RSGT 2025 に参加(&登壇)しました
Regional Scrum Gathering Tokyo 2025 (RSGT2025) に参加しました。
2020年に初参加してから、通算6回目、現地参加は 2020, 2024に続いて3回目となります。
RSGTは個人的に「スクラム実践者カンファレンスの最高峰」という感覚があって、いつか私も登壇してみたいと思いつつプロポーザル提出に挑戦できなかったのですが、
今回ナイトセッションでお話しすることになり、正統的周辺参加の輪の少し内側に入ることができたかな?と思います。
参加者として
社内で事前レクチャー会を実施
今回、自社から現地2名、オンライン3名の計5名で参加しました。そのうち3名は初参加です。
過去5年の参加経験から、オンライン周りの導線やDiscord仕草など、多少の慣れが要求される部分があると思われたため、初参加者対象に事前レクチャー会を実施しました。(30分)
各社でそういう事前レクが行われたことが観測されたので、来年に向けては何か簡単に作って事前に公開してもいいかもしれない。
で、オンライン側は現地にも過去何度か参加したメンバーに任せて、私は現地参加のメンバーをケアしなければ!と思っていたのですが、
後輩は Day0 でしっかり仲間を見つけて、ランチも懇親会も勝手に声かけて勝手に楽しんでいたので、何も心配することはありませんでした。
うーんすごい。初参加時の私はもっとモジモジして、コーチの周りをうろちょろしていた気がする。ありがとう、Day0。。。
知り合いが増えた実感が湧いてきた
初参加の RSGT 2020 で、あちこちで挨拶して会話の輪をつくるコーチを見て、
「知ってる人が多いと楽しそうだな」
「私もこの会を楽しめるようになりたいな」
と思ったことを今でも覚えています。
そこから3年続くオンライン参加では、Discordのチャットにちょっと書き込んでみたりボイチャに耳だけ入ってみたりしたものの、なかなか「あ、どうも!」と会話できる人が増えることはなく、、、
そこで2023年に「現地参加可能なスクフェスにはできるだけ行ってみよう!」と決めて、あちこち顔を出すようになりました。
そうして2年、今回はどこを歩いていても「あ、こんにちは!」と声を掛け合える人がいて、あの日見たRSGTの光景に近づけた気がしています。
思えば、どの人との関係も、「RSGTやスクフェスであってお話をした」+それに続く何かがあったことが関係深化の鍵でした。
初回に話してSNSを交換する、だけではまだ関係が薄くて、その後また別のイベントや勉強会で会って「以前〇〇でお会いしましたね!」になってからグッと話しやすくなる印象。(これは私の性格によるかもですが)
せっかく会話の輪を作れるようになったので、次は私が誰かと誰かをつなげて「最初の出会い」を作りたいなと思います。
登壇者として
今回、Day1に行われたナイトセッションのパネルトーク4つのうち、RoomBで行われたセッションのパネラーとして参加しました。
[ナイトセッション] みんなが参加しやすいコミュニティとは?を考える
https://confengine.com/conferences/regional-scrum-gathering-tokyo-2025/proposal/21586
Women in Agile という取り組みを話の中心としつつ、D&Iなどの観点からコミュニティについてお話しさせていただきました。
Day1終了後の時間で、みなさんお疲れの中、多くの方に残って参加いただきました。ありがとうございます!
このパネルセッションを実施するにあたり、壇上に上がった4人で何度も会話をしました。
この4人で何を話せるんだろう、私たちは何を伝えたいんだろう?
私は最初、録画が残る&どういう方が聞きにきてくれるか分からない RSGT の場で「本音」を話すこと自体に不安がありました。
Women in Agile コミュニティに参加する際の不安やハードルといった内容を開示することで、自分自身だけでなく、コミュニティに迷惑をかけるのではないか?といった不安が大きかった。
しかし、4人での対話を続ける中で、少なくともこの3人相手になら私の本音を話しても大丈夫だ、と信じることができ、深い安心感を覚えました。あ、これが本当の「心理的安全性」なのかもしれない。
私が何を言っても、この3人は私の無知を批難したり笑ったりしない。少なくともこのテーマにおいて、この場は安全だ。心底からそう思えたのです。
そう思うと同時に、ナイトセッションで「本音」の部分を話す覚悟が真に決まりました。Day0の22時すぎのことでした笑
当日、セッション中に Discord に不安や疑問、共感を表明してくださった方、本当にありがとうございます。そして、セッション後に直接感想をくださった方や、飲み会で「こういう課題があるが、ここが不安なのだ」と話してくださった方もいて、本当に嬉しかったです。
すごく悩んだ年末年始でしたが、ナイトセッションでお話しできて、自分にとっても良かったと思います。
まずは興味を持って、知ってみる、その一歩を応援します。
Day4という実験
きっかけはこちら、こばせさん(@kobase555)のこのポスト。
どこで見たか思い出せないのですが、これにえーちゃん先輩さん(@pokotyamu)が反応していて、いいなぁと思ったので join してみました。
というのも、昨年、土曜の朝にホテルを出て帰る瞬間に感じた「熱狂と日常の落差」の大きさを思うと、その間を取って Day4 にゆるっと感想喋ったりするまったり会は良い気がしたのです。
当日は特に何か事前に決めるでもなく、ホテルのロビーにゆるっと集まって、カフェでモーニングしながら感想とかプロポーザルの話とか喋ったのですが、これはこれで良い日常リハビリになりました笑
Day4の民、ありがとう!
まとめ
全く書ききれていませんが、運営のみなさま、登壇くださった方、飲み会や廊下でギャザってくださった方、ぼうずめくりに参加くださった方、みなさまありがとうございました!
スクラムフェス大阪の運営に関わるようになって、改めてRSGTの規模の運営をしてくださっている皆様には頭が下がります。
今年も素敵な場を提供してくださり、ありがとうございました!
私もイチ参加者として、この場を良いものにし続けていきたいと思います。
おまけ
「ぼうずめくり」は、こちらで購入可能です。