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2024年10月6日〜16日:トンネルを抜けて、私はどこへ歩き出すんだろう

もう10日経っていたみたい。あっという間なような、ものすごく長かったような、不思議な時間だった。なんだかいろいろあったような気がするんだけど抜けてしまうと、トンネルをくぐっていたんだな、というような感じがする。


保育園

保育園は慣らし保育3日目を迎えたところで娘が体調を崩し、そこからしばらくおやすみ。ようやく回復して初の登園で、娘は初めて行くのを嫌がった。最初なんのことか分からなくてびっくりしたんだけど、あ、行くのが嫌なのか!となった。毎日当たり前みたいに一緒に歩いて登園して、全く泣かずにバイバイしてきてたのに。

それでもどうにか抱えて連れて行き、泣き喚くまま先生にお願いして帰る時、いいのかな・・・という気分だった。こんな状態で置いてっちゃっていいのか!?と。でも先生はいたって普通だった。その日迎えに行くと、娘は今までよりずっとけろりとしてた。「おっぱい」とすぐに私に抱っこしてもらおうとくるわけでもなく。

今日が最後の慣らし保育の日で、やっぱり大泣きだった。前の日はけろりとしてたから、今日はもう大丈夫かと思ったけどそんなことはなかった。それでも別れて、他の子達の中に入って行きながら先生におもちゃを見せてもらったりしてるとすぐに落ち着いたようで、そんな後ろ姿を見つめて帰った。

今までは2.5時間、お昼ご飯前に帰る感じだったんだけど、今日は給食を食べ、お昼寝をして帰る、という感じで、一気に6時間預ける、という日で、私がものすごくドキドキしてた。ワクワク、うずうず。

朝のうち歯医者の予定があって出掛けて、その勢いでカフェで仕事しようか!!と一瞬なったんだけど、なんとなくしっくりこなくて家に戻ることにした。家の前に落ち葉が散らかってるのが気になってたのでそんなのを掃いてると、それだけで羽根が生えるように自由を感じて、ものすごく気分がよかったな。みるみる家の前もきれいになるし、最高だった。

それから仕事。何も気にせず夢中になって仕事にかかれることがものすごくうれしく、楽しく、しかも今コーディングの仕事にかかってるからとにかく本当に夢中でずっと仕事をし続けた。お昼を食べるのも面倒になるくらい夢中で。飽きたら走りにでも行こうと思ってたけどそんな隙はなかったな。

お向かいさんがくれたたこ焼きがあったので食べた

あっという間にお迎えの時間で、それもドキドキだった。娘が大丈夫かなって心配と、なんだか早く会いたいのか、よく分からないけど少し小走りで。遠くに娘の姿のようなのを見つけて思わず目を凝らしてたりして。そのまま走ってお昼寝中の教室へ。娘を呼んでもらうと少し泣いてるようだった。起こされたからかもしれないけど。抱きしめて一緒に帰る。娘は嬉しそうだったし、私も嬉しかった。

先生たちにも感謝を伝えておいた。本当にすごいことをしてくれている。めちゃくちゃすごい仕事だ。

なんだかすごいなって思ったんだ。今までずっと一緒にいたのに、これから、朝8時前に預けて17時に迎えに行くとしたら、朝起きて支度してご飯食べて、帰ったらお風呂に入ってご飯食べて寝る少しの間しか一緒に過ごせないんだなって。あれ!?それって大丈夫!?っていう気がした。それで彼女のこと知れるのか!?みたいな、なんだかそんなこと思いもしなかった。自分の仕事がまたできるのを楽しみにしてたんだけど、なんだか大事な時間がちょっと足りなくなるんじゃないかって、初めて気がついた。園に行く直前までは一緒にいるのがちょっと辛くなってきて息が詰まるような感じだったのに。一人で車で走ってる時、あー、息が通った!!て感じしたもんな。

また色々動かしながら、バランス見つけていこう。私は私自身の暮らしを動かしたいけど、彼女との暮らしもやりたいんだなってわかったな。それはうれしいことだ。

明日はいよいよ8時から17時。9時間も一人の時間があるだなんて本当にすごい。すごい、本当にすごいことだ。

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