
⤵服1
⤵服2…
⤵顔線画
⤵目
⤵肌
マスクベタ塗りシルエット
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作成後はスマホに転送して完了です。
可能なら1時間手前で終わって転送から、違う端末やサイズで見て違和感感じたら微調整の時間が取れるとベター。
個人的にはオーバーした際10分未満なら未記載、11分~20分未満なら +10min表記を付けたりしてます。
他の人もきっちりされてる方は少しでもオーバーしてたら+5minとかかれてたりしてますね。そこらへんはお好みで……
さいとうなおき先生もたまにワンドロ動画を公開されてますが、そこで仰られてるように、あまり拡大はせずにやるように意識してます。しちゃうと粗が見えて気になるし、細かく描き足したくなるので……
見栄えを楽に良くする小技
1.とにかくバストアップで手を入れる
手がある事で情報量や奥行きが増え、手の仕草だけで物語ができるのでオススメです。
手の形が難解なのを描く場合、HandModelっていうアプリが手軽かなと思います。
そこは色々お好みなものでモデルを用意していただければ……!
2.困ったら逆光
直感的なカラー選びのセンスが無いので、着色はいつも私は悩んでます……フリータイムお絵描きでも時間がかかる
そんな色塗りで一番楽に見栄えを上げるのは逆光。
ワンドロは大半背景にまでたどり着けないので、背景が白になることが多いと思いますが、そこで逆光ですよ奥さん!
ちょっと薄めの茶色で乗算をかけるだけでなんかいい感じになります。
マスク掛けて縁の部分を消しゴムで消して光が漏れてる感じにするだけで十分にいい感じになります。余裕があったらさらにオーバーレイや、部分的にハイライトを差してみるのも良いかもしれないです。
乗せた色が微妙だなーという時はとりあえず乗せた後に色相などの調整、顔は血色良くしたい、部分的に変えたい時はオーバーレイ、です。
慣れないうちは避けた方がいいのは……
1.全身を描こうとする
手を動かし始めたらマジで考える時間ないですし、全身だと特にやり直しが出来ません。途中で違和感とか気になりだして手が止まって詰みます。
そういう違和感抱えたものは、なんとか描いたはいいものの、ピンと来ないことが多いです。
毎日ワンドロ参加されてる方がいらっしゃるんですけど、その方はいつも全身で描かれており、スタイルも崩さず、継続に関してもですが、すげぇなぁと思ってます。
2.背景を描こうとする
ベタ1色や軽くそこにブラシで簡単な図形描きこむ程度なら行けるのですが、描きこもうとすると死にます。
でも、そこに至れた場合の達成感はぱないですので、余裕のある方は是非トライを。
以上、自分がワンドロでこういう事を心掛けてたりこんな感じで考えて描いてるよーというのを公開してみました。
あと一言添えるならば、ワンドロはコンディションに左右されがちなのでうまくいかないのを前提に気軽に楽しむのが吉です。私は体感半分くらい描いたあと上手くいってないと思ってます。
あと、いいね数は人気キャラであればあるほど分散化されるので、気にしない方が良いです。あとは突出して上手い絵がその時にあればそっちにかっさらわれますので。
いいね数が欲しいといった目的ではワンドロは続きませんし、楽しめないと思います。
ただ、数を指標にするのはアリです。ここで得るいいね数はフォロワーの数多いか少ないか関係なく実直に物を言うので、沢山貰えてた場合は出来や見る方のニーズが満たされていたという事なので、
以降の活動の方向性を検討したり、自身気付かなかった強みに気付いたりと何かしら生かせるかもしれません。
……と最後軽く締めようと思ったのに長くなってしまいました。
ここまでお付き合い下さりありがとうございます。誰かの参考になれば幸いです😊