〇スタジオ54に徹底フォーカスした豪華写真集「スタジオ54」
〇スタジオ54に徹底フォーカスした豪華写真集「スタジオ54」
【”Studio 54” : Ian Schrager’s Coffee Table Book】
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(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇スタジオ54に徹底フォーカスした豪華写真集「スタジオ54」
【”Studio 54” : Ian Schrager’s Coffee Table Book】
4キロ。
先日の「ディスコミ!」の中で、「ディスコ」という立派なコーヒー・テーブル・ブックをご紹介したが、その後、本が高騰したとお伝えした。そのとき、この本をアマゾンでチェックしてるときに、「スタジオ54」というタイトルの写真集があることを発見、さっそく、ポチっとして翌日届いた。
これが、「ディスコ」以上に大きく、重たい(4キロ超)立派な写真集だった。
これを編纂したのは、スタジオ54の共同オウナーでもあるイアン・シュレガ―とインタヴュー誌の編集者でもあるボブ・コラチェロで、スタジオ54で行われた様々なセレブのパーティーの写真を多数、さらに、このディスコができるまでのレイアウト、見取り図、さらにスタジオ54について書かれた新聞雑誌記事などのクリップを集め、見事なスタジオ54集大成となっていた。
(大きさがわかりにくいので、テレビのリモコンを横に置いてみた)
(1977年6月19日スティーヴィー・ワンダーのパーティー、モータウンが主宰)
STUDIO 54
英語版 Ian Schrager (編集), Bob Colacello (はしがき)
発売日 : 2017/9/5
言語 : 英語
ハードカバー : 396ページ
ISBN-10 : 0847843440
ISBN-13 : 978-0847843442
寸法 : 30.02 x 4.09 x 35.56 cm
多きさは上記の通り、30cmx35cm なので、LP盤よりも大きい、しかも、厚さが4センチもあり、重さは4キロを超える。ちょっとソファで横になりながら、読める代物ではない。
写真の中には、ミック&ビアンカ・ジャガー、マイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーなど多くの有名人が映っている。
(マイケル・ジャクソン・パーティー、1977年10月25日)
スタジオ54ができた経緯も、イアン・シュレンガーが執筆。
イアンは1946年7月19日ニューヨーク生まれの起業家、ホテルなどをてがけたり、不動産開発を多くてがけてきた人物。いわゆるブティック・ホテルなどをいくつかてがけている。
スタジオ54は、1977年1月からイアンともうひとりの起業家、スティーヴ・ルベルの二人が手を組み、元々CBSのスタジオだったニューヨーク54丁目にある物件を借り受けこれをディスコにしようと企画したところから始まった。
彼らは40万ドル(当時1ドル290円から同年終わりには240円、ざっくり言うと1億円前後)をかけて物件をリフォーム。ディスコに仕立て直し、1977年4月、華々しくオープン。またたくまにニューヨーカーたちの話題となり、人々が押し寄せ、入口ではバウンサーと呼ばれるドアマンが、店内にいれるかいれないかを決め、ラッキーなものは入れるというかたちになった。常に入り口ではなんとか店内に入ろうとする人々が溜まりだすようになった。
スティーヴン・ルベールによれば、最初の1年でおよそ700万ドル(14億円~20億円)を売り上げたという。40万ドルの投資に対して700万ドルのリターンだから大変な儲かり具合だが、彼らによればそれら以上をマフィアに吸い上げられたという。
当時のニューヨークの有名人はこぞってここに遊びに来た。
しかし、そんなスタジオ54も、2人は脱税で逮捕され、約1年服役。その影響もあり、1980年2月2日、3日に盛大なさよならパーティーを行う。一度クローズするが、その後、物件を売却するも、コンサルタント的に残り、再オープンなどにも手を貸した。現在は、複数回の売却で彼らはまったく関係ないが、スティーヴ・ルベルはその後、やはり話題となるディスコ、パレイディアムをてがけたりするが、1989年7月25日、エイズのため45歳で死去。イアン・シュレガーは現在も元気でホテル経営などを続けている。
スタジオ54があった1977年4月から1980年2月まで約3年10カ月、短ったが、大変なインパクトを持ったディスコだった。
(左ページ、デイヴィッド・ゲフィンとジョニ・ミッチェル、右ページ、シェール)
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