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サックスの巨匠デイヴィッド・サンボーン78歳で死去~SNSにあふれる追悼文

サックスの巨匠デイヴィッド・サンボーン78歳で死去~SNSにあふれる追悼文
 
【A Tribute To David Sanborn Who Dies At 78】
 
追悼。
 
デイヴィッド・サンボーン追悼文がSNSにあふれている。そのうちのいくつかを。
 
ジェリー・バーンズ。(シック/ナイル・ロジャーズのベース奏者)
 
デイヴィッドが妹のカトリースのサックスが修理中のときに、彼の物を貸してくれた。ロバータ・フラックが、ライヴで「デイヴィッドとまったく同じように吹いてくれ」とカトリースに言っていた。だが、デイヴィッドは「自分で好きなように吹け」と言った。そして、カトリースは、デイヴィッドそっくりに吹いた。
 
ジェリーはこの動画の一部をあげていた。
 

 
1988年の『デイヴィッド・レターマン・ショー』でロバータが最新作『オエシス』をプロモーションしているときのもの
 
レコーディング・ヴァージョン

 
ここでは、デイヴィッド・サンボーンのソロが聴かれる
 
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かと思えば、日米を行ったり来たりのパーカッション奏者、アーノ・ルーカスは、かつてウッドストックで2人が出会ったことを回想していた。
 
アーノ・ルーカス。
 
「友人のデイヴィッドが宇宙に飛んで行った。息子のデヴィンは、(スティーヴィー・ワンダーの)「チューズデイ・ハートブレイク」を聴いていた。息子に言った。『その曲でサックスを吹いている男のライヴに、今夜行くんだよ』と。私とデイヴィッドは、ウッドストックで出会って以来、あちこちで会った。彼がアル・ジャロウのライヴの楽屋でも会った。多くのプレイヤーが彼のように吹く。だが、デイヴィッド・サンボーンは彼ひとり、唯一だ」
 

 
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テイク6のクロウド・マクナイト。
 
「今朝、飛行機に乗っていると、テキストが次々届いた。『デイヴィッド・サンボーン死去』と。最初信じられなかったが、すぐに昔のことを思い出した。家族がバッファロー(NY)からフロリダのオヴィエドに引っ越した頃だ。10年生の夏休み。地元のジャズ局からサックスの曲が流れてきて「一体これは誰?」と思った。サンボーンだった。すぐにその『ハイドアウェイ』(1979)のアルバムを買った。以来、そのアルバムは今日までずっと聴き続けている。彼のトーン、タイミング、あらゆる音楽的繊細性が僕の耳に斬新だった。彼は僕にとって、サックス奏者が歌っているように聞こえる初めてのサックス奏者だった。実際、僕の歌唱法には彼によって形作られたところが疑う余地はない。彼のテレビ番組『ナイト・ミュージック』で、テイク6の活動初期に出会った。サンボーンを通じて、マーカス・ミラーやマイケル・センベロと知り合った。サンボーンとの最大の喜びは彼が僕たちのドゥービー・ブラザースのクラシック「テイキン・イット・トゥ・ザ・ストリーツ」でサックスをプレイしてくれたときだ。ゆっくりお休みください、ミスター・サンボーン。あなたの現生でのお仕事は終わりました。あなたは、私を含む多くの世代のミュージシャンに影響を与えてくれました」
 
David Sanborn – Hideaway (Full Album)

 
David Sanborn - Topic

 
Take 6 – Takin It To The Streets

 
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ジェイソン・マイルス。
 
「初めて彼を見たのは1967年、タウンホールで、彼がポール・バターフィールド・ブルーズ・バンドにいたときだった。以来すっかりファンになったが、まさか彼の音楽宇宙に僕自身が参加できるなどとは夢にも思わなかった。幸運なことに彼の4枚のアルバムに参加することができた。あのサウンド/音を出せるのは彼しかいない。サックス・ソロを聴いたら、すぐに彼とわかる。彼と初めて(個人的に)会ったのは1974年1月、(ニューヨークのライヴハウス)「ミケールズ」だった。彼はジョー・ベック・バンドで吹いていた。彼と同じテーブルに座っているのが信じられなかった」
 
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Mike Mainieri Sara Smile

 
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David Sanborn / Night Music : Rufus Thomas : Walking The Dog

 
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僕はこの1曲を追悼で。オーティス・レディングの名唱でも知られるスタンダード。
 
David Sanborn - "Try A Little Tenderness(Otis Redding)"

 
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今週木曜(2024年5月16日)の『AOR/Soul To Soul #121』追悼曲を、当初予定曲をサンボーンに差し替えてかけます
 
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2024年5月14日午前9時22分、6ツイート。
 
衝撃速報 
 
訃報。
 
デイヴィッド・サンボーン (デヴィッド・サンボーン、デビッド・サンボーン David Sanborn )2024年5月12日ニューヨーク州タリータウンで死去。78歳。6回グラミー賞受賞サックス奏者。2018年から罹患していた前立腺がんからの合併症。2025年までコンサート予定が決まっていた。

1945年7月30日フロリダ州タンパ生まれ。幼少期に小児麻痺になりそのリハビリの一環でサックスを吹くように。ブルーズ、R&Bから始まりジャズ、ポップの世界で大活躍。   


 
14歳頃(1959~1960年頃)からアルバート・キング、リトル・ミルトンなどと共演。1967年白人ブルーズ・バンド、ポール・バターフィールド・バンドに参加。1969年8月同バンドでウッドストックに参加

1972年スティーヴィー・ワンダーの『トーキング・ブック』収録「チューズデイ・ハートブレイク」でサックス

 
 
以後、デイヴィッド・ボウイの『ヤング・アメリカンズ』、ジェームス・テイラーの「ハウ・スイート・イット・イズ」(マーヴィン・ゲイのカヴァー)などで印象的なフレイズを聞かせた。その後ブレッカー・ブラザースに参加、1975年『テイキング・オフ』でソロデビュー
1981年『夢魔Voyeur』、1986年『ダブル・ヴィジョン』などでグラミー受賞。マイケル・フランクス、アル・ジャロウ、スティーリー・ダン、ポール・サイモン、ブルース・スプリングスティーン他参加作品、来日多数。
 
まさに日本では「火曜日の傷心」。
 
オフィシャル・ツイッター(X)
DavidSanborn
@DavidSanborn


 
Am1:09 2024/5/14
 
It is with sad and heavy hearts that we convey to you the loss of internationally renowned, 6 time Grammy Award-winning, saxophonist, David Sanborn. Mr. Sanborn passed Sunday afternoon, May 12th, after an extended battle with prostate cancer with complications.
 
 
ENT>Sanborn, David
 
OBITUARY>Sanborn, David 7/30/1945 – 5/12/204, 78 years old

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