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〇違和感シリーズ第二弾~させていただきます撲滅委員会

〇違和感シリーズ第二弾~させていただきます撲滅委員会


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〇違和感シリーズ第二弾~させていただきます撲滅委員会

【Feeling Of Uncomfortable : No.2 ~Anti “ Let Me Do It” Committee】

違和感。

先日(2020年11月22日)、たまたまツイッターで石川初さんという慶応の教授の

願わくば、誰もが「担当させて頂きました」や「発表させて頂きます」ではなく「担当しました」「発表いたします」と言う世界に戻りますように。

という投稿を見かけ、僕も瞬時にリツイートした。

実は僕も「~~させていただきます」という言い方に違和感があるものの、実際はときにいやだなあを思いつつも使ってしまったりしている。かつて、違和感のあるしゃべり方ということで、「語尾上げしゃべり」と「~~じゃないですか」を取り上げたときに、「~~させていただきます」もかなり違和感があったが、最近は慣れてしまった、と書いた。6年前の話だ。

そのときのコラム→

■■アーカイヴ・シリーズ 024 語尾上げしゃべりに、違和感あるじゃないですか■■(2014年)
2020/08/19 00:01
https://note.com/ebs/n/nf2c232947311

先のツイートにはなんと8万件の「いいね」が付き、1300件余の引用ツイート、1万2千件もリツイートされた。大変な注目度というか、みんなそう思ってるということだろう。

このツイートの下についた投稿もなかなかおもしろい。みんな、次のようなものに違和感を持つ。

~~になります。
~~で、よろしかったでしょうか。
~~の方~~

これらの言葉使いは、僕はコンビニやファミレスのマニュアル・トークの中から拡散したものとみているのだが、大手広告代理店あたり、あるいは流行りのマナー講師あたりが絡んでいるかもしれない。

~~と思っていて~~

というのも最近耳障り。

そんな中で、元ツイートの冒頭、「願わくば」は、「ば」ではなく、「願わくは」と「は」が正しいというリプライがあった。そこは意識してなかったなあ。

やはり、「させていただきます」はできるだけ使わないようにしようと改めて思った。

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させていただきます 2

原因。

で、これらの言い方をする原因というか根源は、やはり、「じゃないですか」や「語尾上げしゃべり」と同じではないだろうか、と思い始めた。

つまり、文字数を多くすることで、断定を避け、事象をよりあいまい化する、敵対化しないようにする。それから昨今の「忖度」文化でなんでも相手に嫌われないようにするという行き過ぎた風潮がこうしたしゃべり方に発展しているのではないだろうか。「忖度カルチャー」の弊害だ。

あと政治家あたりが、やたら文章の中に「ございます」を挿入するのも違和感がある。「です」でいいのではないか。あれも、文字数を増やして時間を稼ぎたいからか。

そうそう、そういえば、「大丈夫です」がいつからかすごくあいまいになった。

スーパーで「袋いりますか」と訊かれ、「大丈夫です」と応える。このやりとり、どう考えてもおかしいが通じてしまっている。正しい答えは「いりません」だ。昨今の「大丈夫です」は、「けっこうです(いりません)」と「OKです、承諾します」の両方どちらとも取れることが多い。

日本語の乱れが嘆かわしい、と言われるが、とはいえ、言葉は生き物。誤用もいつしか市民権を得てしまうと、それも誤用ではなくなる。ここが悩ましい。違和感を持ったら、やはり違和感がある、ということを表明し、声を出さないといけない。

「させて頂きます」を使いだしたのはどこのだれか、それはいつか、を突きとめたら、けっこうおもしろいと思う。口語だから、なかなか文献とか文章としては残りづらいとは思うのだが。

しかし、この勢いだと「させて頂きます・撲滅委員会」が本当にできそうなので、できた折にはぜひ会員にさせていただきたく存じますと思います。


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