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〇ビー・ジーズ・ドキュメンタリー映画『栄光の軌跡』2022年11月25日から日本で劇場公開~オリジナル・アルバム20作品一挙発売

〇ビー・ジーズ・ドキュメンタリー映画『栄光の軌跡』2022年11月25日から日本で劇場公開~オリジナル・アルバム20作品一挙発売
 
【Bee Gees Documentary “How Can You Mend A Broken Heart” Out On November 25, 2022】
 
(最後まで無料で読めます。本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
 
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〇ビー・ジーズ・ドキュメンタリー映画『栄光の軌跡』2022年11月25日から日本で劇場公開
 
【Bee Gees Documentary “How Can You Mend A Broken Heart” Out On November 25, 2022 Theaters Nationwide】
 
(ビー・ジーズの歴史に関するドキュメンタリーということで、ある程度、知られている事実などがネタばれとしてでてきます。鑑賞予定で事前に内容を知りたくない方はご注意ください。鑑賞するかどうか迷われている方はぜひどうぞ)
 
ドキュメンタリー。
 
1960年代から2000年代まで長きにわたって活躍してきた3人組ヴォーカル・グループ、ビー・ジーズのドキュメンタリー映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』(原題 Bee Gees : How Can You Mend A Broken Heart)が、日本で2022年11月25日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館などで劇場公開される。
 
予告編(約2分16秒)

 
このドキュメンタリーは、2020年12月12日に全米HBOマックスから公開された。テレビ番組のグラミー賞といわれるエミー賞で6部門でノミネートされた。
 
本作は、ビー・ジーズの3人、長兄バリー・ギブ(1946年生まれ)、その弟で双子のロビンとモーリス(1949年生まれ)の歴史を丁寧に時系列にしたがって追ったもの。
 
現在のバリーが、今はなき2人の弟ともう一人、末っ子のアンディー・ギブなどのことを振り返る形でドキュメンタリーは始まる。
 
この中では、モーリス、ロビンなどや関係者でも物故者の生前の映像も登場する。
 
イギリスに生まれ育ち、オーストラリアに移住、再度イギリスに戻り、世界的なスターになるも、兄弟不和で一度はヒットがでなくなり低迷。そこで、新たにプロデューサー、アリフ・マーディンの勧めで元々好きだったブラック・ミュージック、ダンス・ミュージックの要素を取り入れた作品を録音。そこから映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』での大抜擢で、超スーパースターになっていく。
 
日本では映画『小さな恋のメロディ』のテーマ「メロディ・フェア」が1971年大ヒットし、一時期ソフト・コーラス・グループとして大人気に。しかし、その頃から兄弟間の不和でグループは空中分解。その頃のことをバリーの述懐などで振り返る。
 
そして、ディスコ調の「ユー・シュド・ビー・ダンシング」のヒットで奇跡ともいえる復活。それがきっかけで、彼らの所属するレコード会社、RSOが映画『サタデイ・ナイト・フィーバー』を制作に発展、その音楽をてがけることになり、これが世界的な大ヒットになった。その時点で、レコード史始まって以来、もっとも売れたアルバムになった。(その後、もっとも売れたレコードの記録は、『スリラー』に破られる)
 
そんなディスコ絶好調、全盛期の1979年7月、アメリカ・シカゴ・コミスキー球場(シカゴ・ホワイトソックスのホームグラウンド球場)で行われた「ディスコ・サックス(ディスコ、くそくらえ)」のイヴェントで、ディスコのレコードが燃やされる(爆破される)ことになり、ディスコ・ブームが一気に低迷するが、そのときの動く映像も紹介された。
 
このニュースは以前から有名で、僕も何度も原稿に書いたり、話したりしたが、この動く映像は初めて見た。
 
作品の中では、ビー・ジーズについてエリック・クラプトンや、ジャスティン・ティンバーレイク、マーク・ロンソンら多くのミュージシャンたちが語っている。その中では、ロバート・スティッグウッド(RSO社長)やヒット曲を生み出す指南をするプロデューサー、アリフ・マーディンの存在などもきっちり描かれる。ビー・ジーズはスランプからの復活作をマイアミのクライテリア・スタジオで録音するが、それは一足先にそこで録音していたエリック・クラプトンの助言だったという。
 
晩年は兄弟も仲良くフロリダ州に住んでいたが、栄光と挫折、そこからの復活劇、兄弟の確執から復縁、そして、自分より年下の兄弟たち全員の死という悲劇を体験する長男バリー。
 
かつて公開された音楽ドキュメンタリー『黄金のメロディ マッスル・ショールズ』は、同スタジオ創始者のリック・ホールのソウル・サーチンの物語だったが、この『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』の起承転結は、まるでバリーのソウル・サーチンの物語を垣間見ているようだった。
 
ビー・ジーズのファン、アメリカン・ポップスのファン、ディスコ・ファンなどに幅広くお勧めしたい一作だ。
 
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日本版サイト

 
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すでに海外版だが、DVD、ブルーレイがでている。DVDは、リージョン1とみられるのでそれが再生できる機種が必要。
 
The Bee Gees: How Can You Mend a Broken Heart? [Blu-ray]
Eric Clapton/B.B. King (出演), Noel Gallagher (出演), & 1 その他 形式: Blu-ray
5つ星のうち4.8 188個の評価
¥3,302
翌日配送
ブルーレイ(英語版)

 
DVD (英語版)

 
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■ビージーズ関連記事
 
ロビン・ギブ(ビージーズのリード・シンガー)死去
2012年05月22日(火)

 
2005年9月ライヴ評
September 04, 2005
Robin Gibb (Bee Gees) Magnetic Tour 2005

https://32970.diarynote.jp/?day=20050904

 
 

 
ライヴ後、本人と面会したときの話など。
 
双子の弟モーリス・ギブ死去ニュース
 
これも、モーリスのヴァージョンの「ソウル・サーチン」
2003/01/14 (Tue)
Immortality: Maurice Gibb's Soul Searchin'

 
モーリスは、ビージーズの中で一番高い声をだす人です。「ア〜〜〜」というその声は、もっとも特徴的です。モーリスは、かつて自分たちの声について、こう語りました。
 
「まあ、3人のうちの一人ということなら、そこそこ(の声)だろう。二人になると、けっこういい。だが、3人になると、それはもうマジックだよ」
 
2003/01/13 (Mon)
Maurice Gibb Dies At 53
モーリス・ギブ(ビージーズ)53歳で死去

 
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■名曲を生み出したビー・ジーズ、オリジナル・アルバム20タイトルの日本盤が11月に一挙再発
 
1967年にリリースされた世界デビュー・アルバム『ビー・ジーズ・ファースト』から2001年の最後のアルバム『ディス・イズ・ホエア・アイ・ケイム・イン』まで、20枚のオリジナル・アルバムの日本盤がSHM-CD仕様で2022年11月23日に発売される。
 
★は特にお薦め盤。
 
My Generation, My Music on SHM-CD <ビー・ジーズ編>
オリジナル・アルバム20タイトル
 
2022年11月23日発売
 
UICY-16103~16122
各¥1,885(税込)
日本盤のみSHM-CD
 
①   『ビー・ジーズ・ファースト』(原題:Bee Gees’ 1st)(1967) 品番:UICY-16103

②   『ホリゾンタル』(Horizontal)(1968) UICY-16104

③   『アイディア』(Idea)(1968) UICY-16105

④   『オデッサ』(Odessa)(1969) UICY-16106

⑤『キューカンバー・キャッスル』(Cucumber Castle)(1970) UICY-16107

⑥『トゥー・イヤーズ・オン』(2 Years On)(1971) UICY-16108

⑦『トラファルガー』(Trafalgar)(1971) UICY-16109

⑧『トゥ・フーム・イット・メイ・コンサーン』(To Whom It May Concern)(1972) UICY-16110

⑨『ライフ・イン・ア・ティン・キャン』(Life In A Tin Can)(1973) UICY-16111

⑩『ミスター・ナチュラル』(Mr. Natural)(1974) UICY-16112

⑪『メイン・コース』(Main Course)(1975) UICY-16113 ★

⑫『チルドレン・オブ・ザ・ワールド』(Children Of The World)(1976) UICY-16114 ★

⑬『失われた愛の世界』(Spirits Having Flown)(1979) UICY-16115 ★

⑭『リヴィング・アイズ』(Living Eyes)(1981) UICY-16116

⑮『E.S.P.』(E.S.P.)(1987) UICY-16117

⑯『ONE』(One)(1989) UICY-16118

⑰『ハイ・シヴィライゼーション』(High Civilization)(1991) UICY-16119

⑱『サイズ・イズント・エヴリシング』(Size Isn’t Everything)(1993) UICY-16120

⑲『ステイル・ウォーターズ』(Still Waters)(1997) UICY-16121 ★

⑳『ディス・イズ・ホエア・アイ・ケイム・イン』(This Is Where I Came In)(2001) UICY-16122

 
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