〇フィリップ・ウー、3年ぶりの自身名義ライヴ@四谷メビウス~クロエ・キブル登場
〇フィリップ・ウー、3年ぶりの自身名義ライヴ@四谷メビウス~クロエ・キブル登場
【Philip Woo’s Own Live First In 3 Years】
(本作・本文は約6000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ12分から6分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと20分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇フィリップ・ウー、3年ぶりの自身名義ライヴ@四谷メビウス
【Philip Woo’s Own Live First In 3 Years】
3年ぶり。
日本をベースに活躍するヴェテラン・キーボード奏者、フィリップ・ウーの自己名義のライヴが、およそ3年ぶりに四谷のライヴハウス「メビウス」で2022年7月29日(金)行われた。メビウスでの最後は2019年11月28日、また、恒例誕生日ライヴは目黒ブルース・アレイの2019年6月27日以来だったので約3年ぶり。ブルース・アレイの2019年6月のものは、誕生日会としては9回目だった。その後、2020年6月、日程も決まり、開催が予定されていたが、コロナ禍のために中止となっていた。
3年ぶりということもあり、その間にこのバンドのレギュラーだったアシュトンやスウィンキーは日本を去り、母国に帰ってしまったり、いろいろと大きな変化があった。
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□クロエ・キブル、フィリップ・バンドに登場
今回は、メインのゲストで抜擢されていたのは、ここ3年ほど東京をベースに活躍しているシンガー、クロエ・キブル。これまでに、フィリップとは単発でイヴェントで一緒にステージに立っていたが、今回大抜擢となった。
クロエ・キブル
Chloe Kibble - Unhiding (Official Video)
7,741 回視聴2022/02/07
叙情歌 JOJOUKA
RED KIMONO PROJECT (アーティスト) 形式: CD
https://amzn.to/3ORIM4g
上記の『叙情歌』は、プロデューサーの三田さんが日本の叙情歌を英語で歌って、海外に広めようと試みたもので、この中で、彼がてがけるティー(Tea)らとともに、クロエも1曲「ゴーイング・ホーム~遠き山に日は落ちて」を歌っている。いちど、『ソウル・トゥ・ソウル』でもご紹介した。
クロエは、いきなり、ジル・スコットの「ゴールデン」を歌ったが、このタイプはとてもあってるように思えた。また、セット2の3曲目エタ・ジェームスの曲あたりも、いい感じだった。
僕は以前から彼女の話はきいていて、メッセージなどのやり取りはしていたが、対面で会うのは初めて。もちろん、生歌を聴くのも初めてだった。とてもいい感じだった。こんごも東京をベースに活躍していくそうだ。
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□2022年9月、フィリップ・ウー、シアトルで恩人ディームス・ツタカワのトリビュート・ライヴを企画
フィリップ・ウーは、2022年9月14日、彼のシアトル時代の恩人、ディームス・ツタカワのチャリティー・イヴェントを企画、フィリップとデイヴ・ヤマサキ(ハワイから参加)の渡航費用などをクラウド・ファンディングで募集している。
ディームス・ツタカワは、シアトルをベースに活躍していたジャズ・ピアニスト。2021年2月25日、癌のため69歳で死去した。地元フランクリン・ハイスクール卒業で、フィリップと同窓、先輩にあたる。
スポティファイ
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□セットリスト
フィリップのセットリストは、本当に勉強になる。必ず知らない曲があって、ライヴ後、そのオリジナルは誰かなのを尋ねるのが常だ。今回もセカンドセット最初のインスト曲がかっこよかったが、かいもく見当がつかなかった。
これだった。
エディー・ハリスもカヴァーしている。
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Setlist : Philip Woo @ Mebious, Yotsuya, Tokyo, July 27, 2022 ( ) indicates original artist/s. Lead singer after name of the song, at this live.
Set One
Show started 20:16
01. City, Country, City (War)
02. Golden – Chloe (Jill Scott)
03. I Can’t Stand The Rain – Chloe (Ann Peebles, Tina Turner, Graham Central Station)
04. Murphy’s Law – Gerald, Chloe (Al Jarreau)
05. Through The Fire – Wakasa (Chaka Khan)
06. How Deep Is Your Love – Chloe, Gerald (Bee Gees)
07. Skate – Chloe, Gerald, Keith (Silk Sonic)
Show ended 21:05
Set two
Show started 21:38
01. Sham Time (Clarence Wheeler & The Enforcers, Eddie Harris)
02. Think Twice – Chloe (Donald Byrd)
03. You Can Leave Your Hat On – Chloe (Etta James)
04. Harvest For The World - Gerald (Isley Brothers)
05. All The Man I Need – Wakasa (Linda Clifford, Whitney Houston)
06. Where Is The Love? - Chloe & Gerald (Donny Hathaway & Roberta Flack)
07. You And I – Chloe (Lady Gaga)
Enc. Forever, For Always, For Love – Chloe (Luther Vandross, Lalah Hathaway)
Show ended 22:51
Musicians
Philip Woo, Keyboards, Harmonica, Chorus
Hank Nishiyama, Guitar
Gerald Painia, Drums, Vocals
Keith Wiliamson, Bass, Chorus
Harumo Imai, Sax
Chloe Kibble, Vocals
Wakasa, Vocals
(2022年7月27日水曜・四谷メビウス、フィリップ・ウー・ライヴ)
ENT>LIVE>Woo, Philip
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■フィリップ・ウー過去記事
フィリップ・ウー恒例誕生日ライヴ大入り満員(8回目)
2018年07月02日(月)
フィリップ・ウー恒例誕生日ライヴ~マニアックな選曲で (7回目)
2017年07月04日(火)
いずれもセットリストなど詳細がでています。
フィリップ・ウー、還暦誕生パーティー・ライヴ(6回目)
2016年07月08日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12177722378.html
フィリップ・ウー・ライヴ ルーツ・ストーリー第5回
2015年07月03日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12045781271.html
チェット・フォーチューン・ライヴ~赤坂ムゲン、あるいは、ハーレムのライヴハウスを彷彿とさせるライヴ
2015年06月02日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12033781067.html
フィリップ・ウー・ライヴ~キーボード・ウィザードの「忘年会」
2014年12月28日(日)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11969635608.html
2014年07月04日(金)
フィリップ・ウー・ライヴ~エンディア・ダヴェンポート・ゲストに迎え~ルーツストーリー4
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11888435332.html
(ライヴ評、ゲストにエンディア・ダヴェンポートが登場)
フィリップ・ウー・ライヴ~ソウル通をうならせる渋い選曲
2013年11月18日(月)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11700135224.html
(過去記事一覧)
フィリップ・ウー・ライヴ~ルーツ・ストーリー・パート3
2013年06月29日(土)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12033781067.html
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11562619168.html
チェット・フォーチューン
チェット・フォーチューン・ライヴ~赤坂ムゲン、あるいは、ハーレムのライヴハウスを彷彿とさせるライヴ
2015年06月02日(火)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12033781067.html
フィリップ・ウー、ルーツ・ストーリー・パート2、6月28日に開催~日曜日インターFMに生ゲスト
2012年06月23日(土)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11283802496.html
(ここにさらに過去記事リスト)
フィリップ・ウー、自身の40年の歴史を振り返る(1回目)
2011年07月01日(金)
http://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10939349540.html
(この項、つづく)
ENT>LIVE>Woo, Philip
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