〇山下達郎シアター・ライヴを2021年9月3日から配信ロードショー決定
〇山下達郎シアター・ライヴを2021年9月3日から配信ロードショー決定
【Yamashita Tatsuro Theater Live Will Be On Streaming】
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(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇山下達郎シアター・ライヴを配信ロードショー決定
【Yamashita Tatsuro Theater Live Will Be On Streaming】
配信ロードショー。
山下達郎が1984年から2012年にかけて行ってきたライヴの映像をまとめてひとつの作品としてまとめた映像作品『シアター・ライヴ・パフォーマンス1984‐2012』は、2012年劇場公開されたが、この映像が配信で公開されることになった。
2012年公開時点では、全国11劇場で公開、観客動員のべ6万1千人、興行収入1億5千万円を記録した。山下達郎はテレビに出ないため動く姿を見るには彼のライヴを見に行くしかない。だがそのチケットも大変な争奪戦でなかなか入手も困難ということで、ライヴ映像をまとめて編集した作品を映画化して、劇場公開したもの。
配信ロードショーは、2021年9月3日(金)21時の回から9月12日(日)19時回まで10日16回上映する。チケット購入は上映日の5日前まで。初回9月3日分は、8月15日(日)15時から8月29日(日)18時まで売り出される。当日買おうと思っても買えないので、5日前までに買っておかないといけないので注意が必要だ。
試聴券は2500円、これにサーヴィス料220円がかかる。
チケット購入は次のサイトで。
https://eplus.jp/sf/detail/0039770003
たとえば、2021年9月3日(金)21時開演回のチケットサイトはこちら
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この映画評。過去ライヴ評一覧なども→
山下達郎・シアター・ライヴを見て~軸ブレずに四半世紀
2012年08月31日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11341325362.html
◎山下達郎・シアター・ライヴを見て~軸ブレずに四半世紀
【Yamashita Tatsuro : Theater Live】
矜持。
山下達郎の1984年から2012年までの膨大なライヴ映像から選りすぐりに選りすぐって90分余に編集したライヴ映像の映画。純粋にライヴを見せる映画、映像で、この90分はまさにライヴを見ているような錯覚に陥った。そして、ライヴそのものではなく映像で見るライヴなのに、すっかり感動してしまった。音楽映像で感動するのは、僕にとってはマイケル・ジャクソンの『ディス・イズ・イット』以来のことだ。
なんでこんなに感動できるのかと、はたと考えると、やはり楽曲がいい、歌もバンドもパフォーマンスがいい、という当たり前の結論になってしまう。だが、それ以上に、主人公山下達郎の音楽家として過去から現在までまったくブレのない姿勢が見事に投影されているからではないかと思う。職人、匠、プロ、こだわり、非妥協、頑固、そして、矜持(きょうじ)…。さまざまな言葉が映像の節々から垣間見られる。
1984年の映像といえば、もう28年前つまり四半世紀以上前である。若干バックミュージシャンや本人も若い感じがあるが、2012年の映像と比べても、隔世の感はない。(ファッションはあるかな) 何より歌声が変わらない。
僕が見たのは新宿バルト9で8月29日(水)午後3時50分の回。前日ネットで座席状況を見ていたら、半分以上残っているとでていたので、時間ぎりぎりに行ったら、もう残50席を切っていて、瞬く間にその数字が減っていった。そして、座ってみればほぼ満員。さすがに観客は、達郎ライヴで見受けられるように年齢層は高く、男女比は7-3くらいで男性が多いようだ。ただ若い20代から30代の女性もちらほらいる。こんな昼間からこれだけ満席にしてしまう山下達郎って何、などと思ってしまった。今回映画が公開されたスクリーンはシアター9といい、このバルト9映画館の中で最大429席のもの。ここで1日5回上映されている。
フラッシュバック。
観客の楽曲への思いいれは、それぞれにあると思うが、もしこの映像が収録された日にその会場に足を運んだ人がこれを見たら、やはり格別の思いに駆られる。僕の場合は、2008年12月28日の大阪フェスティヴァル・ホールを見ていたので、あの今は亡きフェスティヴァル・ホールのことなども思い出して感傷に浸った。まりやさんも登場している日だ。あの日にフラッシュバックだ。
また、2008年の小笠原拓海と2012年の彼が、たった4年しか違わないのに、精悍に立派になっているような気がした。「山下大学」で充分な修行を日々積んで、どんどん成長しているからなのだろう。すべては顔に表れるとはよく言ったものだ。
達郎さんは、自らのライヴを可能な限り録画、撮影している。ひとつには自分のチェックのためというものもあるようだが、こうして記録映像を残すことで、いつかそうしたアーカイブも陽の目を見ることになる。通常のいわゆるプロモーション用ビデオ・クリップや売り物のDVDなどはないが、こうしたきちんとしたライヴ映像が残っているというその様は、MTVなどが生まれるはるか以前のエルヴィスの映画やビートルズの映画が残されているのと同じような感覚にさえなってくる。
拍手。
音が実にいい。この劇場用にマスタリングしたというから当たり前なのかもしれない。各楽器で間違いなどがあったら、部分だけでも差し替えたりはしてないのだろうか。きっとしてないんだろうな。完璧なテイクを拾い集めたのだろう。
トーク部分はほとんどなし、次々と曲が流れる。唯一、達郎さんが話をしたのは、「希望という名の光」の途中で曲に乗せてメッセージを発したところだけ。これも胸に来るメッセージだ。
夏フェス「ライジング・サン」での達郎さんが歌う「さよなら夏の日」。観客の顔がたくさん映された。あれだけがボーナス・トラックのように思えた。きっと野外で、他の室内のコンサート・ホールとまったく違う空気感だから、別枠ということにしたのだろう。しかし、いいなあ。夏フェスで「さよなら夏の日」なんて最高のシチュエーションでの最高の楽曲だ。願わくば、映画が終わったところで、立ち上がって拍手をしたかった。『ディス・イズ・イット』のときのように。遠慮せずにしちゃえばよかったかな。
音楽映像でこれだけ感動させられたのは達郎さんとマイケルだけ。というわけで、僕の中で達郎さんとマイケルは、この日同じ地平に立った。
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