![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/70068435/rectangle_large_type_2_75f142eec3ee7822c898889ccd6f6af5.jpg?width=1200)
●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者
●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者
【Fred Parris Dies At 85】
本記事は最後まで無料で読めます。
(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
~~~~~
●フレッド・パリス(ファイヴ・サテンズの創始者)85歳で死去~初期ドゥーワップ・グループ・ブームの立役者
【Fred Parris Dies At 85】
訃報。
フレッド・パリス Fred Paris R&Bヴォーカル・グループ、ドゥーワップ・グループ、
ファイヴ・サテンズの創始者、2022年1月13日に死去。85歳。
https://bit.ly/3rfKTVG
死因は明らかにされていないがしばらく闘病していたという。
フレッド・パリスは、1936年3月26日アメリカ東部コネチカット州ニューヘヴン生まれ。1954年頃フレッド・パリスが友人ら5人(計6人)とR&Bヴォーカル・グループを結成。その後メンバーの出入りがありグループ名も変わったが最終的に5人組となり、ファイヴ・サテンズとなった。
1956年(昭和31年)2月19日、コネチカットの「セント・バーナデット教会」の地下室で録音された曲「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」は当初シングルのB面だったがDJがかけるようになり、じわじわヒット。フレッドはこの曲を書いている。A面は「ザ・ジョーンズ・ガールズ」という曲。
THE JONES GIRL - The Five Satins [Ember #1005] 1956
https://www.youtube.com/watch?v=_f6GHbe-mdU
In The Still Of The Night (Nite) - The Five Satins
https://bit.ly/3Ab2KkY (4人編成の珍しい映像)
同名曲がすでにあったために、「Night」のスペルを「Nite」にした。しかし、その後、この曲のほうが有名になったので、再び、「Night」に戻っているようだ。
フレッドはこれが大ヒットするとは思わず、自身の当初の予定通りに、徴兵に応じ、軍隊入り。
だが、曲は1956年9月からチャート入りR&Bで3位。いわゆるドゥーワップ・ブームの先鞭をつけた。ヒットしていた頃は日本に駐在していたという。その間、グループは別のリード・シンガー、ビリー・ベイカーをいれ活動を続け、1958年1月兵役から戻りグループに復帰。
同曲はその後も浸透、オールディーズの定番に。
ただし、ドゥーワップ・ブームは長くは続かなかったが映画『アメリカン・グラフィティー』(1973年)、『ダーティー・ダンシング』(1987年)などに使用されスタンダード化し、「グラミー殿堂」「ロックンロール殿堂」入りを果たす。ちなみに、この曲はビルボード・ポップ・チャートで、3回チャートイン。ただしトップ10入りはしていない。
後のR&Bヴォーカル・グループに多大な影響を受け、ボーイズ・トゥ・メンもカヴァーした。
https://www.youtube.com/watch?v=X7RMiaVLBW8
なお、「イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト」は日本でも山下達郎、鈴木雅之、キングトーンズなどがカヴァーしており、なじみ深い。
いくつかカヴァーもでているが、カントリー・シンガー、ロニー・ミルサップが「ロスト・イン・ザ・フィフティーズ・トゥナイト(イン・ザ・スティル・オブ・ザ・ナイト)」と題して、1985年にカントリー・チャートで1位にしている。
Ronnie Milsap - Lost in the Fifties Tonight (In the Still of the Night)
https://www.youtube.com/watch?v=uHD4kGY7tbs
~~~
映画『アメリカン・グラフィティー』でも使用されていたはずだが、同映画のサウンドトラックには収録されていない。映画では70曲以上が流れ、サントラに収録されたのは、40曲ほどだったので、漏れてしまったか、あるいは、権利関係で収録できなかったのかもしれない。サントラには別の曲が入っている。
~~~
■サポートのお願い
本記事は有料設定ですが、このnoteで最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」(金額は自由に設定可)なども可能です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。
ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで約20年毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。
これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。
ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。
オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/
noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。
送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。
1) ペイペイ(PayPay) 使用の方法
ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。ペイペイでのお支払いの場合、受領確認・御礼メッセージが送りにくいので、ツイッターなどのアカウント、あるいは、メールアドレスなどがあればメッセージにお書き添えいただければ幸いです。
2) ペイパル (Paypal) 使用の方法
ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でもできますし、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。
3) ノート(note)のサポート機能
本ブログ、ノート(note)には少額のサポート・システムがついています。購読(100円から、記事量によって変動)、また、サポート(金額自由設定)もできます。Noteのサポート・ボタンなどをご利用ください。
4) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)
コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。
ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴
本記事はnoteでも読めます
Noteトップ
https://note.com/ebs
ANNOUNCEMENT>Support
~~~~
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?