
ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルにナイル・ロジャーズ&シック登場~
ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルにナイル・ロジャーズ&シック登場~
【Nile Rodgers & Chic Will Be At Blue Note Jazz Festival 2024】
7年ぶり。
ナイル・ロジャーズ&シックが、2017年9月以来7年ぶりの来日を果たす。『ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァル・イン・ジャパン2024』の二日目(2024年9月22日日曜@有明アリーナ)に登場する。ショー開始は、16時10分からの予定。この日は、キャンディ・ダルファー、スナーキー・パピー、そして、シック、さらにマーカス・ミラー、シカゴと続く。
ブルーノートのサイトにナイル・ロジャーズ&シックの今回の見どころなどを書いた。
■ライヴ・ホームページ
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LIVE INFORMATION
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Blue Note JAZZ FESTIVAL in JAPAN 2024
2024 9.21 sat., 9.22 sun.
Open12:00pm Start1:00pm
★NILE RODGERS & CHICは 9.22 sun. に出演!
▶︎9.21 sat.
NAS / PARLIAMENT FUNKADELIC feat. GEORGE CLINTON / MISIA & ⿊⽥卓也BAND / TANK AND THE BANGAS / .ENDRECHERI.
▶︎9.22 sun.
CHICAGO / MARCUS MILLER / NILE RODGERS & CHIC / SNARKY PUPPY / CANDY DULFER
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■『ディスコ・サーチン』でオンエアできなかった部分
2024年9月14日の『ディスコ・サーチン』では、フランキー・ベヴァリー追悼とナイル・ロジャーズの話をする予定だったが、フランキーの話がもりあがりすぎで、ナイルの話が没になってしまった。
実は、ナイルは、『レディオ・ディスコ』より前の『ソウル・ブレンズ』に2度生ゲストで登場している。その二回目、2011年4月17日のオンエア同録があったので、そこからナイルの生声をオンエアしようと準備していた。
番組には1時間以上にわたってでてくれたのだが、ここは冒頭の2分程度のところ。初めての方のために、ナイルに、それまでの歴史を語ってください、とふった。
その答えの部分の文字起こしをご紹介しよう。
ナイル・ロジャーズ
僕のキャリアはハイスクールを出た直後のテレビ番組『セサミ・ストリート』から始まった。最初の仕事で、けっこういいお金がもらえた。それからセサミ・ストリートに出ていたスターの夫がアポロシアターで仕事をしていたので、アポロのハウスバンドの仕事を得た。その後、最初の大きな仕事は、「アイム・ドゥーイン・ファイン」の大ヒットを出したグループ、ニューヨークシティーのツアーバンドに、バーナード・エドワーズと一緒に雇われたことだ。彼がバンドの音楽ディレクターだったんだ。このバンドで世界中を旅した。この頃、いろんな音楽を聴いたり、実際に会ったりした。ロクシー・ミュージック、彼らはシックのアイデアをくれた。ジェフ・ベック、デイヴィッド・ボウイ、世界が一気に広がったんだ。
アメリカに戻ってきて、シックを結成した。レコード契約を取るまでには1年ほどかかったけどね。Dance Dance Danceは、レコード契約を取ることになった一曲だったが、最初に録音したのは、Everybody Danceだった。ここに参加してくれたのは、みんな僕たちの友達、仲間ばかりだった。ルーサー・ヴァンドロス、その頃彼はデイヴィッド・ボウイの『ヤング・アメリカンズ』の頃共演していた。僕たちは、ものすごくタイトで、プロフェッショナルなグループをすでに作っていたんだ。僕たちは最初のビッグ・ブレイクのためにお互い助け合っていたころだった。
Dance Dance Danceはダンスチャートのナンバーワンに、ポップでも5位くらいまで行って、ナンバー1R&Bにもなった。その次のレコードはシックのリード・シンガー、ノーマ・ジーン・ライトだった。以後は、アトランティック・レコーズの誰でもプロデュースできると言われた。ローリング・ストーンズ、ベット・ミドラーなどなどだ。でも僕たちはスーパースターと一緒に仕事をしたことがなかった。今までやってきたアーティストはみんな仲間だけだった。だから(無名の)シスター・スレッジを選んだ。彼らに説明した。僕たちは誰でもプロデュースできる。レコードを作れる。だったら、無名のアーティストを選ぶ。ちょっとエゴが強かったのかな。僕たちは曲をかけて、プロデュースもでき、アイデアを出せると信じていた。そこでシスター・スレッジのコンセプトを考え、作り出した。その時点では彼女たちに会ったことはなかった。彼女たちも僕たちのことを知らなかった。初めてスタジオに入った日、僕たちはまだWe Are Familyの歌詞を書いていたところだった。
これ以降、次々とヒットが生まれることになる。番組ではナイルは立て板に水で次々と話をしてくれた。
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■過去ナイル・ロジャーズ関連記事
(膨大な量がありますが、ほんの一部を)
ナイル・ロジャーズ~ブラック・ライヴス・マターに自身の体験を含めてコメント~ウィ・アー・ファミリー基金からサポート
2020年6月20日
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2017年09月22日(金)
シック/ナイル・ロジャーズ・ライヴ~音楽の力は無限
2015年12月14日(月)
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2013年01月08日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/day-20130108.html
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2012年04月20日(金)
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2011年05月31日(火)
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2011年04月14日(木)
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2011年04月15日(金)
(過去記事一覧)
ナイル・ロジャーズ最新情報『ソウル・ブレンズ』に生ゲスト&ブログ翻訳~プラネットC
2011年04月18日(月)
『プラネットC』第1回から第94回までの全エントリー
その後数か月後に再度復活。
『プラネットC(癌惑星)を歩いて』 ナイル・ロジャーズ著 第94回~96回
2011年04月24日(日)
(現在は、ナイルのサイトで閲覧できないようだ)
■ ソウル・サーチン第4話(電子書籍)~シック・ナイル・ロジャーズ物語~友情という名のメロディー (ナイル・ロジャーズとバーナード・エドワーズを巡る感動の物語)
385円(税込み)
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