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〇ジェニファー/アリーサ・メディア・ラッシュ続く~オプラ・ウィンフリーほか

〇ジェニファー/アリーサ・メディア・ラッシュ続く

【Media Rush On Jennifer’s “Respect” Movie】

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(本作・本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇ジェニファー/アリーサ・メディア・ラッシュ続く

【Media Rush On Jennifer’s “Respect” Movie】

ラッシュ。
2021年8月13日ついに全米劇場公開されたアリーサ・フランクリンの伝記映画『リスペクト』。これにともないここ2週間ほど、膨大なメディア・ラッシュが続いている。すべては追えていないが、アメリカでは公開前日夜に放送された『ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルバート』にジェニファー・ハドソンがゲストで登場(約9分)→


https://bit.ly/3jTbPHm  

ジェニファーは、「アリーサとキング牧師があんなに親しかったとは知らなかった」と。アリーサの実家前での写真も。

(パート2)→ https://bit.ly/2VWgKz4 (約5分) 

「ユー・メイク・ミー・フィール・ライク・ア・ナチュラル・ウーマン」をピアノを弾きながら熱唱。アリーサの歌い方とジェニファーの歌い方の違いを聴かせる。ジョン・バティーストと司会のスティーブンと。

■オプラ・ウインフリーとの対談

これはしばらく前にでていたのだが、昨日のブログで短いさわりをご紹介したが、こちらがフル・ヴァージョン。約41分。大変よくまとまっている。オプラのインタヴューアーとしての力量もさすがという感じだ。付け加えて、メアリー・J・ブライジや脚本家のトレイシー・スコット・ウィルソンらもコメントで登場。

オプラ・ウィンフリーとのトーク。約41分。なんとオプラの自宅ローズ・ガーデンでのロケ。2人ともオレンジ・ピンクのような衣装を合わせて登場。

Full Episode: Oprah and Jennifer Hudson | OWN Spotlight | Oprah Winfrey Network

https://www.youtube.com/watch?v=Vxwc_gohRvg&t=110s

どこかで全訳があれば、それを紹介したいくらいだが…。

ジェニファーはアリーサの晩年、毎週のように電話していた。最後に話したのは(2018年)8月8日。アリーサが亡くなるのが16日だから、ほぼ一週間前だ。その時点では一部はできていたかもしれないが、まだスクリプトは完成はしていない。

電話では、さまざまなことを話した。今日食べた食べたものから、ときには電話越しにアリーサがジェニファーに歌ったこともあった。ジェニファーは、その中でも、人生全般について話したことが大きかったようだ。

そうしたアリーサの言葉も、その電話での会話では重みがわからなかったが、実際に撮影に入ると、「わお、彼女は自身の経験から、あれを語っていたのね」ということが骨身にしみた、という。

メアリーJブライジが演じる先輩歌手ダイナ・ワシントンが映画内でリーに語るセリフ。「あなたは、まだ(あなたの)父のリヴィング・ルームにいた子供のようよ。すべてを歌って、それからビリー・ホリデイのブルーズを歌って。あなたはなんでも歌えたわ。で、あなたは何が歌いたいの?」

アリーサはか細い声で「わからない…」と泣きそうな表情で答える。

そうして彼女は徐々に自分自身の「声」を見つけようとしていく。

今作の素晴らしいところは、衣装だそうだ。ジェニファーは82点もの衣装をトライして、そのうち50点を使用したという。衣装だけでも、アリーサを語る、アリーサを表す。撮影は10週間ほどだったが、その後3カ月ほど、ジェニファーは、1960年代のファッションにはまってしまったという。そして撮影に入るまでに、アリーサのことを研究しまくったことで、そのアリーサがジェニファーの中に入り込んできたような気がしたそうだ。そして、そうした衣装を着ていると、自身が「クイーン」になったような気がする、と。

エンディングに近く、ニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンでのライヴ・シーンが描かれる。

多くのアリーサの曲の中で好きな曲はとオプラに聞かれ、悩んだ末に出たのは、「エイント・ノー・ウェイ」。

Ain’t No Way (1968) – Aretha Franklin


https://www.youtube.com/watch?v=PB2Mu2zBzjw

オプラとの会話でもでたが、これは、アリーサが当時の夫、テッド・ホワイトに向けて歌った歌。妹のキャロリンが書いた。

この曲はアリーサ作品の中でも名曲中の名曲で、ジェニファーもオプラも大ファン。この曲だけで、ひとつのストーリーが書けるほどの曲だ。

アリーサは外に向けてはひじょうにプライヴェートな人だった。だから、インタヴューでも心の内を明かそうとはしなかった。だが、この映画では(そして、『ジーニアス:アレサ』でも)、そうした内面が図らずも描かれた。

オプラは「彼女(アリーサ)は、それほど多くを語らないけれど、音楽がストーリーを語っている」と指摘する。

そこに「声」があり、「力」が宿っている。

アリーサの母親役を演じるオードラ・マクドナルドも「ジェニファーとアリーサの動きなどにそっくりなところを感じる。アリーサにもジェニファーにも神がその『喉(のど)』に触れているからだと思う」という。

ジェニファーは、「この映画をやった後は、アリーサへのリスペクトが、それまでももちろんだったが、より一層倍増した」と言う。

R-E-S-P-E-C-T!

2021年8月11日
Jennifer Hudson performs medley of Aretha Franklin songs from ‘Respect’ l GMA


https://www.youtube.com/watch?v=W1qDcYQqhs0

「グッド・モーニング・アメリカ」で、「ドクター・フィール・グッド」からのメドレー。「シンク」~

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2007年3月、六本木の今は亡きスイート・ベイジルで行われた『ソウル・サーチン:ザ・セッション Vol.2~トリビュート・トゥ・アレサ・フランクリン』のレポート
2007年3月27日
【「ソウル・サーチン~アレサ」無事終了(パート1)】
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029150796.html

【バックコーラスの美学】
2007年03月28日(水)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029340814.html

インスピレーション
2007年03月29日(木)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029250598.html

一人芝居
2007年03月30日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029376921.html

思い出
2007年04月01日(日)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029718464.html

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音楽ジャーナリストでブラック・ミュージック、R&B、ジャズに強いAスコット・ギャロウェイの映画評。

Eurweb:

A. Scott Galloway Film Review: ‘Respect’ Filmmakers Honor Aretha But Abandon A Faithful Hudson in Unfortunate Finale

By
A. Scott Galloway
August 12, 2021

https://eurweb.com/2021/08/12/a-scott-galloway-film-review-respect-filmmakers-honor-aretha-but-abandon-faithful-hudson-in-unfortunate-finale/?fbclid=IwAR1CEDoX1iJG27c6xJQ5sjqFWV725raFdxo_TDSTklPIgQ-iHezhop6LbNA


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