●訃報2022~パート3(7月~9月)~主にソウル界で鬼籍に入った人たち
●訃報2022~パート3(7月~9月)~主にソウル界で鬼籍に入った人たち
【Artists Who Passed 2022 (Part 3)】
(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)
(トップ写真は、ラモント・ドジャー)
~~~~~
●訃報2022~パート3(7月~9月)~主にソウル界で鬼籍に入った人たち
【Artists Who Passed 2022 (Part 3)】
2022年も多くのアーティストたちが鬼籍に入った。ソウル・サーチンのツイッター、ブログで紹介したものをまとめます。ツイッターのみのものはツイートをすべて。ツイッターで速報したあとブログでまとめたものは、ツイッターの速報第一報とその後の評伝などのブログのリンクを紹介します。それにしても訃報が多い過ぎてなかなかブログ紹介まで間に合わない…。
パート3は、2022年7月から9月に亡くなったアーティスト、音楽関係者、また個人的に接点があった人たち。
~~~~~
【7月】
熊谷美広(くまがいよしひろ)さん。2022年7月1日死去。63歳。7月9日関係者がSNSで明かした。リットー・ミュージック編集部から独立。音楽評論家。ジャズ関連をもっとも得意としていた。「ジャム・フォー・ジョイ」というイベントも定期的に開催。死因など不明だが大腸がんの手術をしていた。
レジナルド・ソニー・バーク Reginald Sonny Burke 2022年7月5日死去。76歳。長くスモーキー・ロビンソンの音楽ディレクターを務め、その他LAやシカゴでの多くのレコーディング・セッションに参加したキーボード奏者、アレンジャー、プロデューサー。https://bit.ly/3IDH1Gn
葬儀は7月14日、15日、シカゴの教会などで行われる。1945年10月25日シカゴ生まれ。スタンリー・タレンタイン、ディジー・ガレスピーらと共演。同地のアース・ウィンド&ファイアーらとも関わり、モーリス・ホワイトともにアースの「サーパンティン・ファイアー」を書いた。https://bit.ly/3P6OW1n レオン・ウェアの「ミュージカル・マッサージ」などモータウン作品でのアレンジ、プロデュースも多いが、他レーベルでも多数をてがけた。→
特に1970年代にはいってからの活躍は目覚ましく、マイティ・クラウズ・オブ・ジョイ、ポール・ケリー、ドラマティックス、ミニー・リパートンなどのセッションに参加した。
ケン・ウィリアムズ Ken Williams 2022年6月17日死去。83歳。ソングライター、アレンジャー、プロデューサー。https://bit.ly/3O4cwKT J.R.ベイリーの「ラヴ・ラヴ・ラヴ」などを書き、これがダニー・ハサウェイに録音されヒット。1939年1月13日フロリダ州生まれ。死去の詳細は不明。
他にもリフレクションズ、メイン・イングレディエント(「エヴリバディー・プレイズ・ザ・フール」=1972年ポップ3位、ゴールドディスク)、エイス・スペクトラムら多数にヒットを提供。1970年代に実に多くの良質のソウル作品を出した。
J.R. Bailey - Love Love Love → https://bit.ly/3c5Mv0l Main Ingredient - Everybody Plays The Fool https://bit.ly/3RwKTNx Reflections - Love On Delivery https://bit.ly/3uIVBa4
1968年ケンは、ア・ディッシュ・ア・トューンズと言う音楽出版社を設立。自作曲のほか、多くの若手の作品もてがけるようになった。そこでは過去半世紀に500曲以上の作品を登録した。
またアリシア・キーズの「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム」が彼が作ったメイン・イングレディエントのヒット「レット・ミー・プローヴ・マイ・ラヴ・トゥ・ユー」をサンプリングしたことで、グラミー賞受賞している。https://bit.ly/3IFjnJB
山本コウタロー(本名山本厚太郎)さん。2022年7月4日脳内出血のため死去。73歳。→https://bit.ly/3O7mLhx 学生フォーク・グループ、ソルティ―・シュガーで「走れコウタロー」が1974年に大ヒット。TBSテレビ・ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』に出演。
ウィリアム・プージー・ハート William "Poogie" Hart フィラデルフィアのソウル・ヴォーカル・グループ、デルフォニックスのリードシンガー、2022年7月14日死去。77歳。詳細は不明。同地のラジオ局WDASが一報した。https://bit.ly/3o7DTcx →
1945年1月17日生まれ。65年頃弟のウィルバート・ハート、ランディ・ケインらとデルフォニックスを結成。地元でライヴ活動。68年「ラ・ラ・ミーンズ・アイ・ラヴ・ユー」の世界的大ヒットがでて一躍有名に。https://bit.ly/3RDfrNK →
彼らは、ほかに「ディドント・アイ」が大ヒット。タランティーノの映画『ジャッキー・ブラウン』(1997年)で実に効果的に使われた。フィリー・ソウルの創成期を形作り、ファルセット(裏声)で歌われる歌はその後スタイリスティックス→
→ブルー・マジックなどに受け継がれた。1990年代にハート兄弟2人を含むグループが横浜バードに、2007年1月コットンクラブにウィリアムのグループが来日した。その時のライヴ評→https://bit.ly/3Obgp0F →
Didn't I (Blow Your Mind) https://www.youtube.com/watch?v=fAFZZT-gp7s… 中央・緑のジャンプスーツがウィリアム。右が弟のウィルバート。左はメジャー・ハリス。ベストCD→https://amzn.to/3PM2OhJ エイドリアン・ヤングと→https://amzn.to/3AS8m5K
〇訃報 ウィリアム・ハート(デルフォニックス)77歳で死去~「ディドント・アイ」映画『ジャッキー・ブラウン』の名シーンを演出|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/ne61432c798c9… #delphonics #williampoogiehart #williamhart #didnti #lalameansiloveyou
マイケル・ヘンダーソン Michael Henderson 2022年7月19日アトランタの病院で死去。71歳。2週間前に体調を崩し入院していた。本人のSNSで発表された。https://bit.ly/3RLWtVb (1951年7月7日~2022年7月19日)スティーヴィー・ワンダーに認められ、彼のバンドでベース奏者として活動→
その後自身名義で作品を発表するようになり、70年代に多数のヒットを生み出した。また、ジーン・カーン、フィリス・ハイマンなどの若手シンガーを発掘、抜擢し、スターにした。https://www.youtube.com/watch?v=6rR3YDj-lME… →
ションカ・デュクレー Shonka Dukureh 2022年7月21日ナッシュヴィルの自宅アパートで死去。44歳。同居の2人の子供たちが発見した。事件性はないが死因などは不明。現在公開中の映画『エルヴィス』でビッグ・ママ・ソーントン役を演じていた。 https://lat.ms/3B9D0Ib →
→ビッグ・ママはその後エルヴィスが歌い大ヒットする「ハウンド・ドッグ」を最初に歌った歌手。映画のサントラでも歌っている。https://bit.ly/3z2Jc1R ドージャ・キャットの「ヴェガス」でもこれを歌う→https://bit.ly/3zsc2KB →
→今年のコーチェラでドージャの舞台に。現在彼女はデビュー作『ザ・レディ・シングス・ザ・ブルーズ』を制作中だった。デュクレーは俳優・歌手になる前は公立の学校で教師をしていた。ラーマン監督ら『エルヴィス』関係者一堂が弔意を表明している。
宮田茂樹さん。レコード・プロデューサー。2022年7月29日夕方自宅で倒れ、救急搬送先で死去。72歳。死因は急性心筋梗塞。遺族が31日午前SNSで公表。https://bit.ly/3SgfEH1 1949年11月4日生まれ。1970年代RVCで現在シティポップとして注目されている竹内まりや、大貫妙子、エポら多数制作。→
→その後1984年MIDI(ミディ)レコーズ設立。ボサノヴァの伝説、ジョアン・ジルベルトと親交があり日本公演を実現させた。現在も精力的に制作活動を行っていた。当日もSNSに投稿しており突然だったようだ。家族葬を行い、その後偲ぶ会を開くという。
モー・オースティン Mo Ostin 2022年7月31日就寝中に自然死。95歳。 https://bit.ly/3vtMcDB https://bit.ly/3Jmdgu9 ワーナー・ブラザーズ・レコーズのトップ、エグゼクティヴ・プロデューサーとしてニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ジミ・ヘンドリックスからマドンナ→
→レッド・ホット・チリ・ペッパーズまで1960年代から2000年代まで多くのアーティストをてがけ、ヒットを生み出した。60年代以降のワーナーの全盛を導いた。プリンスを含む多くのアーティストたちからも「アーティスト・ファースト」の人物として親しまれた。→
モーがプリンス死去(2016年4月)直後、ビルボード誌のインタヴューに答えた記事→https://bit.ly/3BzEawJ プリンスがコロンビア、A&Mを押しのけてワーナーと契約した経緯、ワーナーとの原盤権を巡る確執などについての思い出話をしています。
【8月】
サム・グッデン Sam Gooden インプレッションズのオリジナル・メンバー、2022年8月4日、生まれ故郷テネシー州チャタヌーガで家族に看取られながら死去。87歳。https://wapo.st/3Jzc0Uw 来月9月2日が誕生日。グッデンは2018年9月インプレッションズとして唯一で最後の来日を果たしている→
→来日時のライヴ評、セットリストなど→https://amba.to/3QpAOR0 https://bit.ly/3vIwLY2 →
〇サム・グッデン(インプレッションズのオリジナル・メンバー)87歳で死去|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/n6c473be9b142…
三宅一生さん死去 84歳 8月5日 世界的ファッションデザイナー | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20220809/k00/00m/040/202000c…
ラモント・ドジャー Lamont Dozier 2022年8月9日までに死去。息子のラモント・ドジャー・ジュニアがSNSで明かした。https://bit.ly/3JDCiVQ 詳細は後送。1941年6月16日デトロイト生まれ。81歳。モータウンで「ホランド・ドジャー・ホランド」のヒット・プロデューサーとして活躍。→
デトロイト生まれ。1950年代後期から地元で音楽活動を始め、モータウンを始めるベリー・ゴーディーらと知己を得て、ソングライターとして活動。モータウンでブライアンとエディー・ホランドと3人で「ホランド・ドジャー・ホランド」として活躍。→
→シュープリームス、フォー・トップス、テンプテーションズらモータウンの多くのアーティストにヒット曲を提供。1968年モータウンと印税配分などでもめ、独立、同じデトロイトにホットワックス/インヴィクタス・レコーズを設立。ここでも→
→フリーダ・ペイン、ハニー・コーン、チェアメン・オブ・ザ・ボードなど多数のヒット生み出した。ラモント本人はソロシンガーとしてABCと契約、アルバムを出し、「トライング・トゥ・ホールド・オン・トゥ・マイ・ウーマン」などが大ヒット。
最近まで精力的に、曲作り、レコーディングなどを続けていた。全米ヒットチャートで13曲のナンバー1ソングを獲得している。(死去についてなど詳細・後送)
追悼。ラモント・ドジャー。英ガーディアン紙の記事。https://bit.ly/3PbeOIz ドジャーとホランド兄弟の出会いなど。5人兄弟の長男ラモント・ドジャー、その両親は父21歳母14歳のときに結婚。ドジャーとホランド兄弟をつなげたのは、モータウンで雑用事務仕事などをしていたラモントの当時の妻。
〇モータウンのホランド・ドジャー・ホランドの一員、ラモント・ドジャー81歳で死去~簡単な評伝|
https://note.com/ebs/n/na07e719346f4… #lamontdozier #hollanddozierholland
カル・デイヴィッド Kal David 2022年8月16日、カリフォルニア州パームスプリングスの自宅で死去。死因は不明。79歳。シカゴ出身のブルーズ系ギタリスト、ヴォーカリスト。1960年代にはのちにシカゴのメンバーとなるピーターセテラとバンドを組んでいたこともある→https://bit.ly/3QSLY0S→
セッション・ギタリストとしても活動。また最近ではディズニーワールド内トゥモロー・ランド内のショー『コズミック・レイズ~』でのソニー・エクリップスの声優として人気を博していた。そのフルショー(約26分)→ https://bit.ly/3AtSGFe →
本人サイト→https://kaldavid.com/ アルバムも多数あるが、1992年の『Never Dull A Moment』はO.V.ライトの「ア・ニックル&ア・ネイル」などブルーズ作品のカヴァー集。そのテレビライヴ映像→https://bit.ly/3pphIz5 →
また日本でもヒットしたロビー・デュプリーの1980年のヒット「スティール・アウェイ」で、ギターのようなシタールをプレイしているのもカルだった。https://bit.ly/3Pyvt9p
〇ア・ニッケル・アンド・ア・ネイル~その意味とカル・デイヴィッド|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/nad340ef915fb… #kaldavid #ANickelAndANail
クリード・テイラー Creed Taylor ジャズ・レーベル、インパルス、CTI/Kuduレーベル設立者。2022年8月23日死去。93歳。https://bit.ly/3wpSYux いわゆるジャズをわかりやすいものにし、フュージョンなどのジャンルを開拓。ボサノヴァなども広めた。300枚以上の作品をてがけた→
僕もエスターのCTI/KUDUからの「恋は異なもの」のディスコ・ヴァージョンがけっこう気に入っていました。音楽ジャーナリストのスコット・ギャロウェイが彼らの音楽を「accessible jazz」(誰にでも聞きやすいジャズ、わかりやすいジャズ)と表現していましたが、まさにそんな感じ。
ジョーイ・デフランセスコ Joey DeFrancesco オルガン奏者 2022年8月25日死去。死因未発表。1971年4月10日ペンシルヴェニア州生まれ。51歳。https://n.pr/3Aufkfu ハモンドB3の名手として数多くのアルバムに参加、17歳(1988年)でコロンビアと契約後、自身作も30枚近く発売。→
→マイルス・デイヴィスからヴァン・モリソンまで幅広く交流。2020年同郷のベース奏者、クリスチャン・マクブライドとのアルバム『フォー・ジミー・ウェス&オリヴァー』でグラミー賞受賞。先輩のジミー・スミス、ジャック・マクダフの系譜。https://bit.ly/3wzPshe
ジョーイ・デフランセスコとヴァン・モリソンのアルバム『You're Driving Me Crazy』→https://amzn.to/3QULXKx これは本当にいいアルバム。1曲目「ミス・オーティス・リグレッツ」は多数のカヴァーがある名曲。ジョーイはここで哀愁を帯びたトランペットも。https://bit.ly/3TjFmea https://twitter.com/soulsearcher216/status/1563382470178877441…
〇ジョーイ・デフランセスコ51歳で死去~オルガン奏者|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/n1c78bf337417… #joeydefrancesco
「コンドルは飛んでいく」の編曲家・音楽家ホルヘ・ミルチベルグ(Jorge Milchberg)さん、2022年8月20日フランス・パリで死去 93歳 26日に発表。(AFP=時事)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a83b75577078a8ce047c49df183c5bff0e90c3a5…
メイブル・ジョン Mable John 初期モータウンのちにスタックスで録音するR&B、ブルーズシンガー、2022年8月25日ロスアンジェルスで死去。91歳。https://bit.ly/3wz7qAB 1930年11月3日ルイジアナ州生まれ。10人(9人説も)兄弟姉妹の第一子。1941年父親がデトロイトで仕事を得たために移住。→
弟のリトル・ウィリー・ジョンはブルーズ・アーティストとして60年代に成功、一時期メイブルはその前座も務めたが、68年死去。デトロイトでベリー・ゴーディーの母と知り合ったことからベリーと知己を得て、歌手としての心得を多数学びモータウン初の女性歌手として契約。→
→その後モータウンはポップ路線に走り大成功を収めるが、メイブルは自分のテイストと違うと考えその路線にはいかなかった。レイチャールズのコーラス、レイレッツのメンバーに。一方、メンフィスのスタックス・レコーズと契約、1966年「ユア・グッド・シング」がヒット。→
→ヒットは続かず、レイレッツのメンバーに復帰。1977年までツアー。その頃ロスアンジェルスで牧師になり教会設立。ここを本拠にホームレスなどに食事や衣服を無償提供するように。デイヴィッド・リッツが書いたレイ・チャールズの伝記『ブラザー・レイ』のあとがきでも、→
→メイブルとレイ、デイヴィッドの交流が描かれる。(←これは感動文)メイブルとデイヴィッドは、共著でゴスペル・シンガーを描いた小説『サンクティファイド・ブルーズ』(2006年)、母を事故で亡くした少年と牧師の話『ラヴ・トーネイド』(2008年)他を出している。→
→1993年「ドクター」に。2008年ジョン・セイルズの映画『ハニードリッパー』にバーサ・メイ役で出演、2014年『バックコーラスの歌姫たち)』にも出演。スティーヴィー・ワンダーのバック・コーラス、キース・ジョンは甥にあたる。https://bit.ly/3CFZVM5 →
→モータウン(タムラ)からの Who Wouldn’t Love A Man Like That →https://www.youtube.com/watch?v=uiHXDvjlQFo… Your Good Thing →https://www.youtube.com/watch?v=fRoYkaBKxpI… モータウン/スタックス両社に録音した稀有な歌手。ヒット曲こそ少ないが、コミュニティにおける貢献度などは大変大きいようだ。
〇メイブル・ジョン91歳で死去~モータウンとスタックスにレコードを残した女性R&B、ブルーズ、ゴスペル・シンガー|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/n1e994de74068… #mablejohn #raycharles #davidritz
俳優古谷一行さん。2022年8月23日死去。78歳。9月2日事務所が発表した→https://bit.ly/3RvSk6F 後日、お別れの会を開く予定。2020年1月草彅剛の『アルトゥロ・ウイの興隆』(音楽オーサカ=モノレール)に出演していた。https://amba.to/2pLNfzz
【9月】
ラムゼイ・ルイス Ramsey Lewis 2022年9月12日シカゴの自宅で就寝中静かに死去。87歳。本人名義のフェイスブックが日本時間13日朝6時前に報じた。https://bit.ly/3L8jyhS ジャズ・ジャイアンツ、ピアノ奏者、プロデューサー、アレンジャー。ジャズのみならず、R&Bの世界でも活躍→
1935年5月27日シカゴ生まれ。4歳からピアノレッスンを受け、父がクワイア―ディレクターだった教会でピアノを弾くように。ジャズ好きだった父が息子のラムゼイをコンサートなどに連れていき音楽の道に。1956年地元チェス・レコーズでラムゼイ・ルイス・トリオ・デビュー。→
→トリオで1965年ドビー・グレイの「ジ・イン・クラウド」をインストにしてカヴァー。インストにも拘わらず全米ポップで大ヒット。以後もコンスタントにレコード発売。トリオはメンバーが変わり新ドラムスにモーリス・ホワイトが参加。モーリスは後にアースに→
70年代に入り、ピアノだけでなく、エレクトリック・ピアノ、キーボードなども駆使。1974年、モーリスやアースらの協力を得て、アルバム『サン・ゴッデス』発売、ヒット。(誕生秘話は後述)→
→80年代から21世紀になってもコンスタントにレコ―ド(CD)制作、ライヴツアーを積極的に行ってきた。1968年9月トリオで初来日。以後来日複数。チェスから1972年コロンビアに移籍。1995年アーバン・ナイツのプロジェクトをGRPから発売。グラミー賞3回受賞→
→2010年10月来日時東京ブルーノートでジャズ・セミナーを行った。そのときのレポート→①「ジ・イン・クラウド」誕生秘話→https://amba.to/3d6ZbVP ②「サン・ゴッデス」誕生秘話→https://amba.to/3RUgZSI これらのエピソードが本人の口から語られる。→
ムゼイ・ルイスはジャズだけにとどまらず、フュージョン、R&B、クラシックなども守備範囲。「ジ・イン・クラウド」(ドビー・グレイ)→https://bit.ly/2EU7r4b ラムゼイ・トリオ→https://bit.ly/3U52lKs 「サン・ゴッデス」→https://bit.ly/3B8ZCqr
〇ラムゼイ・ルイス87歳で死去~ジャズ、R&Bピアニストの巨匠 評伝 「ジ・イン・クラウド」「サン・ゴッデス」誕生秘話など|Soul Searcher @soulsearcher216 #note https://note.com/ebs/n/n33af5697a4b4… #ramseylewis
ラッパー PnBロック(ピーエヌビーロック)、 2022年9月12日ロスのロスコーズ・チキン&ワッフルで食事中に強盗に銃撃され死去。30歳。彼がつけていた貴金属を狙ったらしい。その直前ガールフレンドが食事の様子を場所をタグ付けしインスタに投稿していた。現在は削除。https://cnn.it/3RHDoCY
映画監督ゴダール氏2022年9月13日までに死去、91歳。ヌーベルバーグ「勝手にしやがれ」 仏報道(朝日新聞デジタル)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/1c29342deb14f2bec18aea8cc6a37300a9de3158…
ジェシー・パウェル Jesse Powell 2022年9月14日までにロスアンジェルスの自宅で静かに死去。51歳。妹のタマラがインスタで報告した→
https://www.instagram.com/p/CieU3O6swn4/ インディアナ州ゲイリー出身のR&Bシンガー。MCAのルイス・サイラスに見いだされ、1996年アルバム・デビュー。→
→1998年発売の2作目『バウト・イット』から「ユー」がR&B2位の大ヒットに。https://bit.ly/3xp7EKR MCA/サイラス・レーベルで計4枚出しその後インディで1枚。4人兄弟の長男。1971年9月12日生まれとされるので、51歳の誕生日直後に逝去したことになる。
マーヴァ・ヒックス-Marva Hicks 2022年9月17日までに死去。詳細は不明。https://bit.ly/3SgPUZY 友人らがSNSに次々と投稿している。年齢もこの記事では1975年5月生まれの47歳としているが、1956年説もあり、確定できず。すでに1980年にロイ・エアーズのところでレコードを→ https://pic.twitter.com/VMYcefIuga
→出しているようで(エイティーズ・レディーズ名義)、75年生まれはちょっと怪しい。80年代にスティーヴィー・ワンダーのツアー、バック・コーラス参加。87年彼のLP『キャラクターズ』参加。→
1991年ポリドールから自身名義の唯一のアルバム『マーヴァ・ヒックス』を発売。年齢、死因などの詳細は後送。https://www.youtube.com/watch?v=QbT7ZFjJoQE… 1956年生まれの場合は66歳。→
マーヴァの死去は2022年9月16日ニューヨークの自宅で。 https://bit.ly/3QTNEqJ https://bit.ly/3dq4kse ←この記事中、彼女の友人の話としてマーヴァは1974年に高校卒業しているので60代半ばとしている。74年卒だと既報の1956年の生まれと符合→
〇マーヴァ・ヒックス死去~ソロ・アルバム、スティーヴィーなどのバック・コーラスから、映画、テレビ、ブロードウェイなどで活躍 年齢についてもブログ/ノートに詳細→ https://note.com/ebs/n/n971c90d91966… #marvahicks
ジョン・ハートマン John Hartman ドゥービー・ブラザーズの初代ドラマー。2022年9月22日までに死去。72歳。詳細は不明。https://bit.ly/3LD3chm https://bit.ly/3DR0qDt ツイン・ドラムスの1人。
ヴァ―ナン・バーチ Vernon Burch 2022年9月22日までに死去。67歳。親しいミュージシャンなどがSNSに情報を出している。https://bit.ly/3f6Cbqr 1955年7月28日ワシントンDC生まれ。14歳頃からギタリストとして活躍。デルフォニックス、さらにバーケイズのバンド・サポートとして入った。→
→その後1975年UAと契約「チェンジス」がヒット。コロンビアを経てカサブランカ/チョコレート・シティに移籍。79年「ゲット・アップ」がヒット。日本ではディスコを中心にいまだに根強い人気。
https://bit.ly/3f6Cbqr 死去詳細、場所日時死因等不明→
→最近では世俗音楽からゴスペルに移り、地元で教会の牧師をしていた。Get Up→https://bit.ly/3UF7EAk Changes →https://bit.ly/3Re1MLz
小林登美子さん(愛称PECO)2022年9月25日、病気療養中だったが、容体が急変し死去。52歳。1993年、いまは亡きパイオニアLDCから本名でデビュー、アルバム3枚、その後PECO名義でも作品を出した。近年はアメリカで学んだヴォイス・トレーニングを日本で教えたり、ソウル系のライヴなどで活躍。オリト・トリビュート・ライヴなどにも必ず登場した。またブラザー・コーンやガッツなどのライヴにも参加。多くのソウル系シンガー、ミュージシャンと交流があった。明日(27日)お通夜、28日葬儀告別式。→
→トミさんは、僕は個人的には勝本さん時代からなので、少なくとも30年近いのではないか。さっき、ガッツから連絡があって、知り、驚愕した。だって若すぎるでしょう。いま、PECOのメルダックから出たIf You...を引っ張り出してきた。ご冥福をお祈りします。
ヒップホップ・アーティスト、クーリオ Coolio 2022年9月28日、友人宅のバスルームで急死。59歳。https://bit.ly/3Rmn9uh バスルームに行ったが戻ってこなかったので、友人が声をかけたところ、横になっていた。救急が呼ばれ、その場で死亡が確認された。詳細後送。→
クーリオ Coolio 2022年9月28日、59歳で急死。
https://bit.ly/3y1sT5O https://on.today.com/3LSmnDZ https://bit.ly/3SDmA04 https://bit.ly/3BSO6zZ
~~~~~
本記事は有料設定ですが、このnoteで最後まで無料で読めます。読後、お気に召せば「記事を購入する」、あるいは、「サポートをする」(金額は自由に設定可)なども可能です。クレジットカード払いか、携帯電話支払いがお選びいただけます。アカウントを作らなくても支払い可能。アカウントを作ると、次回以降手続きが簡略化できます。
ソウル・サーチン・ブログは2002年6月スタート、2002年10月6日から現在まで約20年毎日一日も休まず更新しています。ソウル関係の情報などを一日最低ひとつ提供しています。
これまで完全無給手弁当で運営してきましたが、昨今のコロナ禍などの状況も踏まえ、広くサポートを募集することにいたしました。
ブログの更新はこれまで通り、すべて無料でごらんいただけます。ただもし記事を読んでサポートしてもよいと思われましたら、次の方法でサポートしていただければ幸いです。ストリート・ライヴの「投げ銭」のようなものです。
オリジナルはソウル・サーチン・ブログ
ソウル・サーチン・ブログ・トップ
https://ameblo.jp/soulsearchin/
noteでの記事購入、サポートのほかに次の方法があります。
送金側には一切手数料はかかりません。金額は100円以上いくらでもかまいません。
1) ペイペイ(PayPay) 使用の方法
ペイペイアカウントをお持ちの方は、こちらのアカウントあてにお送りいただければ幸いです。送金先IDは、 whatsgoingon です。ホワッツ・ゴーイング・オンをワンワードにしたものです。こちらもサポートは匿名でも、ペンネーム、もちろんご本名などでも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。ペイペイでのお支払いの場合メッセージにお書き添えいただければ幸いです。
2) ペイパル (Paypal) 使用の方法
ペイパル・アカウントをお持ちの方は、ソウル・サーチンのペイパル・アカウントへサポート・寄付が送れます。送金先を、こちらのアドレス、 ebs@st.rim.or.jp にしていただければこちらに届きます。サポートは匿名でも、ペンネーム、もちろんご本名でも可能です。もし受領の確認、あるいは領収書などが必要でしたら上記メールアドレスへお知らせください。PDFなどでお送りします。
3) ノート(note)のサポート機能
本ブログ、ノート(note)には少額のサポート・システムがついています。購読(100円から、記事量によって変動)、また、サポート(金額自由設定)もできます。Noteのサポート・ボタンなどをご利用ください。
4) サポートしたいが、ペイペイ、ペイパル、ノートなどでのサポートが難しい場合は、 ebs@st.rim.or.jp までご連絡ください。銀行振込口座をご案内いたします。(ちなみに当方三井住友銀行です。同行同士の場合、手数料がゼロか安くなります)
コロナ禍、みなさんとともに生き残りましょう。ソウル・サーチン・ブログへのサポート、ご理解をいただければ幸いです。
ソウル・サーチン・ブログ運営・吉岡正晴
本記事はnoteでも読めます
Noteトップ
https://note.com/ebs
ANNOUNCEMENT>Support
ここから先は
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?