〇「消えゆく東京の風景」、「さんたつ」サイトで短期集中連載へ
〇「消えゆく東京の風景」、「さんたつ」サイトで短期集中連載へ
【”Vanishing Tokyo” Column Will Be On “San-tatsu” Website】
趣味。
斉藤薫氏が2006年から趣味で始めた「消えゆく東京の風景」の写真と文のシリーズが、散歩の達人のウェッブサイト「さんたつ」でまとめて短期集中連載されることになった→
https://bit.ly/3cZOJL3
第一回が2020年10月4日アップの2014年に姿を消した施設達。原宿駅前歩道橋、青山ベルコモンズ等。
(本作・本文は約6000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字換算すると、3分から7分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと5分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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友人の斉藤薫氏が2006年から趣味で始めた「消えゆく東京の風景」の写真と文のシリーズが、散歩の達人のウェッブサイト「さんたつ」でまとめて短期集中連載されることになった→
https://bit.ly/3cZOJL3
これは、斎藤氏が自身のフェイスブックで不定期にアップしていたもの。今回はそれをまとめて、何度かにわけて「さんたつ」サイトに掲載する。「さんたつ」は、交通新聞社の雑誌「散歩の達人」のウェッブサイト。斎藤氏によると、月に2回(あるいは隔週)で、毎回7-8回所を紹介していこうという計画で、現在ではまったくその話はないが、もしアクセスなどがよければ紙の書籍への話に発展するかもしれない、とのこと。
第一回が2020年10月4日に公開された。今回は、2014年に姿を消した施設達。
2014年1月「原宿駅前歩道橋」
2014年3月「青山ベルコモンズ」
2014年4月「銀座日航ホテル」
2014年5月「渋谷 SHIBUYA AX」「六本木 スイートベイジル」
2014年5月「国立競技場」
2014年5月「吉祥寺 バウスシアター」
(今は亡き青山ベルコモンズ)
これなどを見ていると、ほんとうにたくさんの施設が姿を消している。
斎藤氏は2013年春の東急東横線渋谷駅から7年間、フェイスブックに掲載していた。取り上げた施設は60か所以上にのぼるという。
本人は、「東京から消えていった風景をいつまでも皆さんの記憶の中に残ってほしいと、より多くの方に見て頂きたいと思います」と語っている。
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僕も毎回、いつもいろいろ掘り起こしてくるなあ、と感心して見ていたが、本当に最近はなくなるものが多くなった。鉄筋コンクリートの建物など少なくとも50年から60年はもつといわれるが、3-40年で取り壊されるものもでてきた。時代の流れというものなのだろう。建物を建て替える最大の理由は、耐震性と、IT化だそうだ。とにかくここ20年くらいでIT化ができていないビルは、かなり厳しいらしい。もちろん、建物はそのままでIT化を進め、回線などを太くしたりしているのだろうが、細かいメインテナンスを考えると、いっそ、全部新しいビルにしたほうがはやいらしい。
第一回の施設の中で、銀座の日航ホテルがなくなっていたのは、気づかなかった。六本木「スイート・ベイジル」、渋谷の「AXシアター」などは、ひんぱんに訪れていたので、身近に感じた。
(今は亡き銀座日航ホテル)
最近のコラムでは、赤坂ブリッツ、としまえんプール、渋谷の東急百貨店東横店などが印象に残っている。
やはり、1964年の東京オリンピックの直前は、東京の街が大きく変わった。それから56年、そういうめぐりあわせなんだろう。まあ、来年、オリンピックがなくても、新しい建物が増えたということでインパクトは残る。
こういう建物とか、なくなってみると、「あれ、あそこには何があったっけ」となる。こうしてひとつひとつ記録に残していくのはとても重要だ。
少し大判の写真メインの一冊の本になるといいね。たぶん、オフィシャルの写真などが、当該の建物や、あるいは、新聞社・雑誌社にもある程度あるのではないだろうか。
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