アートを纏うワイヤレスイヤホン【EARMIND】が遂に発売開始!!
このnoteを書いている今、私はEARMINDのワイヤレスイヤホンである”サウンドアートピース”で、椎名林檎の【正しい街】を聴いている。
このイヤホンで音楽を聴くことができているのはそう、ファーストプロダクトの開発期間が無事に終わったということを意味している。構想から約3年。
なんだか今の感情が、ちょうど美大受験を終えた時に似ていることに気づく。
そういう訳でふとその当時、私を支えてくれた【正しい街】を聴きたくなった。地方から上京したなんとも言えない不安な気持ち、見えない何かと戦っているそんな気持ちを代弁している楽曲。音楽を聴くと10年以上前の記憶や当時の感情を鮮明に呼び覚ましてくれる。音楽は不思議だしおもしろい。
この3年の開発期間の途中途中で、「この期間は浪人時代に似ているな」って何度か思った。必要な能力が身に付かないとこの期間は終わらない。
ちょうどEARMINDの発売開始時期が、センター試験を終えて、これから二次試験、美大なら実技試験という時期と重なったので、受験生のエールになればと、このnoteに今の気持ちをしたためてみた。
浪人期間=開発期間
大学合格=ローンチ
そして肝心なのは、大学に合格したのがゴールじゃなくて、あくまで通過点であるということ。ここからがスタート。これからの自分次第。
何をゴールとするのかだけれど、今回の発売開始もひとつの通過点で、走りすぎていく感じだ。
当時とてもお世話になった予備校の先生に、あなたはやりたいことが決まっているから、浪人を重ねないで早く作る環境に入った方がいいと1次志望の最終結果発表の日に言われたことを思い出す。
そして進学した先でこのEARMINDを共に開発するEBRU Inc.の共同創業者でもあり、アートユニットEbRuを組む2人と出会うことになる。人生何が起こるかわからない。ちなみに今まで方向性の違いなどのメンバーチェンジは起こらずにここまで来ている。(なんだかバンドみたい)
実は本日発売したイヤホンの中の【Antique stamps】は、このEbRuがアーティストとしても参加している。私たちはEARMINDという事業を開発するだけでなく、自らも作り手となってアーティストや職人と共に生み出すことを大事にしている。だからこそ私たちだけが生み出せる価値があると思っている。
浪人中や試験の緊張に対して、何かできるアドバイスを。過程を楽しむ余裕がない時は、未来を思い描くと越えていけるはず。(これは自分自身にも言い聞かせている。)そして、そんな時に音楽はエネルギーを与えてくれる!当時本当にお世話になりました、ありがとうございます、椎名林檎!!
このnoteを読んでくれた誰かが、アーティストとなって未来にEARMINDとコラボレーションできたらいいなと願いつつ。受験生に素敵な春が訪れますように。
EARMINDも3年前に蒔いた種がやっと今日芽吹きました!これから綺麗な花が咲くように大切に丁寧にそして大胆に育てていきます。
このnoteを読んでくださった皆さま、どうぞ応援くださると嬉しいです。
アートと音楽をこよなく愛するメンバーでEARMINDを作っています。よかったら、覗いてみてください。
EBRU Inc. 佐藤