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Scrum Fest Fukuoka 2023 に登壇しました

はじめて note を書きます。
タイトルのとおり Scrum Fest Fukuoka 2023 というイベントに登壇させていただいたので、登壇に関するふりかえり+登壇後に頂いた質問への回答を公開しようという記事です。

なお、こういう記事でどこまで名前を出して良いのか加減がわかってないので、名前を出して欲しくない!って方はご連絡ください。
文章が長くなったので、自分の登壇以外のことは後日書きます!

登壇前のこと

緊張したか?とよく聞かれましたが

今回は初の現地スクフェス・初スピーカーとしての参戦でした。
社外登壇は経験がないし、そもそも最近は大勢の人の前で話す機会がほとんど無いこともあって、これはガチガチに緊張するかなーと思っていたのですが、今考えると一番緊張していたのは登壇2日前でした。

当日は、緊張して頭が真っ白…みたいなことは全然無く…
とはいえお昼休みくらいから神経が張り詰めている感じはあって、お弁当は結局殆ど残してしまいました。味も覚えてないです、ごめんなさい。

そんな中、私のTwitterでたびたび登場する仲良しの同僚からLINEが来ていたことに気づき、トーク画面を見てみるとそこには…

どちらも「応援」でサジェストされるらしいです

いや、君ほんまにロクなスタンプ無いな?!

でも「え?」と思った瞬間に物理的に肩の力が抜けて、そこからはリラックスして13:00を待つことができたので、結果的には大正解のスタンプチョイスでした。
ちょっと悔しいので、これからは私もロクでもないスタンプを集めて行きたいと思います。

発動したプランB

さて登壇という段になって演台の前に立ったとき、持参したマウスの左クリックが調子悪くなっていることに気づきました。
昨夜は元気に動いていたのに。

「ナイスキャンプ」3…?!

午前トップのセッションでことねさんが iPhone で Keynote のプレゼンテーションを操作してはるのを見て、
そういえばそんな機能もあったな、一応やっとくか…くらいの気持ちで iPhone を接続してあったので助かりましたが…設定してなかったらパニックになっていたかも。
何事もプランBを用意しておくことは大事だなと思った次第です。

それから、登壇のお世話してくださった運営の ikikko さんが開始前に軽く話しかけてくださって、待機時間の間に高まりかけた緊張が解れました。
なんかもう、みなさんにありがとうしかありません…

いざ登壇

資料はこちらです。

会場の形について

会場となった esports Challenger's Park はスクリーン前の椅子が円形になっているという独特の作りで、すごく雰囲気が良かったです。
前方の椅子に座ってる人がリラックスした姿勢だったからか、こっちもリラックスして迎えられたという印象。

ただ、前の方だとスクリーンが大きすぎるのか?最前列の椅子にコンセントがないことも影響するのか?最前列がいつも空いていたのが気になりました。
登壇者としてはかぶりつきで聞いてほしいぜ!!(不安だから)
というわけで、あんま言いたくなかったけど「前空いてるから前の席来てくださいね」とか言ってしまいました。たぶん言った。
最前列に来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

でもでも。
いざ話し始めて視線を後方に移すと、丸テーブル席の方の体がこちらに向いてることに気づけたし、
私の発表と同じ時間帯にある別のセッションを聴いてから途中で私のセッションに来てくださった様子の方も多かったし。

他にもふんわり後方の席に座ったり、カフェスペースあたりからも聴いてくださっているのを見て、
「あーいい会場だな」
と思いました。

参加者体験も良かったけど、登壇者側としてもゆるい一体感があって本当に良かった。
後方席の皆さまも、本当にありがとうございました!!

反応が分かるありがたみ

最近オンラインばかりで忘れていましたが…リアル登壇はとても話しやすかったです。
頷きながら聴いてくださるのも目が合うのもほんと嬉しくて、これ多分何時間でも話せるなと思いました。嘘です、そんなに話せません。

Discord がスクリーンに映るのも面白かったですね。
ちょうど自分がスクリーン側を見たときに視界の端に映るくらいの場所で、チャットが動いたかどうかは分かるけど文字までは判別できない。内容を読もうと思ったら視線をちょっと動かすだけですぐ見れる。なかなかよい温度感でした。
(でも、これもしメインチャットが冷えてたらすごいプレッシャーだっただろうな…)

一応ちゃんと終われた(のか?)

あと、一部の人には有名な話なのですが、私は涙腺がバグっていて、すぐ泣いてしまう性質があります。
今回の登壇に関しては、そもそもプロポーザルにフィードバックをもらう時点で泣いてしまっていたし、発表練習中も2ヶ所くらい絶対泣くポイントがあったので、本番中に泣かない!が一つ大きな課題でした。

結果としては最後の最後で崩れちゃいましたが…落涙してないのでセーフ!!!ってことで、よろしくお願いいたします。

最後にご紹介した SFO 2021のキーノート

こちら、本当に良いセッションなので是非に…。

登壇後のこと

登壇直後に話しかけてくださった方々

本当に本当に、ありがとうございました。めちゃめちゃ嬉しかったです。
登壇直後のふわふわっとした状態のところにことねさんがすぐ来てくださって、
わーーー天使かーー?!!
ってなりました。

それから、小田中さん、小笠原さん、おーのAさん、いわむーさんも交えてわいわいしたり、カフェ側にはける途中でも話しかけていただいて、
わーーーここは天国なのかーー?!?!
ってなりました。

っていうか

聴いてくださった方、資料を見てくださった方、皆さま本当にありがとうございます。
セッションを聴くとか資料を見るということは時間を使って貰っているということなので、もうそれだけでありがたいですし、何かお返しできていたら嬉しいです。
(クソつまらん!とか中身ねーなってなってたら申し訳ない、次の機会があればもっと頑張るのでその際はまた聴いてください)

「わかる〜!」っていう反応、とてもたくさん頂きました。
赤裸々にお話して良かったです。
わかる、のその先に勇気とか元気とかやる気とかいわきとか、何か少しでもお渡しできているとなお嬉しいなと思います。

いただいた質問やコメントへのお返事

覚えている限りになってしまいますが、書き残しておきます。

どうやってモチベーションを維持したか?

推進するエネルギーを保ち続けるために工夫してることを聞きたい、という質問とも関連していると思います。

私自身のモチベーションは、「これ!」っていうのが結構難しいです。登壇でお話したように、途中かなり折れかかっていたので…
現地では「私自身はコミュニティの場で皆さんの発表を聴いたり、交流したりしてモチベーションを維持した」「メンバーのモチベーションは1on1」とお答えしたと思うのですが、
よくよく考えると、1on1は私のモチベーションにもなっていました。

1on1でメンバーから「xxができるようになった」「最近xxが楽しい」という話を聞くと嬉しいし、逆に悩んでいる話を聞くと「私が悩んでる場合じゃねぇ!」と思う。
この困難の先に、今私の目の前にいる彼らがハッピーでいられる未来があるとしたら、私はそのためなら頑張れる。そういう気持ちでした。

会社全体の推進エネルギーとしては、すでに全社の目標に「WFだけじゃなくアジャイルもできるようになる」という趣旨の内容が入ったので、初速は着いた状態になりました。
(逆にコントロール不能にならないように工夫をしないといけないかも)

登壇、ほんとに初めて?

社外での登壇は、初めてです。
社内の勉強会やセミナーでの発表、アジャイル研修の講師はコンスタントにやっています。

このロードマップで説得するの大変そう

大変だったと思います。。
初期ロードマップでどう承認を勝ち取ったかあたりもドラマがありそうですが、当時はイチ開発者だったので聞けていません。

資料の社名が…

うそ、そこ間違えるー?!?!
普通にびっくりしました、直した版を公開しています。

背景がいつの間にか忘れられて、形だけ残ると危ないですよね

「ご安全に!」の話から派生して。
弊社グループでは命に関わる現場があるので、本当に作業の安全を想って「ご安全に!」を言うのですが、これが形だけになってくると単に安全第一文化の一部だけ切り取られて変な残り方するかもしれない。
何事も、なぜそれが生まれたか?の背景を意識することが大切ですね。

最初のガイドライン作った人も大変だっただろうな

ほんとそう。
実は最初のガイドライン作成の打ち合わせの最初2回くらいだけ出たのですが、それこそ理想と現実の折り合いをどこのあたりで付けるか?!で議論がかなりありました。
新しいガイドラインを作って上書きしましたが、最初のガイドラインを作られた努力はめちゃめちゃ尊いと思っています。
(そういう意味では、過去のアジャイル開発プロジェクトに対しても全部ナイストライ!って思ってる)

さいごに

Day2 終わったあとの懇親会で、同じく初登壇だったおーのAさんと話していたのですが、登壇直後の率直な感想は「また登壇したい!」でした。
正直登壇前も後も自分に余裕がなく、満足に交流できなかった部分もあるのですが、それでもこの場に微力ながら貢献できた満足感と、やりきった後の高揚感は素晴らしいものでした。
(イメージとしては、ちょっと大変なプロジェクトの移行が無事終わった後みたいな…)

あちこちで何度も言ってますが、
運営の皆さま、この場を作ってくださってありがとうございました!

めんたい公かわいいね

(おまけ)

なお、人生初福岡です!といろんな人に言っていたのですが、山口旅行のついでに門司で晩ご飯食べたことを note を書きながら思い出しました。
福岡市には初めて、ということで何卒よろしくお願いします。

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