〇レディシー、ニーナ・シモーン・トリビュート・アルバムを2021年7月リリース~ツアーも開始
〇レディシー、ニーナ・シモーン・トリビュート・アルバムを2021年7月リリース~ツアーも開始
【Ledisi To Release Nina Simone Tribute Album Followed By Tour】
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(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
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〇レディシー、ニーナ・シモーン・トリビュート・アルバムを2021年7月リリース~ツアーも開始
【Ledisi To Release Nina Simone Tribute Album Followed By Tour】
ニーナ。
ニューオーリンズ出身でオークランド在住のソウル・シンガー、レディシーが伝説のニーナ・シモンへのトリビュート・アルバム、その名も『レディシー・シングス・ニーナ』を2021年7月23日に全米リリースする。7曲のソーシャル・メッセージ・ソングを収録する。
(レディシー)
予告編。
https://www.youtube.com/watch?v=QCRYimA7qUU
トラックリストは次の通り。( )内の年号は、ニーナがレコードを発表した年号。
TRACK LIST:
1 Feeling Good (1965)
2 My Baby Just Cares For Me (1962)
3 Ne Me Quitte Pas (Don’t Leave Me) or (If You Go Away) (行かないで) (1965)
4 Wild Is The Wind (live) (1966)
5 Work Song (1961)
6 Four Women (1966)
7 I'm Going Back Home (1966)
またこのリリースを受け、7月24日(土)から小規模のツアーを開始する。
LEDISI TOUR DATES:
7/24/21 Los Angeles CA The Hollywood Bowl
7/31/21 Newport RI Newport Jazz Festival at Adams State Park
8/17/21 San Diego CA The Rady Shell at Jacobs Park
1/14/22 Miami FL Adrienne Arsht Center for the Performing Arts of Miami- Dade County (Knight Concert Hall)
3/26/22 Chandler AZ Chandler Center for the Arts
レディシーはここ数年、このニーナ・シモン作品をステージなどで歌っており、それらをまとめあげたようだ。
これは、2018年3月ニューヨーク・アポロ・シアターでのライヴの模様。
https://www.youtube.com/watch?v=Xe7rnVpnIcw
■アルバムについて
このアルバムはかなり力の入った作品で、ジュールス・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラがつく。「アイム・ゴーイング・ホーム」では、アドニス・ローズ指揮のニューオーリンズ・ジャズ・オーケストラがバックにつく。また、「フォー・ウーメン」ではレディシー以外に3人のパワフルな女性シンガー、リサ・フィッシャー、リズ・ライト、アリス・スミスが参加。「ワイルド・イズ・ザ・ウィンド」は2020年12月にPBSスペシャルで放映された『レディシー・ライヴ:ア・トリビュート・トゥ・ニーナ・シモン』で録音されたスパニッシュ・ギター、ピアノ、ドラムスのヴァージョン。
『レディシー・シングス・ニーナ』はレディシーの10枚目の作品。
また、レディシーは2021年3月、13回目のノミネートにして「エニシング・フォー・ユー」で初グラミーを獲得した。
アルバムとしては、2020年8月、自身のレーベル「リッスン・バック」からの『ワイルド・カード』に続くもの。また、2作目の著作『ドント・エヴァー・ルーズ・ユア・ウォーク:ハウ・トゥ・エンブレ―ス・ユア・ジャーニー』が2020年1月にリリースされており、アーティスト活動は活発だ。
レディシーの今回のアルバムに収録される7曲のニーナ・シモンの音源をまとめた。
1 Feeling Good (1965)
https://www.youtube.com/watch?v=D5Y11hwjMNs
2 My Baby Just Cares For Me (1962)
https://www.youtube.com/watch?v=3ZS7iKdRo5Q
3 Ne Me Quitte Pas (Don’t Leave Me) or (If You Go Away) (行かないで) (1965)
https://www.youtube.com/watch?v=0Q7w7gk1JhQ
4 Wild Is The Wind (live) (1966)
https://www.youtube.com/watch?v=LtVvcgjAaNg
5 Work Song (1961)
https://www.youtube.com/watch?v=nwXwzDqN6mc
6 Four Women (1966)
https://www.youtube.com/watch?v=EWWqx_Keo1U
7 I'm Going Back Home (1966)
https://www.youtube.com/watch?v=P0Vr621-nDg
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ニーナ・シモーン(ニーナ・シモン)とは
ニーナ・シモーンは、1933年2月21日サウスキャロライナ州ライオン生まれ。ピアノの才能を認められクラシックの名門ジュリアード音楽院で学んだが、黒人ということでなかなかクラシックの世界に入れなかった。そのため、ジャズ・クラブなどでピアノの弾き語りをするようになる。
1959年にはガーシュインの名作「アイ・ラヴ・ユー・ポーギー」を録音、これがヒット、注目のシンガーとなった。
1960年代に入ると、黒人の公民権運動などに積極的に関わるようになり、人種差別について歌った「オールド・ジム・クロウ」「ミシシッピー・ゴッダム(ミシシッピーのくそったれ)」などの曲を録音。
シモーンは、そうした中で、キング牧師、マルコムXなどとも親しく、日本でも公開された『グローリー~明日への行進(原題Selma)』で描かれる「セルマへの大行進」などにも強く賛同、参加。その行進のときにモンゴメリーで行われることになっていたライヴ・コンサートにも苦労して参加している。
クラシックをベースにジャズ、ソウル、R&B、フォーク、スピリチュアルなどあらゆるタイプの音楽を自分のものに昇華し、独自の音楽を作り上げた。のちのロバータ・フラック、アリーサ・フランクリンなどに大きな影響を与えている。
しかし、アメリカでなかなか認められず、彼女はアメリカを捨て、フランス、アフリカなどを転々。晩年はフランスに住み、そこで2003年4月21日、70歳で亡くなった。
ニーナ・シモン訃報(ソウル・サーチン・ブログ)(2003年4月24日付け)
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=421
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ニーナ・シモン自伝―ひとりぼっちの闘い
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■過去関連記事
ニーナ・シモーン伝記映画、4月22日全米公開へ
2016年04月15日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12149697574.html
ニーナ・シモーンのドキュメンタリー『ホワット・ハプンド、ミス・シモーン』全米公開
2015年06月24日(水)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12040817394.html
ニーナ・シモン訃報(ソウル・サーチン・ブログ)(2003年4月24日付け)
http://www.soulsearchin.com/blog_archives/?p=421
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