◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本~2025年10月1日発売もありか~生誕80周年
◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本~2025年10月1日発売もありか~生誕80周年
【David Ritz Upcoming Project: To Write Donny Hathaway Authorized Biography / Auto-Biography :】
(本文は定価設定されていますが最後まで無料で読めます。約4500字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ9分から5分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと15分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
~~~~~
◎デイヴィッド・リッツ:ダニー・ハサウェイ伝記本/自伝本
【David Ritz Upcoming Project: To Write Donny Hathaway Authorized Biography / Auto-Biography :】
伝記/自伝。
木曜日にオンエアされた『AOR/Soul To Soul』でデイヴィッド・リッツのインタヴューをご紹介したが、そこで出たレイラ・ハサウェイが語るダニー・ハサウェイ伝記/自伝は、まちがいなくダニー研究の定本、バイブル的存在になるだろう。
期間限定の同録
リッツは、伝記(Biography)と自伝(Auto-Biography)の言葉をきっちり分けていた。
アリーサ・フランクリンの1冊目の本は、アリーサがデイヴィッドに語ったものだが、アリーサが語った本ということで、自伝(オート・バイオグラフィー)、だが、2冊目はそうしたアリーサや関係者の証言を丁寧に集めデイヴィッドの視点で書き上げた伝記(バイオグラフィー)だ。
1冊目は、リッツがインタヴューし、それを文字起こししてアリーサに見せると、あちこちに赤が入ったり、削除されたりで、かなり「骨抜き」になっていた。アーティストは自分を「よく見せよう」とするので、自分が嫌なこと、人に知られたくないことは隠す。そこで自分に都合の悪い情報は、たとえ、インタヴューの席では語ったとしても、それをいざ本にするときには、躊躇するというわけだ。
リッツは、それがあまりにひんぱんに起こったので、取材したものの半分以上、本にならなかった。そして1冊目から十数年を経て、アリーサの「検閲」のないいわゆる「非公認」伝記ができあがった。
アリーサ公認のオフィシャル自伝 (英語)
Aretha: From These Roots ハードカバー – 1999/11/1
アリーサ非公認の伝記(英語)
Respect: The Life of Aretha Franklin ハードカバー – 2014/10/28
英語版 David Ritz (著)
上記の日本語版
アレサ・フランクリン リスペクト 単行本 – 2016/1/29
デイヴィッド・リッツ (著), 新井 崇嗣 (翻訳)
2冊目の伝記は、ページ数も圧倒的に多く、そして内容も一冊目と比べると数倍おもしろい。アリーサ側は激怒して、訴える、といってきて、「意地の悪い」弁護士を立ててきたが、どうやら彼女の死とともに、うやむやとなったようだ。
~~~~
■ダニー&レイラ
1979年1月13日は土曜日だった。
世界的なニューズとなるであろうレイラ・ハサウェイが語るダニー・ハサウェイの伝記/自伝は、今年2023年いっぱいインタヴュー、取材などをして、2024年、執筆、ダニーの誕生日2024年10月1日に発売あたりが、有力かと思ったが、よく考えてみると、1945年生まれのダニーは、2025年10月1日が生誕80周年を迎える。その80周年で伝記発売ということでも、ひじょうにいいタイミングになるかもしれない。来年ではなく、再来年だ。
1972年発売の名盤の誉れ高き『ダニー・ハサウェイ・ライヴ』で1971年録音時点でまだ16歳だったフレッド・ホワイトが先日亡くなってしまい話をきけなくなってしまったが、取材は進めないと、どんどん関係者が亡くなっていく。
当然、レイラあるいは、妹、ダニーの妻(レイラの母)らがファミリー内に秘めていた心の葛藤なども描かれるだろう。レイラがどのように父を見ているか。10歳のときの見方と、20歳のときの見方、あるいは、50代になっての見方など、徐々に変化しているはずだ。
本の仮のタイトルは「ファインディング・マイ・ファーザー、ダニー・ハサウェイ、ファインディング・マイセルフ、レイラ・ハサウェイ」だ。私の父ダニー・ハサウェイを探して、私自身を探すレイラ・ハサウェイ。レイラのまさにソウル・サーチンのジャーニーが始まる。期待せずにはいられない。
本ソウル・サーチン・ブログ/ノートでも、アップデート情報を随時お伝えしていくのでご期待ください。
~~~~~
本記事は有料設定ですが、このnoteで最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」(金額は自由に設定可)なども可能です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。
ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで約20年毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。
これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。
ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。
オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/
noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。
送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。
1) ペイペイ(PayPay) 使用の方法
ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でも、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。ペイペイでのお支払いの場合メッセージにお書き添えいただければ幸いです。
2) ペイパル (Paypal) 使用の方法
ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でも、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。
3) ノート(note)のサポート機能
本ブログ、ノート(note)には少額のサポート・システムがついています。購読(100円から、記事量によって変動)、また、サポート(金額自由設定)もできます。Noteのサポート・ボタンなどをご利用ください。
4) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)
コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。
ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴
本記事はnoteでも読めます
Noteトップ
https://note.com/ebs
ANNOUNCEMENT>Support
ここから先は
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?