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〇『週刊音楽論』~第7回~『ソウル・ミュージック入門1』~詳細セットリスト

(トップ写真、レイ・チャールズ、ソウル・ミュージックを最初に作ったアーティスト)

〇『週刊音楽論』~第7回~『ソウル・ミュージック入門1』~詳細セットリスト
 
【Radio Program “Weekly Ongaku-Ron” : Music Theory / Music Doctrine / Music History】
 
概要。
 
毎回ひとつのテーマ、アーティスト、アルバムなどにフォーカスして、その対象物を「論」にまとめて紹介するラジオ番組『週刊音楽論』(ナヴィゲーター、市川美絵)(JFN各局20局ネット・主に土曜日放送)。おおよそ、「一限」から「八限」くらいまでにわけて授業風に曲を紹介していく番組。
 
吉岡正晴が、その『ソウル・ミュージック入門』という回を担当した。今回は5月13日(土)初回放送分と5月20日放送分の2回にわたり、『ソウル・ミュージック入門』と題して、ソウル・ミュージックの歴史を1940年代から1980年代初期までをざっくりと振り返る。
 
毎週土曜日、日曜にJFN各局(20局)で放送される。一番早い放送は、Kiss FM神戸の土曜午前5時、その他18局が土曜深夜26時(日曜午前2時)、そして、FM香川のみ日曜深夜27時(月曜午前3時)。
 
放送局・時間は次の通り。
 
【放送局・放送時間一覧】

土曜日 5:00~6:00
Kiss FM Kobe(兵庫)

土曜日 26:00~27:00 (日曜日午前2時~3時)
FM秋田/FM群馬/Radio Berry(栃木)/FMとやま/FM石川/FM福井/FM岐阜/FM三重/ FM岡山/FM山口/FM山陰/FM高知/FM佐賀/FM長崎/FM熊本/FM大分/FM鹿児島/FM沖縄

日曜日 27:00~28:00 (月曜3時~4時)
FM香川
 
初回放送分ラジコタイムフリー(エリアフリー)直接リンク
 
2023年5月13日(土)05:00-06:00
Kiss FM (兵庫)

 
以下18局はいずれも土曜26時。
2023年5月13日(土)26:00-27:00 (日曜午前2時^)
FM秋田

 
Radio Berry
https://radiko.jp/#!/ts/RADIOBERRY/20230514020000
 
FM 群馬
https://radiko.jp/#!/ts/FMGUNMA/20230514020000
 
FM岐阜
https://radiko.jp/#!/ts/FMGIFU/20230514020000
 
Radio Cube FM三重
https://radiko.jp/#!/ts/FMMIE/20230514020000
 
FM富山
https://radiko.jp/#!/ts/FMTOYAMA/20230514020000
 
FM石川
https://radiko.jp/#!/ts/HELLOFIVE/20230514020000
 
FM富士
https://radiko.jp/#!/ts/FMFUKUI/20230514020000
 
FM山陰
https://radiko.jp/#!/ts/FM-SANIN/20230514020000
 
FM岡山
https://radiko.jp/#!/ts/FM-OKAYAMA/20230514020000
 
FMY FM山口
https://radiko.jp/#!/ts/FMY/20230514020000
 
HISIX FM高知
https://radiko.jp/#!/ts/HI-SIX/20230514020000
 
FM佐賀 FMS
https://radiko.jp/#!/ts/FMS/20230514020000
 
FM長崎
https://radiko.jp/#!/ts/FMNAGASAKI/20230514020000
 
FMK 熊本
https://radiko.jp/#!/ts/FMK/20230514020000
 
AIR Radio FM大分
https://radiko.jp/#!/ts/FM_OITA/20230514020000
 
FM鹿児島
https://radiko.jp/#!/ts/MYUFM/20230514020000
 
FM沖縄
https://radiko.jp/#!/ts/FM_OKINAWA/20230514020000
 
2023年5月14日(日)27:00-28:00 (月曜午前3時~4時)
FM香川

 
 
もちろん、インターネットでラジオを聴けるサーヴィス、ラジコで地元局は放送から1週間タイムフリーで、またラジコ・プレミアム会員(月385円)であれば、日本全国のラジオ局を1週間聴取できる。
 
ラジコ(地元エリアは無料)→
https://radiko.jp/
 
ラジコ・プレミアムの契約の仕方 (月額385円)

 
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期間限定の同録 

 


https://soundcloud.com/soul_searcher/20230513a

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「週刊音楽論」のツイッター
 

 
ここに番組収録されたものの編集カットされた部分(約2分19秒)でチャートの変遷について語っています。
 
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■セットリスト 『週刊音楽論』第7回~『ソウル・ミュージック入門1』
2023年5月13日(土)初回放送分 JFN各局(20局ネット)
 
これはオンエアされたもののセットリストです。CM部分は各局でCMが放送されている間のBGMです。CMがない場合は、このBGMが流れます。CMがある場合、これは流れません。
 
TM PanCake & lōland - Detour
M01 What’d I Say (live) (1959) 4:38 Ray Charles
>CM Giant Black Shadow - Quasimode
BGM Georgia On My Mind (1960) 3:43 Ray Charles
M02 Caldonia (1945) 2:40 Louis Jordan
M03 Rolling Stone (1950)3:07 Muddy Waters
M04 Take My Hand, Precious Lord (1956) 4:16Mahalia Jackson
M05 Mona Lisa (1950) 3:16 Nat King Cole
>CM Big Shot – 3rd Force
M06 Lover Man (1945) 3:17 Billie Holiday
BGM Billie’s Blues Billie Holiday
M07 Earth Angel (1954) 2:56 Penguins
M08 You Send Me (1957) 2:44 Sam Cooke
BGM Chain Gang Sam Cooke
>CM All Of You – Liquid Stella
Ending Theme : Drifter - Toconoma
 
 
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下記は一限から八限までの元のたたき台。簡単なメモと選曲候補です。オンエアでは、レイ・チャールズが1曲目に、ここたたき台での1曲目が2曲目以降に繰り下げられました。
 
音楽論 選曲
 
リズム&ブルーズ、ソウル、ブラック・ミュージックの歴史・入門編
パート1 1940~1965
 
>>CM1
 
ソウル・チャートの名前の変遷が、ソウル・ミュージック、ブラック・ミュージック、R&Bの歴史をわかりやすく紹介しています。
 
【1限目 ブラックエンタテインメントのルーツ】
 
最初のチャートは「ハーレム・ヒット・パレード」、1942年~1945年、まもなく、「ジューク・ボックス・モースト・プレイド・レイス・レコーズ」(ジューク・ボックスでもっともかかっているレイス・レコーズ)のチャートに名称変更。このあたりの時期の人気アーティストのひとり、のちにジェームズ・ブラウンなどに多大な影響を与えたルイ・ジョーダンから。ノヴェルティーっぽい。その先達にキャブ・キャロウェイ。ノヴェルティーは、その後もいろいろ。たとえば、リック・ディーズの「ディスコ・ダック」なども。
 
M01 Caldonia (1945) 2:40 – Louis Jordan
BGM Minnie The Moocher (1931) 3:14 Cab Calloway
 
【2限目 ブルーズ】
 
いわゆる「レイス・レコーズ」という呼び名が差別的ということで、1949年6月から「リズム&ブルーズ」という名前に変わります。黒人の音楽には、日々の黒人生活・日常を歌う「ブルーズ」と神のメッセージを歌う「ゴスペル」がありましたが、その両方の要素をあわせてできるのが「リズム&ブルーズ」です。そのまず、「ブルーズ」から1曲。シカゴ・ブルーズの王者で、マディー・ウォーターズ。イギリスのロック・グループがこの曲からグループ名を取りました。
 
M02 Rolling Stone (1950) 3:07 – Muddy Waters
 
【3限目 ゴスペル】
 
「ブルーズ」が西の横綱なら、「ゴスペル」は東の横綱。両者はまったく相いれない水と油ですが、これがのちに融合していきます。ゴスペルの名曲をクイーン・オブ・ゴスペルから。
 
M03 Take My Hand, Precious Lord (1956) 4:14 Mahalia Jackson
 
【4限目 白人に受けるブラック・シンガー (ナット・キング・コール、ビリー・エクスタイン) 】
 
戦後、ブラックのシンガーで黒人だけでなく、白人にも受け入れられるシンガーが登場してきます。ナット・キング・コールやビリー・エクスタインです。そうした黒人シンガーは黒人エンタテイナー界で確固たる地位を築きます。コールは特にブラックで初めて全国ネットのテレビ番組を持ち、全米で大きな人気を獲得しました。
 
M04 Straighten Up And Fly Right(1944) 2:26 
Or
M04 Mona Lisa (1950) 3:16 (1950)
 
BGM Zing Went The Strings Of My Heart (1958) Billy Ecstine
 
>>CM 2
 
【5限目 ジャズとソウルの狭間
ビリー・エラ・サラ】
 
ナット・キング・コールやビリー・エクスタイン同様、広義のジャズ界で活躍するブラック・シンガーはのちのソウル・ミュージック、R&Bの礎になります。ここではジャズとソウルの狭間で活躍したアーティストを紹介。歴史の一(いち)ピース。
 
M05 Lover Man 3:17 (1945) Billie Holiday
 
BGM Ain’t Missbehavin’ (1929/1950) 3:03 – Sarah Vaughan
 
【6限目 ドゥ・ワップ (1948-1955) 】
 
ジャズ、ゴスペル、ブルーズとは別に、ニューヨークなど大都市のストリートでは黒人やラテン系の貧困層が、楽器を買えないために、路上で声だけで歌を歌い始めます。それがアカペラ、ドゥー・ワップの誕生になっていきます。
 
M06 Earth Angel 2:56 (1954) Penguins
 
BGM Sincerely 3:13 (1954) Moonglows
 
【7限目 ソウルの誕生~レイ・チャールズ】
 
そして、黒人の音楽が、「ブルーズ」「ゴスペル」「ジャズ」などの世界で支持を集めるようになると、それらが徐々に融合していくようになり、特に「ブルーズ」と「ゴスペル」を融合した新しい音楽「ソウル・ミュージック」が誕生します。
 
M07 What’d I Say (4:38) (live) (1959)– Ray Charles
 
BGM Georgia On My Mind (3:43) (1960) Ray Charles
 
【8限目 サム・クック、ゴスペルと世俗の狭間】
 
そんなゴスペル、ブルーズから来た中でレイ・チャールズとサム・クックは抜群の人気を得るようになりました。特にサム・クックはそのルックスからも、当時の日本的な表現でアイドル的な爆発的人気を獲得します。
 
M08 You Send Me (2:44) (1957) Sam Cooke
 
BGM A Change Is Gonna Come (1965) 3:12 Sam Cooke
 
 
>>CM3
 
 
End
 
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ENT>RADIO>Ongaku-Ron>History Of Soul Music Part 1
 



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