見出し画像

Ensemble Creation

ヨーロッパとアメリカ、それぞれのフィールドでグローバルに活動してきた3人の実力派アーティストが、日本の、そして世界の気鋭の音楽家たちとともに新たな音楽表現を創造するために立ち上げたクラシック・プロジェクト。それが 《アンサンブル・クリエイション》。

♪  ♪  ♪

情報が蔓延し、不安が渦巻く生きづらい世の中だからこそ、〈芸術〉によって人間が誰しも生まれ持つ〈想像する力〉を呼び覚ますことが、音楽家の果たすべき社会的使命であるとの思いで2022年活動をスタート。
柳原由香(ソプラノ)、滝 千春(ヴァイオリン)、丹羽紗絵(ヴァイオリン)の3人が核となり、日本の、そして世界の気鋭の音楽家たちとの協働にも積極的に取り組み、アーティストと聴衆が共に創造し、共感し合える新たな音楽表現活動を展開していきます。


◆《Ensemble Creation》の目指すもの

ヴァイオリン2台とソプラノ。この特殊な編成によって《Ensemble Creation》が具現化しようとしているアイディア。それは、3人で音楽を”create”すること。そして日本における「クラシック音楽」のイメージを変えること。決してこの3人で「仲良くコンサートをすること」ではありません。
《Ensemble Creation》が最初のオリジナル企画としてなぜ『スーホの白い馬』を取り上げたのか。その理由を通して、3人の《Ensemble Creation》にかける強い想いと、その先に見据えるスケールの大きなプランについてお伝えします。


◆今後の活動予定


◆プロフィール

柳原由香

柳原 由香(ソプラノ)
Yuka Yanagihara, soprano
沖縄県立芸術大学音楽学部音楽学科声楽専攻卒業。明治安田クオリティオブライフ文化財団海外音楽研修生として、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンに留学。ドイツ・ベルリンを拠点とし、演出家D.マルトン、S.ホルムと共に、現代音楽オペラ、Musiktheaterでヨーロッパの劇場で活躍。2015年日生劇場『ドン・ジョヴァンニ』でドンナ・エルヴィーラ、18年にはリヨン歌劇場で同オペラのツェルリーナとしてデビュー、France3でも放映され好評を得る。19年には、ルクセンブルクで初演された日本の昔話『桃太郎』(演出:菅尾 友、作曲:M.F.ラング)でタイトルロール、21年から東京で開催されている「サラダ音楽祭」で、子供の為のオペラ『ゴールド!』(作曲:L.エヴァース)の日本初演で1人4役を演じ好評を得る。今までに、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、京都フィルハーモニー室内合奏団、セントラル愛知交響楽団、エストニア・タルトゥ交響楽団、タリン室内楽オーケストラ、リヨン国立歌劇場管弦楽団と共演。

滝 千春

滝 千春(ヴァイオリン)
Chiharu Taki, violin

ユーディ・メニューイン国際コンクール第1位など数々の国際コンクールに入賞。国内外ソロリサイタルをはじめ、各地主要オーケストラにおいて、ユベール・スダーン、ゲルト・アルブレヒト、小澤征爾など、数多くの指揮者と共演。スイスのアニマート・オーケストラにコンサートミストレスとしてヨーロッパ各地の著名なホールで好演後、スイスのダボス国際音楽祭に招かれ、同年にはベルリン・フィルハーモニーにて新ベルリン交響楽団と共演。3年間ピクテ・ジャパン株式会社の「ピクテ・パトロネージュ・プロジェクト」アーティストとして活動。デビュー10周年記念で開催した「オール・プロコフィエフプログラム」は好評を博し、翌年フランスのムジカ・ニゲラ音楽祭に招かれ大好評を得た。2019年1月にミュンヘン放送管弦楽団のコンサートミストレスに短期就任。東京オペラシティの「B→C」では過去最多の共演者、楽器、ジャンルで話題となる。22年9月にはブダペストFar Eastern Classic Music Festivalに招待され好評を得た。23年5月にアルバム「Prokofiev」発売予定。

丹羽紗絵

丹羽紗絵(ヴァイオリン)
Sae Niwa, violin

全日本学生音楽コンクールにて第2位を受賞。ストラディバリウス国際コンクール、スウェーデン国際デュオ・コンクールにて入賞。桐朋女子高等学校音楽科卒業後、全額奨学金を得てニューイングランド音楽院にて、ドナルド・ワーレンシュタイン氏より師事。ジャスパー弦楽四重奏団のヴァイオリニストとしてディスペカー・アーティストと契約し、11年間アメリカ国内外の著名なコンサートホールでの演奏会、アウトリーチ等、年に100本を超える演奏活動を行う。コールマンを始め、数々の室内楽コンクールにて最優秀賞、観客賞を受賞。ニューヨークカーネギーホール、ロンドンウィグモア・ホールなどでデビューし、共に満席となり好評を得る。カーネギーホールではその後も6公演行う。オーバリン音楽院、テンプル大学、スワフモア大学にて講師の教職兼任の客員レジデント・カルテットを務める。ソノ・ルミナス社からCDを5枚リリース、『UNBOUND』はアカデミー賞にノミネートされる。2021年、20年のアメリカ生活を終え日本に本帰国し、銀座・王子ホールにて凱旋リサイタルを行い、満席となり好評を得る。その後、室内楽を始め、NHK交響楽団の第1ヴァイオリンや読売日本交響楽団の第2ヴァイオリン首席客演奏者として呼ばれるなど、今後の日本での活躍が期待されている。

(写真左から)丹羽紗絵、柳原由香、滝 千春

【SNS】
公式Instagram
https://www.instagram.com/ensemble_creation_3

【お問い合わせ】
エボニーアンドアイボリー合同会社(担当:宇山)
hello@ebonyandivory.jp

いいなと思ったら応援しよう!