〇レイラ・ハサウェイ・インタヴュー次回『AOR/Soul To Soul』#075でオンエア～レイラが父ダニーへ手を差し伸べるまで

〇レイラ・ハサウェイ・インタヴュー次回『AOR/Soul To Soul』#075でオンエア
 
【Lalah Hathaway Interview & Latest Song Will Be On “AOR/Soul To Soul #075 ” Thursday 8 PM】
 
（値段はついていますが、最後まで無料で読めます。本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」（アナウンサー1分300字）だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください）
 
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〇レイラ・ハサウェイ・インタヴュー次回『AOR/Soul To Soul』#075でオンエア～レイラが父ダニーへ手を差し伸べるまで
 
【Lalah Hathaway Interview & Latest Song Will Be On “AOR/Soul To Soul #075 ” Thursday 8 PM】
 
33年前。
 
先週は、まさに僕にとってはレイラ・ハサウェイ・ウイークだった。
 
2023年3月14日（火曜）の夕方、ショーの前に30分弱の時間をもらいインタヴュー。その後ライヴを見た。すでにライヴ・レポートは昨日こちらにアップしている。オリジナルも含めた詳細なセットリストは昨日のブログを参照してください。
 
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レイラ・ハサウェイ5年ぶりのライヴで観客を魅了～シャープやフラット、音符が彼女の周囲を舞う (Part 1)
2023年3月18日

 
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さて、彼女には初来日時にインタヴューしていて、その後も来日のたびにライヴを見たり、ライヴ後に雑談をするなりしてきたが、今回改めて初インタヴューはいつだったか調べてみた。
 
すると、それは1993年11月22日だった。なんとほぼ30年前だ。それを最初に告げると彼女は驚いて「that’s crazy!」と。ちょうど、彼女がヴァージン・レコーズと契約し、デビュー。それが日本でも出たころのことだ。
 
そのとき僕は、1990年ナタリー・コールが「アンフォーゲッタブル」で、父ナット・キング・コールとのいわゆる「ゴースト・デュエット」を録音し、大ヒットさせたことを受け、レイラにも、あのようなデュエットを父親とする可能性はないか、と尋ねた。
 
すると彼女は瞬時に「しない、never　。もちろん、ナタリーはすばらしい仕事をした。リスペクトもしている。だが、私はそういうことはする予定はない」と答えて、ちょっとびっくりしたのだ。ただし、逆に僕はその瞬時の「ネヴァー」に、いや、これはきっと機が熟せば必ず心変わりするだろう、と妙に確信のようなものを持ったのだ。その後、2000年7月に上梓した拙著『ソウル・サーチン　R&Bの心を求めて』（音楽之友社）のあとがきにも少しゴースト・デュエットへの期待を書いた。
 
それを引用してみる。
 
「2000年6月、再び舞台は東京青山のブルーノート東京。ニューヨークのギタリスト、ハイラム・ブロックのバンド・メンバーの一人としてステージに立っていたレイラ・ハサウェイを見た。この日のステージはハイラムが主人公だったので、レイラが前面にでる歌は一曲だった。昨年、彼女は元クルセイダーズのジョー・サンプルと来日し、多くの曲を歌った。それが実によかった。シンガーとしての実力は、誰もが認めるところ。情感のある歌を聞かせ、声だけでも聴衆を虜にできる。ただし、どちらのステージでも、彼女は父親の作品は歌っていない。レイラもナタリー・コール同様偉大なる父親の作品を避けてキャリアを始めている。レイラはまだ３１歳を超えたばかり。ナタリーが初めて父親のレパートリーに挑戦したのが、３７歳のときだから、レイラが吹っ切れるまでには、もう少し時間が必要なのかもしれない。だが、レイラがマイクの前で堂々と独自の解釈で「サマータイム」を歌う姿を見ながら、僕はいつか、彼女がダニー・ハサウェイとのゴースト・デュエットで「サムデイ・ウィル・オール・ビー・フリー」や「ラヴ・ラヴ・ラヴ」をレコーディングしてくれるのではないかという淡い期待を胸に秘めた。レイラとダニーのデュエットは、きっと文句なしに感動するだろう。そのとき、レイラのソウル・サーチンの物語が書けるにちがいないと思った。」
（2000年6月19日）
 
今回のインタヴューで一番聞きたかったのが、彼女がその後、ダニーのレパートリーをぽつぽつと歌うようになり、ついにはライヴ・アルバムを出し、昨年10月には「ディス・クリスマス」で「待望のゴースト・デュエット」をしてみせたことへの、心境の変化についてだ。
 
彼女はどのような経緯で父の曲を歌い始め、父親がライヴを録音した同じ会場でライヴを録音し、そして、ついにはデュエット曲を録音したのか。彼女がもらったナタリー・コールからのアドヴァイスとは。
 
僕にとっては30年待ち続けたデュエットの誕生秘話は、いかなるものだったか。レイラが父ダニーへ手を差し伸べるまでをご紹介する。
 
Donny Hathaway & Lalah Hathaway - This Christmas (Duet) [Official Music Video]
2022・12・08

ここには、レイラの妹ケニヤとその娘２人、レイラケニヤの母親、ユーレイラのコーラスも入っているという。
 
今週木曜夜8時からの『AOR/Soul To Soul』でそのインタヴューをご紹介する。
 
また、最新曲、ケイコ松井とのコラボ曲も日本初オンエア。ぜひお楽しみに。
 
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■番組の聴き方
 
番組のネットFM局は次の通り。
 
20時台
 
FM岩手・秋田・福島・石川・長野・徳島・大分AI RADIO・宮崎・8局
 
19時台、20時台通し局　
 
富山・福井・岡山・香川・高知HISIX・鹿児島・神戸　7局　計15局
 
また上記のFM局のラジコでも聴けます。
 
FM秋田

radiko | インターネットでラジオが聴ける

 
 
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