〇 古典となった名作『カラー・パープル』再度映画化へ~セリー役はファンテイジアに
〇 古典となった名作『カラー・パープル』再度映画化へ
【"Color Purple” Will Be Movie Again in 2023】
再映画化。
(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇 古典となった名作『カラー・パープル』再度映画化へ
【"Color Purple” Will Be Movie Again in 2023】
再映画化。
1982年に作家アリス・ウォーカーが発表した問題作でピューリッツァー賞受賞作『カラー・パープル』が、1985年にスティーブン・スピルバーグによって映画化され、オスカー11部門にノミネートという大成功を収めるものの、最終的には無冠の悲劇作となった。その後、ブロードウェイで2005年からミュージカルとして公開され、これが異例のロングランとなり、今回、再度映画化されることが発表された。映画は2023年12月20日公開予定。
その一部キャストなどが2022年2月2日発表された。
まず、テレビ・ドラマ『エンパイアー』等でおなじみのタラジ・ヘンソンがジャズ・シンガーのシュグ役、グラミー受賞アーティスト、H.E.R.もスクィーク役。
そして、その翌日、主役セリー役(1985年映画ではウーピー・ゴールドバーグ)がファンテイジア、以前オプラ・ウィンフリーが演じたソフィア役をダニエル・ブックスが演じることが発表された。
1985年作品でかかわったクインシー・ジョーンズ、オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグらもプロデューサーとして参加する。
→https://bit.ly/3LhOhZE
ファンテイジアは勝ち抜きコンテスト番組『アメリカン・アイドル』シーズン3で優勝。また、ブロードウェイ版の2007年から2008年まで、このセリーの役を演じていた。また、ダニエル・ブルックスも2015年から2017年のブロードウェイのリヴァイヴァル公演で、このソフィア役を演じていた。
2013年ミュージカル・ロンドン版、2015年同ブロードウェイ・リヴァイヴァル版では、シンシア・エリヴォー(テレビ『ジーニアス:アレサ』でアリーサ役)が主役のセリー役を演じた。
オリジナルのブロードウェイ・ミュージカルはトニー賞をひとつ、リヴァイヴァル版はトニー賞をふたつ取っている。
映画は、ブリッツ・バザウールが監督、2022年春から製作開始、2023年12月末公開。
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それにしても、1985年の初映画化から、37年、再映画化、果たして今回はオスカーを取れるだろうか。
この『カラー・パープル』は、小説→映画→ブロードウェイ・ミュージカル(ロング・ヒット)→再映画化と、完璧に古典の仲間入りを果たしている。
そして、この『カラー・パープル』で世に出たウーピーやオプラがその後大出世し、このリメイクに再び加わるというのも感無量だろう。
Fantasia and Danielle Brooks to star in 'The Color Purple' movie musical
Oprah Winfrey surprised an emotional Brooks with the casting news.
ByCarson Blackwelder viaGMA logo
4 February 2022, 10:34
ダニエル・ブルックスがズーム・インタヴューを受けているときに、オプラがサプライズ割り込みで、驚きで泣きだす。
2023年暮れの公開ということは、2024年初頭あたりには大きな話題になりそうだ。
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