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合同イラスト本の主催をしてみた

誰かの今後の合同企画の参考になればと思い、このノートを書くことにしました。
時系列に記載していきます


2024/1/21 合同用アカウントを作る

それは1月の事、待望のアークナイツ同人オンリーイベントの開催のお知らせが発表されました。↓

↑オンリーの告知に即日というか発表1時間半後くらいに合同専用アカウント立ててました…。
その日異様に暇な休日でした。

合同をやることには少し興味があり、サークル参加して出すとするなら領主かな〜と思ってつぶやき、アカウントを立てたところ、とある領主好きにロックオンされました。(この上の投稿に1いいねくれた人)
そこから領主合同イラスト本企画は始まりました。

2024/1〜2月 参加してくれそうな領主好きな方に声を掛ける

とある領主好き…戦場のぺんつさんにすごい速さでいいねをもらったので、これは参加してもらえそうかな?と軽い気持ちで思ったら、そこからあれよあれよとメンバーを集めてくださいました。(加えてサークルも合体やろう!な流れになりました)
私の方でも数名の方に声を掛け、結果シルバーアッシュとソーンズ担当が居ない…‼︎という事で公募も合わせて行う事となりました。

募集内容も爆速で決めました、告知開始から実に3日

早く作れたのは、これまで何回か他の方の合同に参加したおかげです

2024/2  公募募集

公募に関してはtwiplaに掲載しました。
「軽い気持ちで初めて参加しまーすちぃーっす!」
って方は避けたいなと思ったので、敷居はやや高い目の要項にしました。(初めての主催で初心者に対応できる余裕ないだろう…という点も)
・これまで自身で同人作品出してる経験がある事、
・推し領主に対してのアピール
この2つをちゃんと書いてる、かつ元々設定していた1キャラにつき最大3枠までの制限の条件から募集しました。

この頃は自身の別な個人的な作品に注力してたので、特に大きな動きはなかったです。

2024/4  合同用Discordサーバー立てる

集まった方にDiscordの案内を4月頭〜5月に行い、そこから諸々連絡を進めました。
5月の赤ブー参加するので挨拶できる方は挨拶したいですー的な事とか話してたと思います。
とりあえずこの企画は動いてるんだよという事は示すように定期的な連絡はするよう意識してました。

2024/7  デザイナーさんに発注依頼

同人のデザインの相場や過去作品を調べながら、根底にはとあるデザイナーさんに頼みたいと思っていました。2023年の冬コミで気になって買った本のデザインをされてた方(通称おす天さん)でした。

ドクターであり、自身でプロデュースされた本を出されているので、アークナイツの厳しい大地の織りなす世界観のニュアンスはバッチリ理解されているので気持ち安心院でした。
過去に同人デザイン依頼の募集投稿をされていることをチェックし、お声がけした所快諾をいただけました。ここで本格的に動き出した感じです。
初めてのデザイン依頼なので、以降の関連の内容は一般的なのかどうかわからない点ありますが、書ける部分(書いても問題なさそうな部分)は書き記しておきます。

2024/8/25   作品の締切

9月1日には動ければ…という感じで設定した〆切でした。お盆休みに表紙絵を完成させる予定でしたが、5月くらいから容態が悪かった祖母が丁度お盆に亡くなり、バタバタして結局表紙が遅れてしまったりでなんだかんだ全ての原稿が出揃ったのが9月頭でした。
まだ十数人な参加人数だった&二次創作活動に慣れてる方々なこともあり提出はスムーズでしたが、初参加な方が居る場合や20人以上の参加者の場合は2週間見積もっておいた方が良いと思います。上のような突発的な出来事もあるかもしれませんし…

タイトルはその間、頭の中やメモにて推敲をしました。厨二ぽい四文字熟語にしようかとも思った候補もありました。
結局英語がええな、“lord“は入れたいなと思い、結果今の『Lords of TERRA』としました。

2024/9  デザイナーさんとやり取り

Discordでテキストでやり取り、共有としてのGoogleドライブ、スライドを使いました。
スライド内の各ページに何の内容を入れるかを指示し、それを元にデザインしてもらうという流れでした。
元々28ページくらいで各1ページ掲載を想定してたんですが、提出してもらった作品を見て、これは勿体無いので1人あたり2ページ見開きとしよう&デザイナーさんをせっかく雇ったのもあり、結果42ページとなりました。仕様ももちろん変わります。中綴じ→無線綴じになったのが一番大きかったかもしれません。デザイナーさんも大丈夫と言ってくださったのでお願いすることにしました。
テキスト修正やサイズ調整、何度もやりとりを行い完成に向けてデザインを詰めていきました。
ロゴに関しては何もいう事のない素晴らしい出来だったので、そこは何も言わずに終わりました。
とにかく表記ミスが無いよう、隅々までチェックしてました。

今年の9月の休みはこれに費やす覚悟でいましたが、結局のところデザイナーさんボールの時は無力(暇)となり、その間は価格と部数に悩みまくってました。
9月上旬までオンリーが開催されるのか雲行きが怪しかったのもあり、開催されたとしてもどれだけ来るのかが読めないという事態に。
結果運営からの中旬〜怒涛の開催連絡による立て直しの姿勢を信じて、元々の冊数で発注。価格はそれに合わせて算出しました。

紙などの種類・重さに関しては、参加したフロストノヴァ合同4のものが理想ぴったりだったので、そちらの主催のデパヤマさんに紙をどう選んだか聞き、下記+箔押しという形になりました。
表紙 : コート180kg + マットPP貼
本文 : マットコート110kg

過去分の合同誌の重さまで丁寧に教えてくださりました。
これまで合同を4回も主催されているって事は何度でも作品を託せる、信頼できる人物として私をはじめ参加者の多くの人が思っており、それは上記のような誠実さといった点も含め、主催に必要である素養であると思いました。

2024/9/21〜 入稿諸々

本の入稿を皮切りに、ノベルティ、ポスターの発注を進めていきました。
本の入稿先はグラフィックさんでした。
会場直送できなかったので自分の住所にすべて発送となりました。

2024/10/3 現物到着

自宅着から現地に送るとなるとかなりギリギリなスケジュールとなりました。
もうすこし早い営業日設定もありましたが、そこは金額との折り合いでギリギリを走りました。
午前自宅に現物着、そのままのダンボールを使って即会場まで発送をしました。

やったね

2024/10/6   AiSにて初頒布

後は会場に行くだけです。
開始時届いてないリスクも考え、持てる分だけキャスターに詰めて持っていきました。
わんぷり視聴後、さといろに思いを馳せつつ浅草へ。
会場に着いたら荷物も到着しており一安心。
あとは頒布に頒布をしました。お手に取ってくださった方ありがとうございます!

めちゃくちゃ刷りました!


マジでいい合同本になったので、オペサスや
それ以降機会あれば是非購入してください!
通販はメロンブックス、
14日〜BOOTHで取り扱い予定ですので遠方の方も是非よろしくお願いします🙇‍♀️

https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=2587029




蛇足

合同は誰よりも早く素敵な作品を見れるアドバンテージありますが、参加者への連絡、在庫管理やらサークル参加は欠ける事ができないプレッシャーがあるので、高頻度で主催はしんどいな〜と思いましたまる
今後は当面参加側で気楽にいきたいと思います

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