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〇聴取感謝NHK-FM『ソウル・ミュージック2』~フェイム・レコーズ60周年とアリーサ・フランクリンの映画『リスペクト』


〇聴取感謝NHK-FM『ソウル・ミュージック2』~フェイム・レコーズ60周年とアリーサ・フランクリンの映画『リスペクト』

【NHK-FM “Soul Music 2” Features Fame Records 60th Year Anniversary And Movie “Respect”】

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(本作・本文は約5000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ10分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと17分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

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〇聴取感謝NHK-FM『ソウル・ミュージック2』~フェイム・レコーズ60周年とアリーサ・フランクリンの映画『リスペクト』

【NHK-FM “Soul Music 2” Features Fame Records 60th Year Anniversary And Movie “Respect”】

感謝。

NHK-FMで昨日(2021年11月20日)『ソウル・ミュージック II(ツー)』(DJ村上てつや)が放送され、ゲストで吉岡正晴が登場した。当日は、僕もリアルタイム・ツイートで参加した。

番組ホームページ


https://www4.nhk.or.jp/soul/

らじるらじるで1週間何度でも聴けます(直リンク)


https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0129_01_3741685

ツイートの流れ。

#NHKFM #soulmusicII #ソウルミュージック2  今週(11月20日)と来週(11月27日)吉岡正晴がゲストで登場。アラバマ州マッスルショールズのフェイムスタジオ60周年を祝ってフェイムサウンドをご紹介します。オープニングはシルク・ソニック→https://bit.ly/3x3m1Dj 世界中のソウルファンが狂喜乱舞

映画『リスペクト』について→https://bit.ly/30EAObl 

番組ホームページ→https://bit.ly/3kUJIZA  「アリーサ、リーのところにアクセントが来るので音引きでお願いします」(笑)

M02 I Never Loved A Man
M03 Do Right Woman

I Never Loved A Man (The Way I Love You)続けてDo Right Woman - Do Right Man どちらもアラバマのフェイム・スタジオで同地のスタジオミュージシャンと録音。しかし、録音の途中でアリーサの夫テッドとミュージシャンで喧嘩。録音は中断。

結局、困ったプロデューサーのジェリー・ウェクスラーはそこのミュージシャンをニューヨークに呼び寄せ、残りの曲のレコーディングをなんとか終わらせた。

村上さんが最初にあの映画で泣いたのは、いまかけた「ドゥ・ライト・ウーマン~」のところ。僕はあのアル中のシーンがインパクトを受けました。今回はアカデミー・主演女優賞のノミネートいけるのでは? 前回の主演(映画『ドリームガールズ』)はビヨンセ。

M04 Ain’t No Way

他の曲はニューヨーク録音だが、マッスル・ショールズのミュージシャンを使って録音したためかサウンドに統一性。 Ain't No Wayは、暴力夫のテッドとやっていけない、ある意味、別れを覚悟している作品。アリーサの妹、キャロリンが書いた名曲中の名曲。

「エイント・ノー・ウェイ」、あの映画のシーン、あの流れでこの曲を聴くと、ほんとにジーンときます。

3人姉妹の真ん中のアリーサがすべての強運を持って行った。姉も、妹も、アリーサより先に亡くなっている。父が、3人の中で真ん中のアリーサに目をかけたのだが…。

M05 All Is Well – Diana Ross

閑話休題。最近の新譜から、村上さん選曲、ダイアナ・ロス。なんとCDは1枚ですが、村上さんはさっそく2枚組のアナログ・アルバムを購入し持参。番組ホームページにその写真が掲載されています。2人で、77歳のダイアナに驚かされています。1944年生まれ

同じデトロイト出身のアリーサが最初に契約したのがメジャーのコロンビア。そのときはモータウンはまだ何も実績がなかった。67年には、モータウンはもうビッグになっていたが、モータウンのファーストプライオリティーはダイアナ・ロスになっていた。

ダイアナ・ロスの「All Is Well」。アリーサはなぜデトロイト在住なのに、モータウンに入らなかったのか→

アレサ・フランクリンはデトロイト出身なのになぜモータウンに入らなかったのか
2011年06月17日(金)


https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10925462241.html

なぜジェリー・ウェクスラーはアリーサをマッスル・ショールズに連れて行ったのか。南部ソウルがヒットしているということを知っていた。リック・ホールから1966年にパーシー・スレッジの「男が女を愛するとき」を売り込まれヒットしてたのでそこに行った

南部のスタジオ、スタックス、ハイ、ゴールドワックスあたりにアリーサが行っていたら、どうなっていただろう。興味がつきない。

マッスル・ショールズ/フェイム・スタジオから出た作品の中でもっとも世界的に有名であろう1曲。ウィルソン・ピケットの「ダンス天国 Land Of 1000 Dances」

M06 Land Of 1000 Dances – Wilson Pickett

このウィルソン・ピケットの「ダンス天国」は、収録日、村上さん持参のアナログLPとCDを聴き比べ、アナログが圧倒的によかったので、アナログをかけています。こっちのほうが迫力が倍増。

「ソウル・ミュージックは人種融合の音楽」。「ダンス天国」のバックは全員白人であることを受けて、村上さんのコメント。

M07 Dr. Feelgood – Aretha Franklin

最後は同じくマッスル・ショールズのミュージシャンで録音されたアリーサの「ドクター・フィールグッド」。来週もお楽しみに。今日の放送、NHKのらじるらじるでもお聴きください。→


https://www.nhk.or.jp/radio/player/?ch=fm

いやあ、久々に番組聴きながら、リアルタイム・ツイートしました。おつきあいいただきありがとうございます。来週もできたらがんばります。ご聴取・感謝です。また来週。

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□番組でかけた曲

「777」
Silk Sonic
(2分42秒)
<WARNER WPCR-18451>

「I Never Loved A Man (The Way I Love You)」
Aretha Franklin
(2分48秒)
<RHINO AMCY-3911-2>

「Do Right Woman - Do Right Man」
Aretha Franklin
(3分14秒)
<RHINO AMCY-2662>

「Ain't No Way」
Aretha Franklin
(4分11秒)
<RHINO AMCY-2662>

「All Is Well」
Diana Ross
(4分31秒)
<DECCA 3808079>

「Land Of 1000 Dances (ダンス天国)」
Wilson Pickett
(2分24秒)
<ATLANTIC 8129>

「Dr. Feelgood」
Aretha Franklin
(2分50秒)
<ATLANTIC 20P2-2364>

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□アリーサがもしマッスル・ショールズではなく、スタックスに行ってたらどうなっただろうか

村上さんとのトークは、ふだんソウル・バーあたりで飲みながら話しているようなリラックスした雰囲気で話してしまうのだが、この日の話の中で、もしアリーサがマッスル・ショールズ/フェイムではなく、スタックスに行っていたらどうなっただろう、という話になった。

収録のときには、その前年1966年にマッスル・ショールズで録音されたパーシー・スレッジの「ホエン・ア・マン・ラヴズ・ア・ウーマン(男が女を愛するとき)」を、それをプロデュースしたリック・ホールが、ジェリー・ウェクスラーに売り込んで、アトランティック・レコーズから出て、大ヒットになっていたから、その流れで、アリーサをマッスル・ショールズに持って行ったのではないか、と話した。

村上さんはそのときにスタックスにアリーサが行っていたらと想像するとたまらない、という話をしたが、まさにその通り。ただ、ジェリー・ウェクスラーとスタックスの折り合いが悪くなる話があったが、あれはこの1967年より後だったか。そのときは記憶がはっきりしていなかったので、あとで調べないとわからない。

トークで話にでたスタックスのほかに、ハイ・レコーズ(ウィリー・ミッチェルのレーベル)、ゴールド・ワックス・レコーズ(ジェームズ・カーなど)などに行っていたらどうなっただろうか。

ジェリー・ウェクスラーとスタックスはすでにラインがあったので、アリーサをスタックスに連れていくことは十分可能だったはず。

想像しただけでおもしろい。

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それにしても、村上さんはいくつかのアナログ・レコードとCDを持ち込み、スタジオで聴き比べて音がいい方をオンエアで使うことをしていた。

今回ではウィルソン・ピケットの「ダンス天国」がそれ。実際、ラジオでオンエアを聴いていても、この迫力は伝わった。

来週のフェイム・レコーズ60周年もぜひお楽しみに。可能であれば、リアル・タイム・ツイートをしたいと思う。

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