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【もしジャニーズWESTが】Born To Be Wildって…【シンデレラの舞踏会にいたら】
3月から開始したMixed Juiceツアーが6/12に無事完走いたしました!おめでとうございます👏👏
私は前回のrainboWツアーに入ることができなかったので、今回久々に会場に入れて本当に楽しかったです
セットのかわいさ、オープニングからテンションマックスのセトリ、歌 ダンス 演出の全てがスキルアップしていること
何をとっても素晴らしかったです
私は今回のツアーのセトリがとても好きなんですが、その中でも特別好きな曲があります
それが、Born To Be Wild です
これはMixed Juiceのツアーに入ってあの空間を体感した人なら共感してくださると思います
この曲はライブで聞いてからより好きになりました
序盤の見せ場と言っても過言ではない曲ですよね
ギラギラのスーツを着て、薄暗い照明、ダンスブレイクから導入していきそのままBorn To Be Wildのイントロが流れる時の胸の高まり
もう脳裏に焼き付いて離れないせいで、iPhoneからBorn To Be Wildが流れてきたら条件反射で「す、好き〜〜!」としかならなかったんですが、つい最近歌詞がなかなかイカついことに気がつきました
いや、もうイカつい通り越してお洒落です
端的に言うと、Born To Be Wildは
アイドルからアイドルへの挑戦状です
え?なんか急に壮大では??
もう少し簡単に言うと、
ジャニーズWESTがシンデレラの舞踏会にいたら
というifの世界線です
実はこの曲かなり強気でファンキーなメッセージが込められてます
私自身、この曲から感じたイメージを上手く纏めきれていないので、頭の中の整理をする意味でもここでBorn To Be Wildについて書いてみたいと思います
Born To Be Wildという曲名ですが、「ワイルドになれ」的な意味でいいと思います
おお、どんなワイルドになりゃあいいんだいって話ですよね
まず、この曲のキーワードは、曲中に出てくる『シンデレラ』です
Born To Be Wildには舞踏会に現れたシンデレラを示唆する言葉がちらほら登場します
優等生なシンデレラやめて
ガラスの靴を脱ぎ捨てて
このほかにも『完璧すぎる sweetest girl』や『エスコート』という歌詞からもプリンセスを彷彿とさせますよね
煌びやかな舞踏会に憧れて初めて来た美しい女性、かの有名なシンデレラの物語なら完璧な王子様が優しく女性をエスコートし、麗しい瞳で見つめ合いながら魔法が解ける0時まで踊り続けます
おしとやかで美しい、なんともキラキラしたプリンスとプリンセスの夢のような物語ですね
では、その舞踏会に闘争心メラメラでワイルドな7人の男たちがいたらどうなるでしょうか
初めて舞踏会にきた女性に一瞬で目を奪われます
見てるだけ、なんて辛気臭いことはしません
こちらからどんどん仕掛けていきましょう
目配せし、このフロアにいる誰よりもかっこよく踊って見せ、誘おうじゃないか 『エスコートするから一緒に踊ろう』
見つめ合えばテンション上がるね
準備はいいかい?
優しさなんて要らない、強引なくらいがカッコいい
君と密着して、全身で君への愛を表現しちゃってさ
君も着飾って周りによく見られようなんてしなくていいんだ
ありのままで騒いで叫ぼうじゃないか 君もワイルドになろう
俺たちの生きる日常には
正解 不正解、嘘と真、裏表が色々あるけど
そんなの今夜は忘れな
君を縛る“こうでなきゃ、こうしなきゃ”っていう鎖は壊しちゃいな
本能に逆らわず、このビートを聞いて決心しよう
激しく踊れば楽園にいる気分になれるよ
ほらダンスミュージックが響き渡ってる
準備はいいかい?
王子様みたいに優しく手なんて添えないよ、がっしり君の手を握りしめてさ
君を驚かせたいから愛はいつも急に伝えるよ
絶対後悔させないから俺についてきな
自分を着飾るガラスの靴は捨てていきな それがなくてもかっこいいからさ
俺らと騒いで叫ぼうじゃないか、な?
愛しい君のこと俺はずっと待ってるよ 君からこっちに一歩踏み出してくれるまで
一生一緒になろうよ
俺に夢中になれば一生魔法が解けないんだよ?カボチャの馬車も煌びやかなドレスもガラスの靴も元々無くていいんだ
君の反応ひとつひとつが嬉しくてもうこの気持ち止められないや
どんどん君が愛おしくなるよ
俺に身を委ねてね 俺を信じて
君をしっかり抱きしめて
心からの感謝君に伝えて
お互い遠慮なんていらないから喜怒哀楽そのまま表現しちゃってさ
正統派なんてやめて ワイルドに
俺ら騒いで叫んで
愛しい君と俺らで騒いで叫んで
ワイルドになろうぜ 自分を解放して
上記の太字の文は、Born To Be Wildの歌詞に沿った意訳(自己解釈含む)です
私は、ここでの“ワイルド”というのは【着飾らない自分のまま己を最大限解放できること】を指していると考えています
「俺らが舞踏会にいればシンデレラと王子が結ばれるなんて未来は無い」「シンデレラは絶対に俺らに夢中になる」「俺らはプリンセスとしての“シンデレラ”ではなく、着飾らない“ひとりの人間”としていられる場所を作ってあげれるから」
というなかなか挑発的な内容です
ちょっと見方を変えると、【コンサートに来た初見のお客様とそれを狩るアイドル】って感じもしますよね
王子系アイドルじゃなくて俺らんとこ来ない?ってか!?
でも本当に言葉を選ばないと歌詞の内容は「王子とかどっかいけ」ってことなんですよ笑
ほとんどのアイドルはこの“王子”というスタンスに誇りを持ち、ファンもそれを望み応援しています
私も王子様のような言動を見せてくれるアイドルとても好きです
では、Born To Be Wildのような強気で泥臭い男たちはアイドルとは言えないのでしょうか?
私はめちゃくちゃアイドルだと思います
手は添えるのではなくがっしり握ってくれて、ふんわり抱きしめるのではなく強引に引き寄せてくれる
なんて逞しいのでしょうか
掴んだ手を絶対に離さなそうな信頼感や、背伸びせずに構築できる関係性
明るい夢を見せてくれる存在
そうなんです、アイドルは夢を見せてくれるんです
アイドルが夢、幻ではないんです
夢のような景色、思い出、空気のある場所まで連れて行ってくれるアイドル
つまり、シンデレラの物語に出てくるような王子も、それを阻止しようと登場したワイルドな奴らも、全員アイドルなんですよね
なので、Born To Be Wildはアイドルがアイドルに挑戦状を突きつけてるんですよ
「俺らならこうやって楽しませることができるけど、これは王子様には出来ないだろ?」ってね
こんなに痺れる曲なかなかないと思います
もしジャニーズにも対バンみたいなコンサートがあったら、正統派なジャニーズ楽曲を披露したグループの後にこれ歌われた時には100%「くぅ〜〜〜〜!!」って唸りますね
Born To Be Wildについてこんなに深く考えるまでは、得体の知れないカッコよさに惹かれていたのですが、ひとつひとつ見ていくと痺れる理由が確実に存在していました
しかもこの曲はコンサートだと、一曲通してガツガツしてるってよりは【色気】【余裕】【お洒落】って感じなのがまたカッコいいんですよ
「“余裕で”シンデレラを奪えるからね」っていう大人の気張りすぎてないところがいいんですよね
WESTは年齢を重ねると共に緩急の“緩”の部分をつくるスキルがえげつないなと思っていて
“どっしり構えて動かない”安定感とそつなくこなす感が溢れ出ていて、年齢に対してすごく無理してない感じが私とても好きなんです
もし、3、4年前くらいにBorn To Be Wildがあったらライブではゴリゴリの演出にイカツイ衣装で踊ってたかもしれないですよね
これはこれで絶対カッコいいんですけど、過去と比べたらBorn To Be Wildを歌うスキルと説得力として“今”がベストだなと思いながらMixed Juiceに想いを馳せてます
いろんなスタンスのアイドルがいるからこそ、アイドルの楽曲の幅が広がり、ファンが増え、アイドルに誇りを持てる
アイドル活動を真摯に行なっている世界中の皆さんに「アイドルらしくない」人なんていません
私はこれからもWESTが『表現(プレゼン)』してくれる愛を受け取って、遠慮なくどんどんワイルドに成長していきたいと思います
今後もジャニーズWESTを通していろんな夢を見ていくのが楽しみです
まずは、『去年よりずっと刺激的』な今年の夏を楽しみたいと思います
皆さんも、素敵な 推しごとライフ を!!!!