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全国クラブチームサッカー選手権大会のライブ配信をした

ビッグオファーがやってきた

これまで活動地域を兵庫県・神戸市内を中心として、公式戦を主体に配信業務を続けながらスキルアップに努めてきた。そしてとある事がきっかけで、全国クラブチーム選手権の配信依頼が舞い込んだ。

当初は鹿児島開催だったこの大会、コロナ感染拡大の影響により会場が茨城開催に急遽変更となった。更に無観客という条件下での開催ということでライブ配信を実施することに。しかし全国社会人連盟の配信チャンネルでは事足りずということで、兵庫県社会人連盟と神戸市サッカー協会へ配信オファーが舞い込んだわけです。
この大会はトーナメント方式のため、同時刻配信は初日のみとのこと。私は陸上競技場会場の2試合のみ担当することとなった。

出発

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神戸空港から空路で茨城入り。レンタカーでひたちなか市へ向かった。

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先行で車で前乗りしていた部隊と合流。兵庫県社会人連盟の撮影班は、事あるごとに自走で会場へ向かう猛者。とてもじゃないが真似できない。ついていけない。そして到着後、初日の配信に備えて早々に床についた。 

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初日の配信

さて、いよいよ本番初日。私の担当は陸上競技場での2試合。
ひとまずここ最近のシステム構成で機器をセッティングする。

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こちらの会場では、電源は提供いただけたがネットワークはナシ。自前で持ち込んだモバイルルーターで配信することに。上りの速度は大体10~20Mbpsをキープしているので、まぁなんとかなりそう。

第1試合

1試合目はミラーレス一眼から1080pの60fpsで出したはずが、キャプチャの設定がおかしかったのか滑らかな画像にならず。OBS上ではそんなに気にならなかったのに、配信に乗せたらこんな感じになってた。また後日検証してみよう。

なおこの日の配信は相棒が来れなかったので全てワンオペ配信。テロップ出しや時計スタート・ストップ、得点入力などをカメラを操作しつつ行わなければならず。試合と試合の間の作業時間も取れないのでメンバー表も出せなかった。一人は何かと辛い。

第2試合

1試合目の映像がもひとつだったので、カメラをハンディカムに切り替えることにした。臨機応変。

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そしてチルトのモニタが見にくいのでサブモニタを設置。見易い。
これで配信したところ、大変良い画像になりました。

何とかそこそこの配信になったのではないでしょうか。
それにしてもワンオペはしんどかった。得点時にはスコア入力をするためにカメラから離れなければならず、当然画作りもままならない。StreamDeckあたりを投入すれば少し負担も軽減できるかもしれない。

2日目以降については

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翌日からは試合会場も2つに減るため私はお役御免となり、別会場での配信サポートに回ることになりました。カメラ操作はなく、OBSのオペレーションのみということでプレッシャーも少なくこなせました。
こちらの会場はスタンドもなく、まっ平らないわば「運動広場」です。そのため、撮影するにも画角が確保できないため

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こんなアクロバティックな撮影スタイルになるわけです。
少しでも、数十センチでも高さを取りたいがために試行錯誤で行き着いた先がこれでした。高所作業に当たるのではないだろうか、ということで次回からはヘルメット着用を検討せねば。。。

今回の配信を終えて

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2試合のワンオペ配信 + 2試合のオペレーション担当。2泊3日の配信行脚となりました。急に決まったということで準備期間も少なかったが、それなりの成果は出せた、かと。一人でどこまでやれるのか、というチャレンジでもあった中で、やれる・やれないの線引が出来たのは良かった。
いざ本番で何かしらトラブるのは相変わらずではあるが、リカバリー能力は上がった感が。以前なら配信自体を諦めてしまうようなトラブルでも、最近はなんとかして最低限のモノをお届け出来るようにはなった。まだまだプロには及ばないものの、協会内のイチ事業としては形になってきたのではなかろうか。

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さらば茨城、きっとまた来ることになるだろう。



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