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●ジョージ・ブラウン、クール&ザ・ギャング創設メンバー/ドラマー、74歳で死去
●ジョージ・ブラウン、クール&ザ・ギャング創設メンバー/ドラマー、74歳で死去
【George Brown, Original Founding Member and Drummer of Kool & The Gang, Dies At 74】
訃報。
ジョージ・ブラウン George Brown 2023年11月16日肝臓がん(ステージ4)でカリフォルニア州ロングビーチの病院で家族に見守られながら静かに死去。74歳。
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ファンク・バンド、クール&ザ・ギャングの1964年創設メンバーでドラマー。キーボード、作詞作曲、プロデュース全般も行う。
多数のヒットがあるがこれも作曲、ジョージ・ブラウン。
https://www.youtube.com/watch?v=b4prV4rHbT4
2020年にはツアーから撤退するも2022年に復帰、結局2023年引退発表。数年前に癌がわかり、自身のキャリアを振り返る自伝を書き、今年『トゥ・ホット:クール&ザ・ギャング&ミー』上梓。
ニックネーム、「ファンキー」。ジョージ・ファンキー・ブラウン。1949年1月15日ニュージャージー出身、地元で同じ高校のロナルド&ロバート・ベル兄弟らと7人で「ジャジアックス」結成。当初はインスト・バンドだったが、徐々にパーティー・バンドに変化。
1968年(1969年頃)にはグループ名を「クール&ザ・ギャング」としてレコードデビュー。「ファンキー・スタッフ」「ジャングル・ブーギー」などのファンキーでダンサブルなヒットで人気に。そのドラムスを含むレコードのサウンドはのちに多数サンプリングされることになり、ジェームズ・ブラウンに匹敵するほどの人気に。
映画『サタデイ・ナイト・フィーヴァ―』(1977年)に「オープン・セサミ」が使用され、アルバムがグラミー賞獲得。彼らもグラミー受賞アーティストに。1979年、新リード、ジェームスJTテイラーを迎え新境地に。
デオダートがプロデュースした「レディーズ・ナイト」「セレブレーション」などが大ヒット。2023年発表の34作目とされる最新作『ピープル・ジャスト・ウォナ・ハヴ・ファン』はジョージが中心となり曲を書きプロデュース。
自伝→
最新作
ソウルトラックス記事
この自伝は罹患がわかってから自身を振り返るために、癌になったことで人生の意味を捉え、若い人たちにアドヴァイスと勇気を与える内容にもなっている。クール・アンド・ザ・ギャングの創設オリジナル・メンバー7人のうち、これで残るのはベル兄弟の兄ロバート・クール・ベル(ベース)のみになった。グループは来年創設60周年を迎える。現在は若いミュージシャンを加え、グループは積極的にライヴを続けている。ジョージは、バンドのサウンドを「ザ・サウンド・オブ・ハピネス」(幸せの音)と評している。
彼は5人の子供と妻に送られる。
クール&ザ・ギャングは1975年初来日以来20回以上来日。現在のところ2019年3月が最後の来日。
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